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やりたいこと!!

「将来スポーツに携わる仕事がしたい」「スポーツマネジメントを高いレベルで学べる」っていうザックリとした理由で選んだ大学。

その大学生活の中や就職活動の自己分析などで、ちょっとずつですが「やりたいこと」「実現させたいこと」が見えて来たので、一旦、自分の整理がてら言葉にみようかなと思います。(だいぶ長いです、すいません...)

軸 (実現させたい社会)

私の軸は、『スポーツチーム・スタジアムが【地域の第3の居場所】となり、社会を豊かにする』『そしてそれを全国に広げる』ことです。


家〈第1の居場所〉でもない、学校や会社〈第2の居場所〉でもない、地域の人々にとっての第3の居場所

他企業(BtoB)〈第1の居場所〉でもない、消費者(BtoC)〈第2の居場所〉でもない、地域の企業にとっての第3の居場所

行政機関の施設〈第1の居場所〉でもない、商業・工業施設〈第2の居場所〉でもない、地方自治体や行政にとっての第3の居場所

人々の悩みや企業の課題、そして社会の課題をスポーツ(特にスポーツチーム)で解決したい!

スポーツは世界を救う!

そんな思いがあります。

なぜスポーツなのか

次に、なぜその軸ができたのかを深掘りしていきたいと思います。

なぜスポーツなのかという根底には、もちろん私がスポーツが大好きっていうこともあります。(私の自己紹介記事〔1番下にリンク〕も合わせて見て見てください!)

ただ好きだからではなく、スポーツが持つ力・スポーツビジネスの面白さ(大きく3つ)を感じているからです。


1つ目が、注目度・影響力の強さです。

下の写真は2023年の年間高視聴率番組(関東地区)のランキング30です。見てもらうとわかる通り、WBCをはじめ、箱根駅伝やバスケW杯、ラグビーW杯などスポーツ番組がほとんど独占している状況です。

1位の番組平均世帯視聴率は48%!!!

テレビ離れが進んでいると言われている時代においてもスポーツの注目度は圧倒的です。


2つ目が、つなぐ力です。

人と人」「人と企業」「企業と企業」「人と地域」「企業と地域」などをつなぐことができるのが、スポーツです。

実際にスポーツチームは非常に多くのコンテンツホルダーが存在して成り立っています。


人においては、年齢や性別、国籍、人種、障がいの有無、言語などの壁を超えたコミュニティをつくることができます。

企業や団体においても、業種や所在地(都道府県・外国)に関わらず新たな繋がりをつくることができます。

スポーツは繋がりをつくるプラットフォームになることができます。


3つ目が、シビックプライドを形成する力です。

シビックプライドとは、「地域への誇りや愛着」を表す言葉で、生まれ育った地域はもちろんですが、出身以外の自身が思いを寄せる特定の地域に対しても同じです。

田舎であっても多くの人が応援しに来て、楽しんでいってくれる誇り。

生まれも育ちも関係なしに「この街が好き」「この街に住みたい」と思わせることができるのが、スポーツです。

私の大学の先輩は、生まれも育ちも東京でしたが、北海道日本ハムファイターズのファンで、観光で数回しか行ったことがなかった北海道に、ファイターズを近くで感じたい・観たいからという理由で北海道の公務員になりました。

(実話)

音楽やゲーム、テーマパーク、アニメや漫画など他のエンターテインメントには持っていない力だと思います。

なぜスポーツクラブなのか

スポーツの中でも、なぜスポーツチームなのかについて触れていきたいと思います。

答えは単純に「街のシンボル」になれるからです。

私が所属している団体MatchESでは「すべての子どもたちがやりたいを発見&創造できる第3の居場所づくり」をMissionに掲げ、スポーツイベントの企画運営を行ってきました。

地域の子どもたちや保護者、大学生にとって新たな交流の場となったり、地域の企業や団体に協賛いただいて一緒に地域を盛り上げることができ、地域に少なからず貢献できていると感じています。

ただ、イベントであるがゆえに、日常的に関わる・触れる機会が少なく、「第3の居場所」としては程遠いのが現実です。

そこで日常的に関われて、第3の居場所になれるのが、スポーツチーム・スタジアムだと思います!

試合を観にきてもらうのはもちろんですが、毎日情報を発信したり、学校訪問など地域と連携して取り組みを行ったり、スタジアムをボールパーク化して試合日以外にもデートスポットや商談の場として利用できるようにすることで、第3の居場所となっていくと思っています。

地域との取り組み事例(川崎ブレイブサンダース)

何をしていくのか

「第3の居場所となれるスポーツクラブを増やしたい・広げたい」

その社会を実現するためのひとつの手段・鍵🔑が「パートナーシップ」だと考えます。

広告露出を中心としたスポンサーシップだけでは勿体無いです。

チームと企業の理念や現状の課題、地域課題をすり合わせ、共に1つの物語を創造していくことが求められてきています。
(もちろん事業として成り立つようにお金を稼ぐことも忘れずに)

そのためには、
スポンサー企業の経営課題の把握
クラブが持っている有形・無形の資産を活用した経営課題の解決法の提案
社会・地域の課題の把握
が必要となります。

その取り組み事例を2つほど取り上げてみようと思います。

事例

1.リヴァプールFCー講談社

各々の文化の発展に長年貢献してきた両社が、困難な環境にある若者をクリエイティブな業界でキャリアを積めるように教育活動や就業支援などのサポートを行う「Creative Works」というプログラムを行っています。

チーム(リヴァプール)の新たな角度からのブランディング企業(講談社)の世界へのブランディング地域への貢献の3つを絡めて取り組んでいる事例です。

2.ペスカドーレ町田ーエプソン販売株式会社

両社ともに「環境」に着目し、マッチデープログラムのパンフレットや選手カードなどを、エプソンさんの再生紙を使って作り、試合後にまた回収して再生紙をつくる取り組みをしています。紙だけではなくTシャツも作っていたり...

プロジェクト名は『ペスカラボ』です。

僕らがハブになって、企業・行政・市民をつないで、社会課題の解決やSDGsの取り組みなどを手掛けていきます。だから今後、町田市内で紙を地産地消したいと考えています。我々の紙だけではなく、例えば市役所内で出た紙も全部再生紙に変えて、町田市民に渡す封筒を作るとか、そういうところを今、目指しています。

一つ目の事例とは規模は異なりますが、このプロジェクトはまさに、単にお金を出すスポンサーシップではなく、中長期で投資的な協力(パートナーシップ)によって、社会に貢献していく、有効事例です。

このような成功事例を全国に共有していくことで、いつか『全国のスポーツチーム・スタジアムが【各地域の第3の居場所】となり、社会を豊かにする』を達成することができると信じています!

スポーツを活用して、業界・領域を飛び越えて、様々な機会を生み出し、社会に貢献する。

これがまさに“やりたいこと”です!

これからについて(就職など)

「第3の居場所となれるスポーツクラブを増やしたい・広げたい」

一つのスポーツクラブに就職するのではなく、コンサルタント・マーケティング代理店(スポーツクラブや企業に提案・実践サポート)みたいに同時に多くのスポーツクラブや企業に関われる環境で働き、貢献していきたいと思っています。

なぜ代理店か

なぜクラブではなく、第三者的立場の企業(コンサル、代理店)なのかの理由は2つです。

1つ目が、上にも書いた、同時に多くのクラブや企業に関わっているので、単一クラブより多くのマーケティングに関する知見やノウハウを持っており、これらのノウハウを広めて、繋いでいくことで、「全国に広げる」ことを実現できると思ったからです。

2つ目が、スポーツクラブと一般企業のギャップを埋める役割が重要だと考えているからです。

スポーツ業界と一般社会・企業の当たり前とのギャップを埋めることで、より持続可能な発展や社会的調和を促進することに繋がると思っています。

また、スポーツクラブが持つ強みの活かし方を、自クラブがよく分かっていなかったり、企業側もスポーツクラブと手を組む価値がまだまだ理解されていない現状・ギャップを埋めて行く必要があると思っています。

自分の将来に向けて

もっと先の将来的なことを言うと、日本代表の取り組みに携わったり、世界(アジアや北欧など)を舞台に挑戦して、世界最大のコミュニティを形成し、より多くの人に第3の居場所を提供したいと考えています!

スポーツの魅力、良さをもっともっと多くの人に届けたい!!

そのためには、まだまだ必要なスキルも経験もありません。

社会に出ても学び続けて、着実に成長していきます!!

まずはスタートラインに立つために、就活で自分の思いをしっかり伝えられるように準備して、頑張ります!

何があっても決して諦めない!
応援していただけたら幸いです。


追伸

スポーツ×地域活性化、スポーツ×他産業連携によるビジネスの先進事例が聞けちゃうスポーツ丁主催のイベントに大学生も参加できるみたいなので、申し込みしました!(人数が多いと抽選みたいです...)絶対にいきたい!!色んな話を聞きたい!

ドキドキ、ワクワク!!
行けたらまた報告したいと思います!



ぜひ合わせてお読みください。

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