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最高な夏休みの一日を考える(完結編)

昨日に引き続き、この三点に気をつけて。

・「朝起きる」だけではなくて「どこで」「誰と」「どんなシチュエーションで」まで詳細に書けるとベスト!
・1人で集中できる環境でやること
・「これは実現無理でしょ!」も素直に書く。心の奥にある自分の気持ちに耳を傾けてみること

一週間後から始まる夏休みに向けて、最高の一日を考えてみる。

back numberを聞きながら、新しく買ったお気に入りのワンピースを着て、いいお天気の中、家を出たところから。

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次は二子玉川、二子玉川駅でございますと、電車のアナウンスが聞こえる。

電車を降りて、運動がてら階段を使って改札がある階まで降りる。改札を出て右手側、ライズがある方向に歩いていく。クリスマスに引き続き、東急がディズニーとコラボをしているらしい。壁にたくさんディズニキャラクターのイラストが描かれている。初夏を意識してか、さわやかな色使い。近所でディズニーランドに来た気分を味わえるのはお得だ。

3分ほど歩くと、蔦屋家電が見えてきた。中に入ると「あ〜蔦屋家電だ〜〜」と当たり前の感想を抱く。蔦屋家電だからね。

独特な木をベースにしたおしゃれな空間を堪能しながら、エスカレーター横の売れ筋コーナーをさっと確認する。「あぁ、ツイッターで見かけて気になっていた本だ。忘れてた。」本を頭の片隅に置いておいて、スタバのレジに並ぶ。ストロベリーフラペチーノ、ずっと飲みたかったんだよね。ちょうど今日までらしい、間に合ってよかった。赤にしようか白にしようか迷って、よし赤にしようと決めたところで注文の順番が回ってきた。

フラペチーノと、さっき見つけた哲学の本、レンタル何もしない人さんの本、けみおさんの本を机に並べる。「よし。」まだ頭が元気なので、とりあえず一番頭を使いそうな哲学の本に手を伸ばす。左手にはフラペチーノ。あー、いちご!美味しい!

二時間ほど座りっぱなしで本に没頭していたけれど、小腹が空いてきた。レンタルさんのけみおさんの本は予想通り面白かったから、買っちゃおう。荷物をまとめて、本をレジに持っていく。お釣りが777円だった。あと店員さんが、かっこいい。


んー何が食べたいかな。Google mapを取り出して、「韓国料理」と打つ。目の前の多摩川沿いを歩いて7分ほど行ったところに、星が4.2のお店がある。店内もシンプルで可愛らしい感じだ。よし、行こう。川沿いに咲く花々を眺めながら歩いていると、何だか見たことのある顔が、向こうから近づいてくる。昨年の夏参加した、オンラインサロンで知り合った方だった。

「え、あ、お久しぶりです!」

世間話がてら、特に予定もないのでのんびりしていると言うと、夜ご飯一緒に食べる?と誘われた。「ぜひ!」と即答すると、夕方まで用事があるからまたあとで待ち合わせよう、とのこと。会いたかったけれど、忙しいかなと気後れしてご飯に誘えなかったとついでに伝えると、いや誘ってよ!とツッコまれた。「またあとでね。」と手を振って別れる。


お昼も食べ終わったけれど、まだ待ち合わせまで2、3時間ある。一人カラオケとライティングの勉強で迷って、後者にした。カラオケは明日行こう。

多摩川にまっすぐ向き合う形で立っているカフェに入る。窓際の、眺めがいい席にしてもらった。オシャレな名前の、フルーツティーを頼む。さっきのランチセットがボリューミーだったから、お腹と心を落ち着けよう。鼻からスッと甘酸っぱい香りが抜ける。さくらんぼと桃かな。

ノートを取り出して、メモの魔力に載っていた自己分析の質問に答えていく。飽きたら、最所あさみさんのnoteの写経。その二つを行ったり来たり。日本に帰ってから、机に向かってじっくり何かを考える時間がなかったから、久しぶりで楽しい。あ、この質問ちょうど200問目だ。

キリがいいところで顔を上げると、ちょうど散歩の休憩をしていた大きくてモッフモフの犬と目が合う。「モッフモフだね。」思わず声に出た。ワン。あれ、それ返事?


夜ご飯は楽しかった。最後にお会いした一年前から今日までに起きたことを、ゆっくり話して、ゆっくり聞いた。なんか、私はちゃんと進んでるんだなって実感できた。そしてみんなも、進んでいる。追いつく、追い越すではなく、それぞれが自分の道を、学んだことを生かしながら少しずつ進んでいる。私の10年後も、あんな風にキラキラしているといいななんて思う初夏の夜なんて、エモいじゃん。

そんなことを考えながら、最寄りの駅から家まで、和牛さんのラジオを聴きながら歩く。昼に比べると少し肌寒いけれど、じっとりとした空気が夏って感じだ。ラジオって、居酒屋で二人の話を横で聞いているみたいな、そんな距離感なんだよな。和牛さんと一緒にご飯を食べてるみたいな錯覚を楽しみながら、電車の音、街灯のにじんだ光で家を感じる。家というか、見慣れた景色。

意識的に、歩速を緩める。頭に浮かぶふとしたことを、考えたり、考えずにスルーしたり。ちょっと鼻歌を歌ってみたり。きちんと答えを出さなくてもいい、考えている時間が、一番楽しい。

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まとめると、メイクや服が気に入った状態で家を出て、その日の気分で好きなところに行き、好きなものを食べて、会いたかった人に会って、夏の夜を一人で歩きたいらしい。

お日様と、本と、適度な自然も大切かも。

これで、夏休みへの準備は万端。ほんとうの夏休みはどんなになるだろう。

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