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【経営】今期はイカの足作戦

仕事の話に興味ある人がいるのかは分からないけど、個人事業主や私のような小さな会社を営んでいる人や、今後やってみたいと思う人に少しヒントになるように、そして私自身がアウトプットすることで今期の自分自身にリマインドするために投稿します。

というのも、うち5月決算なんです。
昨日で締めました。
妻、兄、従業員さん、そして自分に。お疲れさまでした!
反省の多い1年でした。
一番悪かったのは、妻と私の仕事でのコミュニケーションです。
これが敗因。というのも、緩やかに右肩上がりを続けてきたのですが、前期で下がってしまいました。
下がることはいいのです。
なんで下がったのかを知ることが大切。
5月中旬に入ってようやくですよ『このままではいかん!』となり、妻に重要な打ち合わせをする! と伝えました。
今月は残り2週間。絶対に目標を作ってあきらめない!
昨日、その小さな目標は達成しました。
まぁ、まぁまぁよくやったわ。前期よりも下がったけど、気付いてあがいてよかった。
なぜなら今期の方針が具体的になったから。

プライベートと仕事、夫婦がずっと一緒にいると、それぞれで摩擦が生まれるんですよ。
私は『子供と仕事どっちがだいじなの!』って思っているし
妻は『今はこの仕事がしたいの!』って感じ。
子供との時間を重視する私と、仕事の片手間で子供と付き合う妻。
これは難易度高いですよ。
本当は私も仕事がしたいです。
だけれど、子供が幼いうちはできるだけ接していたい。
子供の話をしたら比重が変わるので止めます。

たぶん5年以上、右肩上がりで売れた商品があって、たくさん作りました。
5年間で2万セット作った『おなまえ積み木』という製品があります。
パクリとかは一切なく、完全なゼロからオリジナル製品です。
今はあからさまにパクられはしていますけど、私が知り合いの相談から市場を調査して同じ製品が無いことを確認して開発した製品です。
妻の協力で販路を見出し大切に大切に育ててきました

『私の普通』というのがあって、私たち企業が得している以上に、ご購入者にはもっと得してほしいというのがあります。
死んだばあちゃんが言っていた『自分がされて嬉しいことをしなさい』そのままです。
だから、お客様と私は対等だと思っています。
常識という意味で敬語を使うし、相手に喜んでほしいから丁寧な言葉を選びますが。
例えばうちの商品を購入してくれた時に『網にかかった!』とは絶対に思いません。
私の本音は『うちを見つけられて良かったね!』です。
必要な人にとっては必ず喜んでもらえる自信があるからです。
互いに嬉しい。優しい世界。
だって、ゼロから作って、手にする人のことをイメージして分析して分析しまくって世の中に出しているんだもの。
買ってくれてありがとう!は間違いないけど、うちの商品に出会えて良かったね! これは遠慮とかいらないでしょ。

もうね、仕事の話をしたら私自身をそのまま写したような会社だから止まらなくなるので絞ります。
『もっと届けたいしもっと伝えたい、そして私たちもお客さまも喜びたい!』そんな自身の正しさを表現できるのが小規模事業者の強味だと思っています。
伝えるのを怠ってはだめ!
自分たちも会社が辛くなるし、お客様にとってもっと喜べる商品やサービスがあるのにうちを知らないのはもったいない

売り上げが安定すると本当に悪いクセなんですけど『慣れ』が生まれてしまいます。
惰性ですね。
だから、本当は大切な妻との会議が減ります。
ピリピリしてきます。
お互いにイライラしているのです。
ピンチになってようやく気付くのです。

『会話せなあかん』

こんな私の信念で育てた優しい会社を好きになってくれた従業員さんたち、常連さん、ずっとお世話になっている人たち。
しょーもない理由で悲しませるわけにはいかないのです。

本題はスムーズに進めます。
『イカの足作戦』です。
イカの足は10本という認識が多いと思うのですが、内2本は大きいのです。
その2本を触腕といってとても大きく長い。
これが当社にとっては『木育』と『祈り』です。
それにばかり注意が行きがちですが、残り8本あります。
うちが提供できる技術や商品やサービスは少なく見ても残り8本はあるのです。
それをないがしろにしない。
それが今期の最大の作戦です。
10本それぞれが何なのか、今このタイミングでどの足を伸ばすべきなのか。
それを私たち夫婦だけではなくて皆に共有する。
伸びたら当然みんなに還元します。
貴重なみんなの時間を買っているのだから損はさせたくない!
仕事を頑張ったら損なんて嘘だよ
それは経営者の価値観によって異なります。
うちは業績悪かったらうちらの所得は下げるけど、従業員さんの所得は下げるどころか上げ続けているよ今のところ実績としてはね。
従業員は奴隷?
嘘だよそんなの。
みんなでみんなが良くなるために頑張って皆で同じ喜びを感じるんだよ。
それが私にとって正しい会社です。

それを続けたいから、私はあがく。
絶対にこの作戦は成功させます。
いま、どこの誰が自分たちを必要としているのか。
喜んでくれるのか。
その解像度を上げて、徹底的に分析し、いっしょに頑張る仲間に共有する今期にしたいと思っています。
きっと新しい土台ができると思います。
私が頑張ることで、私や私に関わるみんなが良くなってほしい。
それが本心です。

うちはゼロから作り、開発をし、販促をし、販売をする会社ですので10本足になりますが、ほとんどはそこまで手段は無いと思います。
販促を促す営業が電話やメールで営業してきますよ毎日のように。
あんたにうちに対する思いはあるのですか?
あるわけないよ。
熱量がぜんぜん違うし、作業をしているだけの人に関心をもてない。
そんな感情論はさておき
最後に多くの事業に共通する視点と販路を
分かり切ったことだとは思いますが、綴って締めようと思います。

①【エリア】ローカル、全国、海外
②【客層】20代、30~40代、50~60代
③【アプローチ】あらゆるSNSの年齢層と特色
④【マインド】売りたいを先行せず、誰が喜んでくれるのかに集中
⑤【規模】自身の正直な思いが伝わる範囲を自身の能力を把握して決める
※なぜなら正直でないことは長く続けると心がすさむから。一部強メンタルの人は除く

どうか自分に当てはめてみてください。
もしかしたらヒントがあるかも
あぁ、やっぱりnoteでも感情が先走ってしまう。
文章が上手ではなくてごめんなさい。
読んでくれた方ありがとうございます。
あなたの優しさに感謝です。


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