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アラスカ上空を飛ぶ

ロシアがウクライナに攻め込んで戦争が始まって少しした頃、
ロシア上空を航空機が飛べなくなり、欧州便は航路を変更することになりました。
その時にアラスカ上空を飛ぶ航路が話題となって、「伝説のアンカレッジ経由」がトレンドになっていました。

先日、Twitterで そのアラスカ上空を飛んだ方が、通常なら飛ばないところを飛んだおかげでアラスカを見ることが出来てとても良かったと呟いているのを見て とても懐かしく思いました。
私が初めてヨーロッパへ行った頃は、まだ直行便というものがなくて、その「伝説のアンカレッジ経由」便に乗って行きました。

その頃は、まだスマホどころか携帯電話もなく、PCもなく、事前の情報も限られたものだけ、何もかもが行き当たりばったり、目に入るもの全てが初めてのこと。
その分、感動の大きさは きっと今の「既視感」が当たり前の時代の何倍も何十倍、何百倍も多かったと思います。
全てに感動して、感激していました。

飛行機の窓から見えるアラスカ大陸、延々と続く大地は、季節によって全く景色が異なります。
地面が見える時期と真っ白な冬の時期、とにかく大きい、広大です。

その当時は、一旦、飛行機を降りて、小一時間 空港内をウロウロ。
お土産に白くまやアザラシのぬいぐるみを買ったり、うどん屋さんで うどんを食べたり、
今だったら、パシャパシャ、スマホで写真撮って即Tweetしたりとなりますが、デジカメもなかったし、普通のカメラ(むしろ今は、普通のカメラが無いのでは? そもそも"普通のカメラ"とは何!? )で ちょろっと撮影して、そうそうフィルムカメラでしたっけ。フィルムは空港のX線の検査をしないようにと、確か黒い厚手のビニール袋があったような。
若い人が これを読んだら、一体、何の話をしているのだろう?となるかもしれませんね。

そんなことをTwitterを見ながら、今とは大違いだなぁと思い出していました。
今はササッと検索すれば、日本国内はもちろん世界各地の美しい写真も すぐにたくさん出て来るので、この休みはネットで ちょっとした旅行気分です。
このnoteでも、あちこち行きました。
風景だけでなく、美術館や博物館も かなり「入館」することができますよね。
それが 手のひらにのる小さなスマホで全て可能なのですから!

それなのに また戦争を始めて終わらせない愚かな人間たち。
アラスカ経由便は 懐かしくて嬉しいニュースだけれど、復活の期間は短くていい。
これ以上、大切な命が失われないようにと思います。


こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
ネットやPC、スマホもそうですが、そもそも 飛行機という あんな巨大な物体が空を飛ぶこと自体に、私は今でも驚きます。
よい毎日でありますように (^_^)

5月9日に こちらの嬉しい知らせが届きました。
読んで下さった皆さま、スキをつけて下さった皆さま、どうもありがとうございます。

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