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書きたいもの

書きたいもの

本当は水彩画が描きたいのに

私は、油絵絵の具しかない

クレパスが欲しいのに

クレヨンしか持ってない

世の中は、水彩画で溢れてる

私の絵の具は油絵絵の具

描き方もわからない

油絵絵の具で水彩画みたいのが描けるモネは

何人に1人なんだろう?

私の油絵は 岡本太郎にはなれない

いつもペッタリ変わらない

描き方も、道具もない

だけど、描きたい気持ちはある

私が描くとペッタリ変わら

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現実

現実

 大きな嵐がすぎた

 助かった 

安心と同時に何か忘れていることに気がつく

 ねぇ 私何か?忘れているの

 なぁんにも

 ねぇ 何を忘れたのかしら?

 さぁ?

こんなふうに語れたら良いのに現実は

風が吹くだけ

絶え間ない、ノックの音が弱くなる

*解説
先日、私に起きた症状をR.D.レイン風の詩で表現してみました。

彼女の悲しみ

彼女の悲しみ

 彼女は ここに来た時おびえていた

 彼女は 眠ることができなかった

 彼女は 大きな後悔があった

 優しい手が彼女を触れた

 彼女は 優しさに嫉妬した

 彼女は 優しい手を傷つけようとした

 彼女の口から恐怖と虚無が流れ出した

 優しい手は恐怖と虚無の中から悲しみを見つけて捕まえた

 捕まった悲しみは彼女の涙になった

 涙は何日も流れた

 涙は優しい手が来た時しか流れなかった

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忘却

忘却

 また貴女を傷つけた 貴女の顔がゆがむ

 ツギノシュンカン光が走る

 優しい貴女に戻っている 貴女の楽しいおしゃべりが始まる

 ヒカリガキエタ おしゃべりが止まる

 私たちはずっとこのまま きっとこのまま

 

質問

質問

君は ずっと 君のまま

私も ずっと 私のまま

たぶん きっと 

あの子もずっと あの子のまま

それじゃダメかな

それでいい

眠り

眠り

 夢を見た

 たぶん沢山私は助けられたから

 助けると決めた

 夢の中で

 幼いあなたと沢山話しをした

 幼いあなたは とてもいじわる

 お互い大人になったら

 夢から覚めた

 優しいあなたに会いたくなった

ただいま

ただいま

 帰り道、最高の褒め言葉で
 
 はげましてくれた君を

 思い出した。

 大切なものが、

 ひとつ帰ってきた帰り道。

椅子

椅子

 やっと座ったのに、
また、立ち上がった。

 ぴったりの椅子なんてないのに、
居心地が悪くて立ち上がった。

 自分で作る力もお金もないのに、
落ち着かなくて立ち上がる。

 本当はとても疲れているのに、
また椅子を探しに歩きだす。

噂

 風はすこしやんだみたいです

 やんだみたいっていうのは、違うことが大変で風に気がつかなかったから

 風に吹き飛ばされたら

 もっと元気だったかな?

 読んでくれている君

 やっと私深い穴から出られました

 出たら風も気持ち良いですね

 ありがとう

 ちゃんとした大人に私はなれましたか