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●中医学の好きな言葉“薬食同源”

皆さんこんにちは!虎鉄です。
本日は私の好きな中医学の言葉を紹介したいと思います。
“食べること”を改めて考えさせられる言葉です。


“薬食同源”と言う言葉です。似た言葉に“医食同源”と言う言葉があるようですが、これは中医学から作られた造語で日本だけの言葉。
文字の通り「薬も食も同じ源」と言う意味です。治療には“漢方”と“食事”のセットで治す、と言う意味が含まれています。
そもそも漢方薬は私達が普段食べている物から作られています。みかんの皮や紫蘇、山芋や人参など…植物が多いですが、動物の内臓や甲羅なども使われています。場合よっては鉱物や昆虫もあります(汗)

こう言った植物の種子や果肉、根茎、蕾、葉、茎や動物達を頂いて、私達人間の身体は出来ています。当たり前の事ですが、当たり前過ぎるがゆえにバランスを崩しやすいです。
食べ物は過剰に摂取しても、不足しても“病”になります。同じ物でも適度に回数をこなして食べる事が良いと言われています。
病み上がりでスタミナをつけようと焼肉やステーキを食べても、胃腸に負担がかかるだけでむしろ悪化します。
自分の身体の状態を見て食材や調理法、食事の量を調節すれば、未病で防げると共に、医者いらずなんです。

私は患って中医師からこの言葉を教えて貰いました。自分の身体と向き合い、自分にとっての“食べること”ついて改めて考えるようになったからです。
自分にとって心地の良い食べ方、食材を知り、さらに食事をする時の環境にもこだわるようになりました。
自分が安心し、楽しんで食事に集中出来る環境は、私の心身の健やかさに直結するからです。

おかげで調味料の使用がグッと減りました。特にマヨネーズやバター、ソース、ケチャップを殆ど使わない生活に。味噌、醤油、酒、みりん、塩、砂糖は調理に使いますがそれでもかなり薄味で、自然の甘さや風味が分かる調理になっています。
偶に外のお店で食事をする機会がありますが、味が濃過ぎたり、妙な風味を感じたり、(何かの)油で気分が悪くなったりするのでなるべく外食はしないようにしています。

20代の頃はクッキーやチョコレートを毎日モリモリ食べていましたが、“食べたい”と思わなくなりました。嫌いになったわけではないのですが。それよりも今は、風味豊かな季節の果物や、瑞々しい野菜を食べたいなぁ、と毎日思っています。(サンタさん、靴下に焼き芋、入りますよね?私の好物なのでお願いしますw笑)
皆さんも自分にとっての“食べること”と一度向き合ってみて下さい!


いかがでしたでしょうか?
今ではすっかり3食毎日白米生活です。ご飯が食べたいのです。“お米”は胃腸を元氣にしてくれる食材ですから、きっと身体が欲しているんだろうと思います。
最近胃腸の調子がまた不調でアップダウンありますが、養生でなんとかなっています。
グッと冷え込んでエネルギーを使いますので、皆さんも“氣”を補って温存する冬をお過ごし下さい。

それではまた、ご機嫌よう☆彡

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