期待ができなくなったら、転職の検討タイミング
転職した方がいいのか、しない方がいいのか。こんな悩みを友人から打ち明けられて少し驚いたことがあります。
それは個人の自由だし「転職したければすればいいし、したくなければしなければいい」というなんとも身も蓋もない回答をしたくなりました。
グッと堪えて詳しく聞くと、「どういうタイミングで転職を検討したら良いのかよくわからない」ということでした。
まず切羽詰まった状況でなく、今すぐ現職から逃げ出したい訳ではなさそうなので、それは幸せなことだなと思いながら、こんな内容の話をしました。
転職は、期待ができなくなったら一度検討してみるとよいです。
例えば、わかりやすいのはこれら3つです。
・年収が上がらなそう
・役職が上がらなそう
・積みたい経験が積めなさそう
このまま進んでいった未来が、自分にとって良さそうなものになるという期待が持てるのか、と自問してみることです。
それで、期待ができそうであれば今の会社で頑張り続ければ良いし、期待ができなさそうであれば転職を検討してみると良いでしょう。
一つ留意点としては、期待ができないからといって「転職を絶対におすすめしたいというわけではない」ということです。
たとえ役職が上がらなそうであっても、今の年収と労働負担であれば釣り合いが取れている、という考えもありますし。期待ができなくても、妥協できるラインだなと思えるなら、それはそれで良いのです。
とはいえ、このまま進んでいった未来が、あまり良いものにならなそうだと思うのであれば、一度転職活動をしてみることは有意義なことだと思います。
自社以外の環境を知ることで、自社のことを客観的に見ることができますし、自分が会社に求めたいことも言語化できてきます。
転職活動をしたものの、結果的に転職しなかったとしても、きっと転職活動を経験した後では、現職への打ち込み姿勢が変わっているはずです。
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