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プレゼン上手の一生使える資料作成入門レビュー。初心者や新入社員の方にオススメです。【ビジネス書感想・要約ブログ】

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今回の記事も自身のアウトプットという目的でのnoteです。

新入時からこれまででざっと130冊読んできた中から、参考になったなという書籍に関するメモをぱらぱら見返しながら紹介記事を書いてまいります。(月1冊ペースなので大したことありませんが、、)

本日は新入社員の際に読んだ「プレゼン」に関する書籍のレビューです。社会人でプレゼンをしない人はいないと思いますので、必須なスキルですね。

しかし、ちょうどAmazonKindleの無料期間で読み直せました、かなり基本の内容ですが、すべてを実行できているかどうかは自分でも不安なので読んでみる価値はあると思います。

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プレゼン上手の一生使える資料作成入門 個人的評価:☆☆☆☆★


「手戻りを少なくしたい」「図解を見やすくしたい」「ストーリーをもっとわかりやすくしたい」…。そんな人のために、「これさえ覚えておけばOK!」な資料作成の「最低限」の知識をビジュアルで解説! 本書では、IT企業で、各種資料のデザインや投資家向け決算資料、顧客向け提案資料、社内向け業務資料などの資料作成のアドバイスや、そのポイントをマニュアルにまとめる仕事を行っている著者が、実務で役立つ最低限のポイントに絞って解説。

(1)結論:資料の10箇条(ここが全てかもしれません)

①「だからどうしたい」を明確にする
 ただのカタログではなく、相手に意思決定をさせるためにプレゼンを通して何を主張するか?

②相手のメリットを明示する
 製品紹介ではなく、相手のビジネスがどのように変わるのか。よくあるのは「なんかすごいのはわかるけど。。」という感想ですね。この場合、9割方相手は理解できていないとみてよいです。

③結論に至るストーリーを持たせる。
 経営層向けなのか、現場担当者なのか、プレゼン相手によってどんなストーリーで持っていくべきかが異なる。
例)経営層:事業拡大、売り上げ成長
  現場担当:作業効率のアップ

④目次スライドを活用する。
 資料の全貌を伝えるパート。展開や要点をどこに置くかを聞き手が把握できることが重要である。

⑤メッセージを補強する要素がある。
 主張の根拠にあたる部分。導入企業件数の推移、サポート体制の充実さ、等

⑥各スライドの意図を明確にする。

⑦レイアウトにゆとりを持たせる

⑧キーワードは繰り返す

⑨まとめスライドで印象に残す。
 最悪、ここだけでも見れば主張が全て伝わる内容である。

⑩最後まで主張がブレない。

(2)その他

・グラフ(円、棒、時系列、等)の見せ方

・対応するExcel、PowerPointでの作成方法
※個人的にはここの説明にけっこうページを割いている時点でかなり初歩的な内容と思います。

(3)まとめ

この本の内容(1)結論が全てなので、特にまとめはありません。学生さんが初めに読む本としては良いかもしれませんね。

簡単に要点をつかめるのは助かると思います。

ちなみに、「言葉と色のイメージを一致させる」という項目がありますが、これは心理学的には重要です。

【認知的不協和】 行動経済学や心理学を参照しましょう。

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人には単なる文字にもイメージを持っています。それに対して一致しないものは不況和として聞き手に違和感を与えてしまいますので注意しましょう。

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以上


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