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【入試問題解説#9】慶應義塾中等部(2017年/大問6)

こんにちは。
今回は、中学入試や大学入試の問題解説をおこなっていきたいと思います。

第9回の今回も、中学入試問題を取り上げます。

今回、扱う問題は慶應義塾中等部の2017年度の入試問題です。

問題

今回、取り上げる問題はこの問題です。

ぜひ、解いてみてください!
目標時間は8分です。

↓↓↓↓↓↓解答・解説↓↓↓↓↓↓

解答

(1) 12個
(2) 38個

解説

(1)

枠の中での一番左の数を(X × Y)とおきます。
この時、Xはかける数で、Yはかけられる数です。

枠での計算は以下のようになります。

((X × Y)×((X + 1 ) × Y)×((X + 2 ) × Y)
 
つまり、3つの数字は等間隔での数字になるので、真ん中の数が全ての数の平均になります。

この問題では、24 ÷ 3 = 8なので、平均は8以下でなくてはなりません。

つまり、九九の中で8以下に部分を探します。

ただ、真ん中の数ということで、一の列(縦)の数を除外した上で、8以下の数をマークして行きます。

すると、12個が該当します。

答え:12個

(2)

和は必ず3の倍数です。
すなわち、この問題は和の平均が5(15÷3)でも9(27÷3)でも割り切れない数ということができます

先ほどと同様に、和の平均が5の倍数と9の倍数でも割り切れない部分をマークします。

すると、38個が該当します。

答え:38個

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、慶應義塾中等部の問題を取り上げました。
今回の問題は、一見するとよくわからないですが、しっかりと問題文を読んで整理をすれば至って基本的な問題になる問題でしたね。
 
今後も取り上げてほしい問題があれば、コメントにてお伝えください。

最後に

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