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作品

そろそろ私のiphoneが限界である。

画像処理は遅いし、落ちる。

おまけにレンズに傷がついているらしく、何を撮っても後光がさす。

しかしもうぼちぼち、稼がなければならない。

iphoneを替えるのはもう少し先である。

ボロボロのものを使うのは嫌いではない。

今は稼ぐ算段をいろいろしているのである。

稼ぐ算段をしながら、何か作るというのは、慣れない。

慣れないだけでなく、頭が切り替わらない。

切り替える必要はないはずだ、そこまで一本気ではない。

何事も分けるといけない。

分けることで対立してしまう。

一つのこととして見なければならない。

稼ぐというのも、作るということに変わりはないはずである。


そんなことを思いながら、こんなのを作った。

ただ、ヘッドマネキンが薄汚れてきたので、塗ってみた。


こういうのに塗るのは楽である。

絵を描くと、それも油絵を使うと、作品を作ろうと気負っているようである。

作品を作ろうと思って作るものでない。

作品は生まれるのだ。

娘の絵がまだよく示してくれている。

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