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最高な夏休みの一日を考える

旅行をしながらライター・写真家としてお仕事をしている、古性のちさんの「朝起きて、夜寝るまでの最高の一日を考える」という心のメンテナンス。

理想に向けてどう現実を変えればいいのかがわかったり、心の奥底にある大切にしたいものに気が付いたりできるらしい。

前にやったものと比べて、自分の理想の変化を見るのも、たしかに面白そう。

のちさんがツイッターで発信していた、この三点に気をつけて、

・「朝起きる」だけではなくて「どこで」「誰と」「どんなシチュエーションで」まで詳細に書けるとベスト!
・1人で集中できる環境でやること
・「これは実現無理でしょ!」も素直に書く。心の奥にある自分の気持ちに耳を傾けてみること

一週間後から始まる夏休みに向けて、最高の一日を考えてみる。

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朝の7時50分。目覚ましが鳴る10分前に目が覚めた。もうだいぶスッキリしているので、二度寝はせずベットから出る。階段を登って二階のリビングに行くと、妹がちょうど学校に行く荷物をまとめていた。

「あーちょっと待って、私も少しお見送りしに行くから。」

サンダルをつっかけて、家の前の細い路地を、自転車を押す妹と歩く。最近は部活と塾とで忙しく、家に帰るのはいつも10時ごろらしい。でもそれぞれの場所に友達がいるから、楽しいそう。それはよかった。

一車線の道路とぶつかるところ、家から30mくらいのところで、お見送りは終わり。自転車で悠々と進む妹に小さく手を振りながら、180度向きを変えて、家に戻る。

頭上には、雲ひとつない青空が広がっている。小鳥のさえずりも聞こえる。今日は特に予定もないし、どこかに本を読みに行こう。


家に帰ると、ちょうどお母さんが朝ごはんの用意を済ませてくれていた。ご飯と、なめこのお味噌汁と、焼き鮭。アメリカから帰ってもう一週間が過ぎたとはいえ、和食はまだ特別に嬉しい。お米の味を噛み締めながら、撮りためていた和牛の番組を観る。犬が私の朝ごはんを食べようと膝に登ってくるが、何度か注意したら諦めて膝の上でおとなしくしている。いい子いい子。

テレビの区切りが良いところで、支度を始める。新しく買った、花柄のワンピースを着るのは、昨日の夜から決めていた。新しく買ったの?いいじゃん、と母にも珍しく褒められる。髪を巻くコテを温めている間に、メイクをする。眉毛もうまくかけたし、アイシャドウもちょうどいい濃さだ。日本に帰ってきてから肩のあたりまで髪を切ったから、巻くのも楽で助かる。友達に誕生日プレゼントでもらったイヤリングをつけて、支度は終わり。ちょうどお父さんが三階から降りてきた。

最寄りの駅まで車で送ろうか?と聞かれたが、断った。ちょうど昨日、back numberの新しいアルバムを携帯に取り込んだから、それを聴きながら五月の風を楽しもうと思う。

一階の自分の部屋に立ち寄って、パソコンやらKindleやらをリュックに詰める。部屋を出て玄関にある鏡で全身をチェックする。「うん、これは良い買い物だったな。」とワンピースを見て思う。ハイウエストだからスタイルも良く見える気がする。お気に入りの服を着ると、やっぱりテンションが上がるななんて考えながら、「いってきまーす。」と扉を開ける。

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家を出るまでにだいぶ時間がかかるな。(笑)

思ったより長くなりそうなので、明日後半を考えます。これ、楽しい。

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