見出し画像

会社を辞めた君へ

「エリートになりたい」
頑張ってきたスポーツで限界を知り、現実に打ちのめされた18才の夏、猛烈にそう思った。

それから僕は学歴をつけるために有名大学を目指して受験勉強を開始した。

決して勉強ができる方ではなかったが、死に物狂いで勉強した結果、なんとか有名大学へと進学する事ができた。

大学時代も、勉強に打ち込み行政書士と宅地建物取引士の資格を取得した。

そのおかげで地方では名の知れた企業に就職した。

しかし、結果的に言うと、僕はその会社を3ヶ月で辞めてしまった。

原因は、集団行動が死ぬほど向いていなかったからだ。

毎朝必ず行う意味がない朝礼(なぜ1番頭が働く朝一の時間をわざわざ潰すのか、今でも意味がわからない)や無意味な慣習にうんざりしていた。

また、僕は組織のために自分のプライベートが侵されるのは、何がなんでも嫌なタイプの人間だ。

昼夜問わずかかってくる電話、当たり前に行われる残業、それに対応してる上司の姿をみて「僕は今研修期間で、商品内容や営業を勉強をしてる。電話対応や残業も免除されてる。だけど、半年後に、これらをやらなくてはいけなくなる。そしてこれから、自分のやりたくない姿に向かって頑張らなければいけないの…?」
  

そう考えると会社へ行く足取りが日に日に重くなっていった。そして、ある日とうとう、出社途中に倒れた。

さて。エリートに猛烈な憧れを抱いていた僕だが、今「有名企業に入りたいか?」と問われたら素直にyesと言えないだろう。

なぜなら、組織で働くという事を知り、自分には不向きだと思ったからだ。

やはりどんなホワイト企業だって組織の一員(トップ以外)となると足並み揃えて不必要な
業務や慣習をやらなければならない。
そして、少なからずも「なんで俺が無駄な事しなければならないんだ、この業務必要か?」と思ってしまう。僕は一旦この気持ちが生まれると、自分を殺してそれをするのがとてもストレスに感じる。

これがフリーランスや社長、代表になると
この気持ちが発生する事はなくなる。
(そのかわり、何をやるにも全部自己責任だ。そのストレスも生半可なものではないだろう)

僕は元々人に言われて動くタイプの人間ではない。小学生〜高校生までは母親に「勉強しなさい」と言われるのがものすごく嫌で、テスト前に部活の自主練に打ち込んだり遊んだりして敢えて逆の行動を取っていた。

「フリーランスで生計を立てる」
これが今の1番の目標だ。 
そのためにはある程度、組織に属して社会勉強する期間も必要かなと感じている。(前の会社は仕事を覚える、スキルを学ぶ以前の問題でやめてしまっているので。)

そして、自分で会社を立ち上げて、エリートと呼ばれる人間になっていたいと思う。
否、そうである事ができるよう、今進むのだ。




最後まで、お読みいただきありがとうございました!
感想など【Twitter】 @Handoutei745 にメッセージいただけると嬉しいです(必ずお返事します!)
よろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?