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『フィールド・オブ・ドリームス』を観ました

レイ・リオッタさんの訃報を ネットのニュースで知りました。

やはり『グッドフェローズ』のギャング役が有名ですが、
私にとっては 何といってもシューレス・ジョー、『フィールド・オブ・ドリームス』。
先日もnoteで"最も大好きな映画の一つ"として『ローマの休日』のことを書きましたが、
『フィールド・オブ・ドリームス』も同じように"最も大好きな映画の一つ"で、
こちらもまた今までに何回も何回も観ました。

"最も大好きな映画"というのは、何回も何回も観る映画なのです。

そんなわけで また 観たくなって、昨日、観ました。

『フィールド・オブ・ドリームス』、もうかなり昔の映画になってしまいましたが、
1989年公開、主役はケビン・コスナー。
超有名な作品なので、皆さん ご存知だと思うのですが、
でも若い人は「聞いたことはあるけれど…」と、知らないかもしれませんね。
もし観たことがなくて、これから観ようと思っている方には、出来るだけ詳しい内容は書かないつもりですが、
多少ネタバレになってしまうかもしれません。
(ごめんなさい。)

この映画の中で、レイ・リオッタさんが演じたのはシューレス・ジョー・ジャクソンという
アメリカ大リーグの名選手で、ブラックソックス事件(1913年)という八百長に関与したとして、永久追放されました。

映画の舞台は現代なので、シューレス・ジョーはとっくに亡くなっていて、
レイさんは、いわば幽霊としてのシューレス・ジョーを演じたのですが、
その佇まいが 、この世の者ではない、ちょっと浮世離れしている感じがしていて、
あの眼差しが 生身の人間を超えて 現実には生きていないんだけど、という雰囲気を上手く出していたと思います。

シューレス・ジョーは、野球を続けたかったのに 永久追放された為に、最後まで続けることが出来なかったのです。
その悲しさを含んだ眼差し。
そんなにベラベラ喋らない、むしろ無口で 限りなく無表情で とても印象的な眼差し。
きっと彼でなければ、この映画は全く別の物になってしまっていたと思います。

ケビン・コスナー演じる農夫は「それを作れば彼が来る」という声を聞き、
とうもろこし畑から シューレス・ジョーが現われて、
広大な とうもろこし畑を潰して野球場を作って…..

そして最後に「彼」が来るのですが、とても感動するいいシーンです。
そこからラストまでのシーンもとてもよくて、余韻がいつまでも残ります。
静かで、台詞はほとんどなくて、たくさんの思いが画面上に溢れていて。

もし この映画をご覧になったことがない方には、是非!
お薦めします。

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
レイ・リオッタさんの ご冥福をお祈り致します。
よい毎日でありますように (^_^)


ありがとうございます!

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