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アリよりキリギリス

本当にその通り!と、柏餅を食べ食べ 先週放送したラジオの聴き逃し配信を聴いて 頷き過ぎて首がもげかけた5日の端午の節句。
有名なイソップの『アリとキリギリス』の話、4月29日に放送した「ヤマザキマリラジオ」です。

「ブラジルへ行くと、人間 下手したらアリみたいになっちゃうんだよ。
要するにキリギリスが正しいんです。
キリギリスのように芸術とか人生を謳歌する方が どんなにいいか。おまえ達はアリになりたいのか。
そういう風に全然 とらえている倫理やモラルが違うんです。」と、ヤマザキマリさん。

更に続けて
「どっちの味方でもいいんですけど、アリは すごく短絡的に自分達の遺伝子を残す為に 増やす為にってことを優先順位に考えて行動をとっているわけです。
キリギリスは人間的に見れば 音をガーガー鳴らしてバイオリンを弾いてメスを呼んでいるわけです、楽しいことばっかり考えて。
だけど人間て そちも必要なんですよ、実は。」と。

すると養老孟司先生が「アリさんは夏の間 一所懸命働いて 食糧貯めて 過労死しました。
キリギリスは その食糧を食べて無事に冬を越しました。」と、サラッと言います。

いろいろ、本当にいろいろと言いたいことがあり過ぎますが、
例えば年金、とっくの昔に今の制度は崩壊しているのに そして行方不明金もあるのに、そのまま続けています。
受給開始の年齢もどんどん引き上げて….もらう前に あの世へ行っちゃうよ!!

ヤマザキマリさんは、ドイツの前の首相のメルケルさんが、このコロナ禍の中「私達に芸術は必要」と発言したことを取り上げていましたが、
私もその発言「芸術支援は最優先事項」を思い出し、つくづく日本とは全く違うと改めて思いました。
こういう意識は、コロナ禍以前からのこと。
日本は素晴らしい芸術、文化があるのに、結局は政府関係者に その方面に明るい人がいないということでしょうね。
新しく箱ばかり作って、中身は空っぽです。

アリより絶対にキリギリス。
普通に当たり前に それぞれが人生を楽しむ社会になるように。
私達は もう充分に働いています。

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
フランスではキリギリスではなくセミ。季節は違えど どちらも歌唄いの生き物です。
よい毎日でありますように (^_^)

5月9日に こちらの嬉しい知らせが届きました。
読んで下さった皆さま、スキをつけて下さった皆さま、どうもありがとうございます。

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