聞く耳をもつということ
今日も朝から晴れて、気持ちのいい 土曜日の朝です。
今朝も、いつものように、りこちゃんと こざる達は、
一緒に皆で朝ごはんを食べて、朝ドラ『まんぷく』を 見ています。
今週は、また新たな画期的な商品、
いよいよカップヌードルの開発です。
「そうか、当たり前に思ってたけど、
昔は カップヌードルなかったんだね。」
「そうだよ、ラーメンを持ち運ぶなんて、考えたことなかったんだよ。」
発明家に憧れている こざる達も 興味津々です。
研究開発となると、ものすごい集中力で1人で突っ走る萬平さん。
周囲の人たち、特に開発チームの若手社員は ついていかれません。
けれども、そのことに全く気がつかず暴走する萬平さんに
福ちゃんが やわらかく、けれども はっきりと 言います。
「皆、あなたに萎縮して、意見を言えないのではないですか?」
「萬平さん、社長だもんね。」
「そんな偉い人に、意見なんて言えないよね。」
こざる達は、うんうん、うなずいています。
「りこちゃん、上に立つ人は、大変だね。」
「そうね、大変ね。」
「たくさんやることがあって、全部にちゃんと気を配って。」
「責任も たくさんあるね。」
萬平さんは、福ちゃんの助言を ちゃんと聞いて、
翌日、会社で 若手社員たちに、きちんと開発の意図、
何故、新商品が画期的なのかを わかりやすく説明します。
「自分がわかっているからって、
みんなも同じようにわかっていると思っちゃいけないよね。」
「きちんと伝わっているか、もし伝わっていなかったら、
ちゃんと伝わるようにしないとね。」
萬平さんは、こう言います。
「急がなくていい、じっくりと考えてくれ。」
「わからない時は、わからないと言ってくれ。」
「迷ったら、相談してくれ。」
そして、最後に「みんなで一緒に まんぷくヌードルを作ろう。」
と言います。
どうやら、若手社員たちに、伝わったようです。
「わぁ、良かったねー。」
「りこちゃん、ちゃんと伝えるって、大切だね。」
「そうだね、大切だねー。」
「周囲の意見を聞くってことも、大切だよね。」
「うん、萬平さん、ちゃんと福ちゃんの話を聞いたもんね。」
意見を言うことは 大切ですが、
それと同じように、話を聞くこと、
聞く耳を持つということは、とても大切なことです。
特に違う意見をきちんと聞くということが、
重要なのだと思います。
こざるカフェは、今日もゆっくり始まって
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。
読んで下さって、どうもありがとうございます。
今日は、春一番だったようですね。
よい毎日でありますように (^_^)
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