見出し画像

41 究極の状況判断プロセス詳説

本noteは連載形式です。全部で約100回の予定となります。本連載「想定外を克服する『究極の状況判断力』」のリンクは最下部に記載してあります。

いよいよ「究極の状況判断力」も実践編へと突入します。これまでの導入編と基礎編をご覧になっていない方は、是非、想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40をご覧いただき、全体像を掴んだ上でお読みになることをお勧め致します。実践編では、より具体的なプロセスのノウハウについてご紹介を始めます。

実践編

【 究極の状況判断プロセス詳説 】

41 究極の状況判断プロセス詳説

いよいよ、究極の状況判断のためのプロセスを詳細に説明していく。ここからは、より専門的で具体的な内容となり説明一つ一つが細かめとなるため、辛抱強くお付き合い頂きたい。少なくとも基礎編で述べたメリットを頭に入れながら、プロセスの理解を深めて欲しい。

当該プロセスは以下の8要素から構成されており、実践編ではこれらを一つずつ説明していく。概観は下図に示す通り。

<究極の状況判断プロセス8要素>

① ミッションの確認 = 出発点を確認する
② 状況の分析・提示 = 情勢はどのように認識されるべきか
③ インテンションの確立 = リーダーがやりたい方向性はどうか
④ 情報見積りの提示 = 相手はどう出てくるか
⑤    行動方針の列挙と整理 = どんな行動オプションがありえるか
⑥ ロジスティクス見積りの提示 = ロジスティクス上の制約は何か
⑦    行動方針の分析検討 = 行動オプションを分析、提示する
⑧    行動方針の判決と補備的検討 = 行動オプションを決定する

究極の状況判断プロセス8要素(i-J Solutions 作成)

これら①~⑧を全40回ほどの長編で解説していく予定。全内容を完全に理解すると、一つのプロセスが完成することとなる。一旦、一連のプロセスが分かると、各社・各人のケース毎に当てはめて難題への対応策を意思決定していくことができる様になる。(このため、次回以降は一記事毎に有料化)

究極の状況判断プロセスは、基礎編で述べた通り3つの大きなセグメントと6つの基本段階に分類され、それぞれの段階を様々なレベルの問題に落とし込むことによって、個人として日常的に使うことができるレベル感とすることも可能。これまでの部分的にご説明した内容を基にご自身でノウハウ化もできる。

一方、実践編では、不透明・不確実な中にあっても組織として強固な意思決定が可能となるレベルのプロセス・ロジックを解説。この内容は、全記事の公開を待つことなく、現在 i-J Solutions がプロセス導入・トレーニングをサポートしています。

では次回より、「①ミッションの確認」の解説から始めて参ります。

>次回: 「①ミッションの確認」 - 出発点を確認する
<<前:完全に○○○化した意思決定プロセス

マガジン:
想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25
想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40
想定外を克服する「究極の状況判断力」(実践編)41~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?