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なかにし(nia)
2016年8月31日 23:44
空と海って似てるね。とろむ空に、さっきまでなかった小さな光をみつけて、一番星をみつけて、思わず泣いた。豆電球の灯りみたいな光の粒にどうしようもなく泣けてくる。長くなった煙草の灰がぽたりと落ちた。———2016.06.14 スマートフォンのメモより明け方だったのか、真夜中だったのか。と思ったら19:44だった。
2016年8月25日 21:49
誰も居ない教室で、机に頬を引っ付けて窓の外を見ていた。木々に遮られる視界の向こうにプールが見える。ピッという耳につく笛の音、バシャバシャと水を打つ小麦色は簡単に想像がつく。グラウンドからは野球部の掛け声が微かに届き、どこかで練習しているらしい吹奏楽部の間抜けなスケールは時折止まりながら中庭や駐輪場に響いている。 すっかり着慣れた制服は、今となっては自分のキャラクターに一番合った着こなしというも