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弟橘媛命生誕地! 布気皇館太神社&忍山神社 元伊勢巡礼 ことの葉綴り 八六七

七月十七日(日)の暦は……

こんにちは。雨の週末、いかがお過ごしですか?
今日も朝の更新ではなく、久しぶりのお休みを、疲れを取るためお昼寝したあと、夕刻からのんびりnote「ことの葉綴り」のひとときです(^^)。

明日七月十七日(日)の暦をご紹介です。
六曜は「赤口しゃっこう」で、お昼前後の正午が吉。十二直は「たつ」で、よろずごとを建て生じる日。神仏の祭祀、お参り、婚礼、開店開業、引越し、旅行、衣類の着始めによし。二十八宿は「ぼう」で、神仏への参拝、お祝いごと、婚姻、新たなことはじめ開店に吉の日です。


元伊勢ご巡幸旅の続きへ

今から約2千年の昔、垂仁すいにん天皇の皇女、倭姫命やまとひめのみことさまが、天照大御神さまのご神意のままに、お鎮まりになる宮処を求めて、ご巡幸され、各地で、天照大御神さまをお祀りされました。
「元伊勢」と呼ばれる、そのご巡幸地の聖地を巡ります。

愛知県一宮市「酒見神社」さん。

三重県桑名市多度町「野志里神社」さん。

さて、次に向かったのは、養老線で桑名駅へと向かい、JR関西本線で、亀山駅へ。

そこから、「布気皇舘太(ふけこうたつだい)神社」さんと、「忍山(おしやま)神社」さんへ。


布気皇舘太(ふけこうたつだい)神社

ここは、「味酒うまさけ鈴鹿国の奈具波志忍山なぐはしをしやま」=鈴鹿の国の名前も美しく穏やかな忍山というところで倭姫命やまとひめのみことさまが、天照大御神さまをお祀りする神宮をお造りになったといわれるところです。

三重県亀山市は、地図で見ると倭姫命さまが、大和国を出発されて、琵琶湖にご巡幸される間に、天照大御神さまをお祀りされた、伊賀の国「都美恵つみえ神社」さんや、「垂水斎王頓宮跡たるみのさいおうとんぐうのみやあと」との距離が、「野志里のじり神社」(三重県桑名市多度町)よりも、近いんだ~なんて思ったりもしました。
そしてご巡幸されて、すでに26年の歳月が流れています。かつてお祀りされていた宮跡を思い出されていたかもしれませんね。

布気皇舘太(ふけこうたつだい)神社」さんは、
三重県亀山市布気町にご鎮座しています。
鳥居をくぐると、氏子さんや崇敬者さんが奉納した石の灯篭が、杉並木の参道の両脇にずら~っと並んでいます。
皆さんに、大切にされているのですね。
参道を抜けると、一気に開けた境内にでます。
そして拝殿前にも立派な石の灯篭が。
天照大御神さまをお祀りする神明造りのご本殿が立派でした。


倭建命やまとたけるのみことの妃、弟橘媛命の生誕地 忍山神社

続いて、「忍山(おしやま)神社」さんへ。

このあたりは、倭姫命やまとひめのみことさまの甥っ子で、悲劇の皇子、倭建命やまとたけるのみこと(日本武尊)さまが命を落とされた、能褒野のぼのが近く、倭建命やまとたけるのみことさまの最愛の妃、弟橘媛命おとたちばなひめのみことさまの生誕地ともいわれているのです!!

倭建命やまとたけるのみこと(日本武尊)さまと、弟橘媛命おとたちばなひめのみことさまの愛の物語はこちらをご覧ください。



主祭神は、猿田彦命さま。天照皇大神さまです。

弟橘媛命おとたちばなひめのみことさま好きとしては、大好きな、倭姫命やまとひめのみことさまと、二柱の女神さまのつながりを感じられて足をのばした甲斐があり、嬉しかったです。

ー次回へ、

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