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主婦と事務職って似てるなぁっていう話

今、わたしは事務職として働いています。

最近、本当に報われないなぁって思っていて。


昔は営業職だったんですけど、支店立ち上げの際に、営業と事務どっちもやることになって。
すべてを把握してたから重宝され、支店立ち上げを終えて本社に戻ると同時に事務職専業になりました。

また、うちの会社はかなり特殊で、社長の一声で責任者が頻繁に変わるんです。(もう何回目かはっきり分からん)
創部当初から在籍していて、営業も事務もどちらも経験があるため、新しく着任した責任者が、すべての業務をわたしに確認してくるんです。
中には「なおさんが〇〇だと言ったからやった」と責任を丸投げしてきた責任者もいました。

業務運用上の法律や、使用媒体のルール等、ひとつでも間違えれば業務停止・媒体の利用停止に陥り、事業部崩壊となる中、ひとりで最後の砦を守っているような状態。
「○○を提出してください」「○○は違反です、辞めてください」と繰り返すわたしは、社員にとっては口うるさくてうっとおしい存在だと思います。
本来なら、わたしから責任者に注意喚起し、責任者から社員に一斉通達が筋な部分も、わたしが担っています。
社員からしたら「クソ生意気な女が」って思っていることでしょう。
(実際そういう陰口、何回も聞こえてきてる)
(聞こえるように言ってきたら、ケンカは買ってます♡)


最後の砦としてどんなに頑張っても、売り上げに反映されるわけではないから、営業マンのようにインセンティブは付与されない。最低限の給与のみ。

そういうところが専業主婦や育児と似ているんじゃないか、と思うんです。

最後の砦って、責任者がそれ相応の報酬を受け取って担うには、やりがいのある仕事だと認識されると思います。
でも、それを低報酬・無報酬で、となるとただの負担。

低報酬・無報酬なだけでなく、「うるさいなぁ」って思われる。
こんなん「やるせない」「しんどい」となるに決まってるやん。


どんな仕事だって大変やし、必要なのは分かってるつもり。
前職では企画もやったし、設営も調整も広報も講師も営業も事務もやってきた。
(まぁどれも給料やっっっすかったけどね。)
(それ考えたら、総務って大変やな。)
(それから、わたしはまだ育児は経験していません。)


辞めればいい、営業になればいい、というのは簡単。
家事も育児も、地味な事務作業も、なければ回らない
だからどんな待遇でも、踏ん張ってる。
そこにもう少しスポットライトを当ててくれませんかね?

「お疲れ様」
「負担かけてごめんね」
「ありがとうね」
「これ、寸志やけど」

寸志が一番うれしいかな。
寸志どころかがっつりボーナス欲しいけどな。

結局のところ、相応の報酬(お金でも成果でもモノでもコトバでもなんでも)があればがんばれるってことですよ。

もちろんお互い様でもあるから、こちらから率先して、営業さん(直接的にお金を生み出してくれる人)への敬意もねぎらいの言葉も、これからも心掛けていこうと思っています。

けど…

…お互い様やからな?

どっちがしんどい!
オレの方がしんどい!
わたしの方が苦労してる!
とか、そういう話じゃないから

みんなそれぞれの役割があって、それぞれがんばってるから。
それぞれ尊重して、【相応の報酬】を見直そ?っていう話ね。


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