しだれ桜@耕太郎農園

こんにちは、限界集落で農業を営んでいる70歳を過ぎたじじ~です。Web3の中で何ができ…

しだれ桜@耕太郎農園

こんにちは、限界集落で農業を営んでいる70歳を過ぎたじじ~です。Web3の中で何ができるか?その答えは環境保護と経済活動の調和でした。特にReFi(Regenerative Finance)に関心を持っています。 このnoteでは、地球に優しい未来を考えてみたいです。

最近の記事

宙炭を使った丸えんぴつナスの紙芝居③

宙炭ナスの奇跡 7月5日 色、つや、形が最高のナスがなり始めました。 ナスの実がたくさんなり始め、宙炭のおかげで大きくて艶やかで、形も見事でした。村の人々はその美しさと味に驚きました。 7月6日 ナスの勢いがすごいです。 ナスの葉は濃い緑色で力強く、土壌の変化が見て取れました。コウタロウは、野菜たちの成長ぶりに驚きと喜びを感じました。 7月9日 甘〜い!これナス 収穫したナスを電子レンジで加熱し、わさびと醤油で食べたところ、その甘さと美味しさに感動しました。

    • 宙炭を使った丸えんぴつナスの紙芝居②

      宙炭は予想以上の成果 「この宙炭を使って、村で最高のナスを育てよう!」コウタロウはそう決意し、ナス畑に宙炭をまきました。それは2024年の4月11日のことでした。 4月11日 ナス畑に宙炭を散布しました。 コウタロウは期待と不安を胸に、宙炭を畑に広げました。初めての試みで、村の人々も興味津々でした。 5月10日 散布して1ヶ月後に畝を作りました。 1ヶ月が経ち、コウタロウは畑に畝を作りました。宙炭の効果を感じ始めていました。土の色や匂いが変わり、保水性も良くなってい

      • 宙炭を使った丸えんぴつナスの紙芝居①

        宙炭で「夢」を見る。 むかしむかし、山あいの小さな村に、宙炭と呼ばれる特別な土壌で作物を育てる農家がありました。この農家を営んでいたのは、心優しい老人、コウタロウさんでした。コウタロウさんは自然を大切にし、環境に優しい農法を心がけていました。 ある日、コウタロウさんはMetagri研究所のコミュニティメンバーから、不思議な黒い土を紹介されました。その土は宙炭と呼ばれ、古代からの炭の粒子が豊富に含まれていると言われていました。この宙炭は、土壌の養分を増やし、植物を強く育てる

        •     自然と共生への転換

          私は今74歳です。今までの私は、地球の未来よりも収穫を求めて、化学肥料を使っていました。環境について考えることはありませんでした。 でも最近、私の周りの世界が変わり始めました。気候は変わりやすくなり、異常な天気が頻繁に起こるようになりました。生態系はバランスを失い、多くの生物が姿を消しました。これらの変化は私の心に大きな影響を与えました。 そこで私は反省し、自然に優しい方法で農業をすることにしました。私の小さな耕太郎農園は、化学肥料や農薬を減らし、自然の力を使って作物を育

        宙炭を使った丸えんぴつナスの紙芝居③

        マガジン

        • テクノロジーで変える限界集落の未来
          2本

        記事

          雪室について学ぼう!特別イベントのお知らせ

          今回は、多くの方々がまだあまり知らないかもしれない「雪室(ゆきむろ)」についての特別イベントを企画いたしました。雪室とは、雪を利用して食品などを保存するための伝統的な冷蔵庫の一種です。自然の恵みを活用したこの古来からの知恵は、現代においても新たな可能性を秘めています。 このイベントでは、雪室に関する基礎知識から、現代における活用法まで、幅広いテーマを扱います。さらに特別ゲストとして、雪室研究の第一人者である伊藤博士にもご参加いただきます。伊藤博士の豊富な知識と経験を基に、雪室

          雪室について学ぼう!特別イベントのお知らせ

          雪室のひみつ: 自然資本との関係を考えてみた

          雪室って知ってる?雪室は、雪をためておく特別な部屋のことだよ。昔の人は、夏でも食べ物を冷たく保つために、この雪室を使っていたんだ。今でいう冷蔵庫みたいなものだね。でも、雪室は電気を使わないで、自然の雪の力だけで冷たさを保っているんだよ。 雪室がどうやって自然と仲良くしているかというと、まず、電気を使わないから地球を温めるガスを出さないんだ。これが、地球にやさしいポイントだね。そして、雪室は、私たちが自然からもらった雪を上手に使って、食べ物を保存してくれる。これって、自然の恵

          雪室のひみつ: 自然資本との関係を考えてみた

           「雪室」は空からの贈り物です     

          なんで雪室を使わないんだろう   いいことが知らないんだろう 野菜は甘くなし、日持ちがするし、野菜の保管には最高 一般的には、雪の中で冷やされると糖度が増しておいしくなると言われています。  雪室に入れられた野菜は、凍らないために細胞液を濃くして自衛しています。野菜も生きるための活動の結果です。  また、野菜の保存に適しています。ジャガイモは芽が出なく甘が出る。大根もサクサク感がでて甘くなる。人参も嫌な匂いがとれ甘くなる。 いづれも販売時期をずらして品物がない時期に出荷で

           「雪室」は空からの贈り物です     

          雪と自然資本について考えてみました

          雪は悪い  雪を利用しない人間が悪い 確かに ここは雪が降らなければ生活ができない  雪解け水を利用して稲作している  雪が降るからスキー場もある  雪室活用もできる 雪は空からの贈り物です  雪国での生活には、除雪機の購入や維持費といった経済的な負担と、除雪作業に伴う肉体労働が必要です。 それを上回る多くのメリットがあるかCAT-GPTに聞いてみました。  まず、雪国の自然は四季を通じて壮大な美しさを提供してくれます。冬の雪景色は、他では味わえない静寂と神秘性を演出し、ス

          雪と自然資本について考えてみました

          雪室で熟成された米粉を使って、繊細で丁寧な工程を経て、特別な製法と素材から生まれた絶品の「おやき」

          雪室で熟成させた米粉を使用した安塚物産館の「おやき」の魅力を紹介します。この雪室で熟成させた米粉から生まれる生地は、その食感、歯ごたえ、そして甘みにおいて、通常のものとは一線を画します。 雪室とは、自然の恵みを活かした伝統的な保存法で、食材を低温でじっくりと熟成させます。この環境で熟成させた米粉は、微生物の力を借りて、徐々にその性質が変化していきます。この変化が、おやきの生地を特別なものに昇華させるのです。 まず、食感について語らずにはいられません。雪室で熟成された米粉か

          雪室で熟成された米粉を使って、繊細で丁寧な工程を経て、特別な製法と素材から生まれた絶品の「おやき」

          自然資本と「雪」を考える---日本のワインぶどうの父「川上善兵衛」--

          明治20年の事です。上越市高田で、川上善兵衛という人がいて何とか国産ワインで農村に新しい産業をおこせないかとかんがえていました。  最初は、暖かいところに「ワインのたる」をおいたためすっぱくて飲めませんでした。発酵がすすみすぎたためです。いろいろと失敗を続けるうちに、ぶどうをすずしいところにおいておくと、おいしいワインができるとわかりました。 ワインを入れる石蔵を雪で冷やす「雪むろ」を考え出しました。そして国産の良質のワインができるようになりました. 昔の頚城平野(上越市

          自然資本と「雪」を考える---日本のワインぶどうの父「川上善兵衛」--

          温かな灯りの約束: 上越安塚の光の奇跡

          上越市安塚区での灯の回廊は、訪れる人々にとって冬の風物詩となっています。この祭りは、地域の人々が一丸となって創り上げる暖かな光のアートイベントであり、毎年多くの訪問者を魅了しています。  今年は雪が例年に比べて少なかったことです。これは、イベントを取り巻く環境や雰囲気に新たな変化をもたらしました。  灯の回廊は、寒い冬の中でも人々の心を温かくする特別な時間を提供します。数千ものろうそくが一斉に灯される様子は、まるで夜空に輝く星のように美しく、その幻想的な景色は訪れる人々を魅

          温かな灯りの約束: 上越安塚の光の奇跡

          農薬も空気汚染も昆虫による受粉を減少

          農薬を使うか、無農薬でいこうか。 農薬を使えば収穫量は確保できるが、地球や人の健康への影響が気になる。一方で、無農薬栽培は環境に優しく、より美味しい野菜が育つが、天候や害虫に左右されやすく、収穫量の不安定さが心配。農薬の使用は短期的な安定をもたらすかもしれないが、長期的な環境への負担を考えると躊躇われる。どちらの道を選ぶか、やっぱり無農薬でいこうか。 勉強してみました。 農薬の弊害 農薬の使用は、農作物を害虫から守るために広く行われていますが、これが意図しない副作用を引き起

          農薬も空気汚染も昆虫による受粉を減少

          子供アグリワーケーションは楽しい!!

          耕太郎農園は、自然を大切にしながら野菜を育てる、おじいちゃんとおばあちゃんの農園です。この農園は、野菜や果物がどのように育つか、自然とどうやって仲良くできるかを学べる特別な場所なんだよ。おじいちゃんとおばあちゃんは、みんなに農業の大切さを伝えたくて、都会に住む家族に、自然と触れ合う体験をしてもらいたいと思っているんだ。 ある日、都会から一家族が訪れました。お父さんとお母さんは、子供たちに普段はできない自然の中での遊びや学びの体験をさせたくて、耕太郎農園に来たんだ。子供たちは

          子供アグリワーケーションは楽しい!!

          2拠点生活(単身赴任)の経験から新た な挑戦

          かつて、静寂に包まれた新潟の雪国と東京の喧騒の間を行き来していた48歳の耕太郎は、単身赴任という生活を送っていました。彼の週末は、東京から新潟への帰省から始まります。毎週金曜日の夜、18時40分の上越新幹線に乗ることから始まった。その瞬間から、缶コーヒーを飲みながら、耕太郎は仕事の疲れを癒やし、家族の元へと帰る準備を整えます。 東京での仕事は決して楽なものではなく、厳しい日々の中にも楽しい瞬間はあったものの、大きな挑戦の連続でした。新幹線の中で専門誌を読むことが日課となり、

          2拠点生活(単身赴任)の経験から新た な挑戦

          未来のNFTプラットフォームを想像してみました。

          今のECサイトと10年後のNFTプラットフォームを考えてみました。。 今の感想と想像 ●手数料が安い: NFTプラットフォームは、従来のECサイトに比べて手数料が低く設定されている場合が多いため、販売者にとって有利な条件で取引が可能です。 ●配送連携APIでの簡単発送: 配送連携APIを利用することで、QRコードをかざすだけで簡単に発送手続きが完了する便利さがあります。これにより、物流の手間を大幅に削減できます。 ●Discordなどを利用したコミュニティ形成: Discor

          未来のNFTプラットフォームを想像してみました。

          「Matagri研究所:Web3技術で変革する農業とコミュニティ」に入会して

          Matagri研究所は、「農業」と「ブロックチェーン」を融合したキーワードにより、「持続可能な農業」を実現することを目指すDAO(自律分散型組織)の形成を目標としたコミュニティです。メンバーは新しい社会実験に対する恐れを持たず、積極的に挑戦しています。 私が会員になってから1年が経ちました。加入当初はNFT、Discord、メタバース、AI、GXなど、聞き慣れない用語が飛び交う環境に身を置きながら活動してきました。Matagri研究所に参加して以来、これらの新しい概念に触れ

          「Matagri研究所:Web3技術で変革する農業とコミュニティ」に入会して