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「私自身の夢(クルーズ旅行と大学入学)を叶えること」を通して伝えたい想い #もしも叶うなら

私は20歳のころ、メニエール病とパニック障害でろくに乗り物に乗れませんでした。でも今は、電車やバスだけでなく、フェリーや高速艇、揺れるボートやディンギーヨットに乗っても平気。万が一、酔った場合でも「これもまた一興」で済ませることができるようになりました。

そんな私が叶えたいことは、次の3つです。

・クルーズ船に乗って1週間以上の旅をしてみたい
・大学で心理学と法律をしっかりと学びたい
・私自身の夢を叶えることで、同じ病気の人の参考になる道筋を作りたい

メニエール病の人のためのWebサイト運営を続けて

私は、大学院在学中にメニエール病改善のための「内リンパ嚢開放術」を受けました。執刀医の先生と話すうちに、私が運営している趣味のWebサイトで、同じ手術を受ける人に向けて、情報発信を始めることになりました。

手探りで運営を続けるうちに、見ず知らずの方から、病院での生活や退院後の暮らし、お金の悩み、ご家族との関係など様々なご相談を受けるようになり、とても勉強させていただきました。

私はメニエール病以外にも、パニック障害、子宮内膜症、ハント症候群、乳腺のトラブルなどがありました。そのこともWebサイトやブログで記してきました。なかでも多くの人に喜ばれるのは
「症状がこう改善して、こんなことができるようになった」
「体調の波に合わせて働く方法を見つけた」
「ベッドでごろごろしながらも勉強して、資格を取った」
「新しい趣味に励んでいる、スポーツに挑戦することになった」
のような情報でした。

目標のためにめちゃくちゃ気合を入れて頑張るのではなく、肩ひじ張らずに、「ちょっと散歩にでも行こうかな」「ダメだったら帰ってくるか」というイメージの、気軽な感じで新しいことを始める。そして、楽しみながら続けていくことが、他の患者さんを励ますことにもなると、気づきました。

まだ乗ったことがないクルーズ船にあこがれて

さて、家族が運転する自家用車でも簡単に酔ってしまい、ろくに乗り続けることができなかった私ですが、心身の治療の成果もあって、乗り物酔いをすることがほぼなくなりました。

そして「自宅でできるから」という理由でライターの仕事を続けてきたはずが、遠方での取材の仕事、遠方での講演・セミナーの仕事、遠方の企業様からコンサルティングの依頼などを受けるようにもなり、あちこちへ出かける生活になりました。

乗り物で移動するのはもはや苦痛ではなく、楽しみでワクワクすることになりました。新幹線や飛行機で移動すれば短時間で済む距離を、高速バスであえてゆっくり移動したり、フェリーの豪華な客室を選んで泊まったり、さまざまな移動方法を楽しんできました。

そんな私が、まだ乗ったことがないのがクルーズ船です。クルーズ船の楽しみは、移動だけではなく船内にもたくさんあると聞いています。数年おきにクルーズ船での旅を楽しんでいる人のお話を聞くたびに、憧れが強まります。

色々な事情で船に乗るのが怖いと思っている人や、今は闘病や介護で外にでられないという思いがある人に向けて、クルーズ船がどんなところだったか、どんな楽しみがあったかを伝えたい。私の記事を見て「クルーズ船に乗ってみたいから、今をがんばって乗り越える!」という気持ちになる人が、一人でもいたら嬉しいです。

社会人も大学で学べる時代に

同病の患者さんの相談に乗る活動と、ライターとしての仕事を続ける上で「もっと知識が欲しい」と思うようになりました。

特に必要だと思う知識は心理学や法律に関することです。そして、この2つの分野は、本を数冊読んだり、セミナー等を何回か受けたりした程度では役に立たず、しっかりと体系的に学ぶ必要があるでしょう。

私は今、「海事代理士」という資格を取るための勉強をしています。ヨットやボートが好きで、海や川が好きな私にとって、親しみやすい分野の法律から勉強しようと思ったのです。

「資格を取る」ための勉強はとても楽しいのですが、「学びたい部分だけ学ぶ」という方法では、理解が深まらず限界があるとも感じています。だからこそ、大学などの授業をきちんと受けて、体形的に学びたいのです。

私は過去に、放送大学の科目履修生・選科履修生として学んでいたこともあります。時間とお金、やる気が必要ではありますが、もう一度、大学で学び、学んだ内容を人のために役立てたいです。

おわりに

耳のホームページを運営を続けるなかで、耳鼻科の先生から「他の患者さんにとって希望となるような存在になってください」との言葉をいただきました。ただ、「希望となるような存在」かどうかは私が決めるのではなく、私の姿を見た他の患者さんが決めるものです。

そして、他の人のために尽くす気持ちは大事ですが、必要以上に自分の身を削るような尽くし方を続けると「私はこれだけ頑張っているんだ」という独りよがりに陥るかもしれません。

そんなことがないように、まずは「自分のやりたいこと叶える」。その姿を見た誰かの中に、希望が生まれたならば、それは喜ばしいことでしょう。でもそれは、私の力ではなく、患者さん自身がご本人の持つ力に気づいたというだけのことです。

肩ひじを張らず、自分の夢を叶えるために、歩んでいきたいです。

・クルーズ船に乗って1週間以上の旅をしてみたい
・大学で心理学と法律をしっかりと学びたい
・私が自分の夢を叶えることで、同じ病気の人の参考になる道筋を作りたい

#もしも叶うなら

いただいたサポートは、ライター志望、フリーランス志望、地方在住で起業を考える皆さんに向けたセミナー運営費用などに使わせていただきます。