海+鉄板=塩　『まんぷく』はテンポよく　デコボコカルテットで

　先週の朝ドラ『まんぷく』は、終戦直後の食べ物がない時を
皆で はんこ屋を開業して乗り切った。
戦争へ行った克子姉ちゃんの旦那さんの忠彦さん、
咲姉ちゃんの旦那さんの真一さんも無事に戻ってきた。
よかったー(^_^) 
（同時に ほっとした。たとえドラマでも誰かが亡くなるのは辛い。）

　そんな中、萬平さんと福ちゃんは、萬平さんを陥れて逃亡していた
加地谷を見つける。加地谷に対して 怒りが収まらない福ちゃん。
萬平さんは、静かに こう言う。
「世の中には 人を恨むことで頑張れる人間というのが
いるのかもしれない。でも僕は そうじゃない。」

　そうなのだ。
怒ることをエネルギーとして 突っ走っていく人もいるけれど、
私も萬平さんと同じ、そうじゃないと思う。
負のエネルギーは ものすごく強いかもしれないけれど、
怒りは怒りしか生まない。
怒ることを止めない限り、心の平穏は訪れない。
　
　けれども何も悪いことをしていない自分を裏切った人物に対して、
あんなに酷いことをした相手に対して、
私は 萬平さんのように寛大にできるだろうか?
萬平さん、若いのに、子供の頃から苦労してきて、
それでも変にひねくれることもなく、真っすぐに育った印象。
人間が出来ている。

　今週は、心機一転、泉大津へ引っ越して、新しく何かを始めようとする。
海があって、たくさんの鉄板があって、塩を作ろうとする。
発明家の萬平さんの復活だ。

　それにしても松坂慶子のお母さん、口を開けば、
子供を作れと言うのだが、この時代の人は まだそうなのだなと
苦笑してしまう。
世の中がどんどん新しくなって、そんな今でも、
未だにそんなことばかり言う姑に嫌気がさして離婚した友人もいるのだが。

　明日は赤穂に塩作りを学びに行く。
新しいことが始まる時は もちろん不安もあるけれどワクワクする。
今週の展開も、とても楽しみだ。
萬平&福ちゃん夫妻、お母さん、居着いてしまった神部君、
デコボココンビならぬ デコボコカルテットだ。
些細な揉め事はあるが、大げんかにはならず、なんとなく丸くおさまって
テンポよく進んで行く。
そしていつもマイペースの萬平さん、いいなぁ。

　読んで下さって、どうもありがとうございます。
『まんぷく』では、度々、ラーメンを食べるシーンが登場します。
いつも美味しそうに 嬉しそうに食べていて、大好きなシーンです。
よい毎日でありますように (^_^)