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25. 電験3種①【資格試験④】

エネ管を取りきった僕は、当初計画通り電験3種の勉強を始めました。

電験3種の正式名称は第三種電気主任技術者試験です。

電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所を除く)を取り扱えることになる資格で、電気設備の保安監督とかの仕事に就くすることができます。

科目はこちらも4つ(理論・電力・機械・法規)あり、科目別合格が可能で、6割程度が目安だったかと思います。

こちらも基本は理論となるため、最も注力し、最初に受かるべきですが、エネ管の反省を活かし(1科目合格を狙って過剰に点数をとってしまった)て、理論を軸として他科目も満遍なく受けることとしました。

理論ですが、直流・交流・三相交流回路、静電気(コンデンサ)、磁気・磁界、電子工学、電気・電気計測という構成です。

基本的に中学・高校の理科・物理の内容とその発展となります。

電気って最も身近でお世話になっているエネルギーのはずなのに、皆さん良くわからなくないですか?僕も比較的苦手な分野で、目に見えないものなのでしょうがない面もありますよね。だからこそ理論を理解している必要があるのだと思います。

※↓勉強風景を載せます。6分10秒あたりからどんな勉強方法かなど様子がわかります。時系列が少々おかしいのはご了承ください。

基本的に電気の話は、電圧・電流を大元としたオームの法則(V=IR)がベースで、ほぼ全ての話がここに帰着させるものだと個人的には考えています。

現実に回路を組もうとすると、必ず直列・並列の回路が発生し、その形も様々です。そこで電流とか電圧ってどう配分されるの?ということを知る必要が出てきます。なぜなら電気に関わる何かを生み出そうとすると、各回路でどのような部品や設備を配置すれば機能を満たすかとか、事故にならないかとか、安く済ますことができるかとか必ず知らなくてはならないからです。

そこでキルヒホッフの法則とかテブナンの定理とかを使って理論計算をしていきます。複雑な回路でも単純化させ、数学的に計算することができるもので、先人たちの偉大さを感じます。

次に交流の話となって、こちらは電気の中でも最もお世話になっているものと思います。なぜなら一般的な100Vコンセントに流れている電気が交流だからです。送電側の都合で採用されている方式で、この辺も学びだすと非常に面白いです。

そして、電気自動車やロケット開発で有名なTESLAの社名にもなっている、二コラ・テスラが発明したものです(確か,,,)。あのイーロン・マスクが物理オタクというのがよくわかる、素敵な社名ですね。

交流は規則性のある波のように電圧が時間と共に変化します。波ということは、、ここで登場するのが三角関数です。皆大好きsinθ,cosθ(,tanθ)、加えてベクトルを使って計算していくのですね。数学が要らないっていう方、こんなに身近な電気の基本となるので、僕は知っておいた方が良いと思います。

最大電圧と位相でその状況を把握する訳ですが、そこにコイルとコンデンサ(磁場・静電気)の概念が入り回路が完成していきます。

これらを組み合わせて三相交流回路も作られ、我々が使うような電動機とかにも応用されていくわけですね。

何か電気の超基本を概念的にざっくり書きなぐっただけですが(笑)、こんな感じの勉強を進めて、1年目は理論・機械に科目合格します。

2年目は1年目に十分取り組めなかった法規・電力の合格を目指し勉強を続けます。


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