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住職の週報(一乗谷山 光教寺 )

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一乗谷山 光教寺の住職が門徒の皆さまにお送りしている週報をまとめました。 週報という表題がついていますが、おおむね月1で更新されます。ご理解いただければと思います(笑
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記事一覧

住職の週報1 - 2021/2/20

1月の大雪に続き、2月中旬の雪も収まり、週末は春模様とのこと。一乗谷最奥の浄教寺地区の降雪…

住職の週報2 - 2021/2/27

2004年7月18日未明の福井豪雨では、一乗谷一帯の多くの家屋や田畑が大きな被害を受けました。…

住職の週報3 - 2021/3/6

暦の上からもようやく春となりました。 3月5日は24節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」で、冬ごもり…

住職の週報4 - 2021/3/15

今年は3月20日が二十四節気の一つ「春分」の日ですが、二十四節気をさらに三分割した<七十二…

住職の週報5 - 2021/3/21

神仏(しんぶつ)、あるいは神(かみ)や仏(ほとけ)と言いますが、神様と仏様の違いは一体何…

住職の週報6 - 2021/4/3

 日本の原郷である山陰地方の「名城」を巡るため、3月末に愛車Nボックスターボを駆って2泊3日…

住職の週報7 -2021/4/10

 光教寺から朝倉遺跡まで、往復1時間ほどの散歩には時々出かけています。  6日には、鯖江市東大味町の「明智神社」を初めて目指しました。明智屋敷跡(土居ノ内)にあると伝わる3軒の農家が、光秀の恩義に報いんと400年以上も秘かに光秀座像(木製13センチ高)を守ってきたものです。  当時、信長の命令で柴田勝家が越前の一向宗徒をなで斬りにした際、光秀が勝家に頼んで、世話になった東大味地区を助けるために出させた安堵状2通が、近くにある天台宗の古刹「西連寺」の寺宝として伝わっています

住職の週報8 -2021/4/28

“嘘も方便”は、よく知られていますが、「方便」は元来仏教用語です。お釈迦様が衆生(生きと…

住職の週報9 - 2021/5/18

いつの間にか5月も半ばを過ぎましたが、今年は北陸地方の梅雨入りも早そうです。 さて、先進…

住職の週報10 - 2021/6/10

残念ながら、6月20日予定の永代経法要一般は昨年に続いて中止と致します。尚、11月3日の報恩講…

住職の週報11 - 2021/6/20

月3回「本願寺新報」が本願寺出版社内の本願寺新報社から送られてきます。最新版の6月20日号に…

住職の週報12 - 2021/7/18

毎年毎年、未曾有の豪雨が日本各地を襲っています。シトシトと長雨が続くかっての梅雨も一変し…

住職の週報13 - 2021/8/1

まだ7月半ばなのに、もうアキアカネが、稲穂が出始めた田圃の上に群れていました。かまびすし…

住職の週報14 - 2021/8/11

1945年8月6日と9日の原爆投下によって焦土と化した広島と長崎で、今年も原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開催されました。9日11時2分の黙祷で開始された長崎での式典では、被爆者代表として歴代最高齢の岡 信子さん(92歳、当時16歳)が毅然と体験談を語られました。 国連事務総長(代読、国連事務次長 中満 泉軍縮担当上級代表)からの祝辞もあり、長崎の市長さんも知事さんも、世界に向けて大変立派なスピーチをされて感慨深いものがありました。しかし残念ながら、日本国首相には幻滅するしかあ