i-J Solutions _ Kota Uemura

防衛大学校卒後、航空自衛隊の戦闘機部隊などで勤務。外務省日米安全保障条約課、航空幕僚監…

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防衛大学校卒後、航空自衛隊の戦闘機部隊などで勤務。外務省日米安全保障条約課、航空幕僚監部防衛部などを経て自衛隊を退職。GEジャパンなど大手グローバル外資系企業の危機管理や、大手外資系コンサルタントを経験。i-J Solutions代表。

マガジン

  • 想定外を克服する「究極の状況判断力」【④行動編】

    ビジネスパーソン向け、毎日の仕事に役立つ「究極の状況判断力」。米軍や自衛隊などの軍事組織の幹部、リーダーが戦場の不確実性を克服する為に用いる「状況判断」プロトコルを、初めてビジネス向けに解説。導入編、基礎編、実践編に続く最終章「行動編」では、いかに実際に究極の状況判断プロセスを使っていくかをご紹介。全約100回の長編連載企画。

  • 想定外を克服する「究極の状況判断力」【③実践編】

    ビジネスパーソン向け、毎日の仕事に役立つ「究極の状況判断力」。米軍や自衛隊などの軍事組織の幹部、リーダーが戦場の不確実性を克服する為に用いる「状況判断」プロトコルを、初めてビジネス向けに解説。導入編、基礎編に続く第3段「実践編」では、本格的に「究極の状況判断プロセス」を詳説していく。先が見えない中でも対応していくことを可能とする画期的な方法論をご紹介。全約100回の長編連載企画。

  • 想定外を克服する「究極の状況判断力」【②基礎編】

    ビジネスパーソン向け、毎日の仕事に役立つ「究極の状況判断力」。米軍や自衛隊などの軍事組織の幹部、リーダーが戦場の不確実性を克服する為に用いる「状況判断」プロトコルを、初めてビジネス向けに解説。難しい仕事への取り組み方が分からない、上司と部下の関係が・・という方は必見。約100回の長編連載企画。導入編に引き続く第2弾「基礎編」。

  • 想定外を克服する「究極の状況判断力」【①導入編】

    ビジネスパーソン向け、毎日の仕事に役立つ「究極の状況判断力」。米軍や自衛隊などの軍事組織の幹部、リーダーが戦場の不確実性を克服する為に用いる「状況判断」プロトコルを、初めてビジネス向けに解説。難しい仕事への取り組み方が分からない、上司と部下の関係が・・という方は必見。約100回の長編連載企画。導入編「状況判断とは何か」

  • 元幹部自衛官から見える世界

    15年勤務した自衛隊を退職した元幹部自衛官である著者が、日常で感じる様々な事を気軽に綴ります。ご退職を検討・予定されている方、安全保障や防衛に関心のある方や、企業の採用担当者などにも読んで頂けたら嬉しいです。 (本マガジンでは、自衛隊法、特定秘密の保護に関する法律及び日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法に基づく守秘義務を逸脱する内容は一切、記載しません。)

最近の記事

グローバル化する先端技術の世界で次に来るものは何か?

本コンテンツは、2022年9月にAUGUST COLE氏とP.W. SINGER氏によって記された「Point of Origin: What Comes Next in a World of Advanced Tech Gone Global?」をi-J Solutionsが日本語化したものです。 BY AUGUST COLE AND P.W. SINGER, SEPTEMBER 13, 2022 (訳:i-J Solutions、写真:Getty Images) 『ゴ

    • AIで中国との戦略的安定基盤を築くには(RAND研究所コメンタリー日本語訳)

      本文書は、米国RAND研究所が2024年4月2日に公開したコメンタリーをi-J SolutionsがAIを利用して日本語化したものです。 Building a Foundation for Strategic Stability with China on AI COMMENTARY Apr 2, 2024 著者 Edward Geist ランド研究所の政策研究員。国防政策、人工知能、核兵器、新興技術が核戦略に与える潜在的影響などを研究している。 (このコメンタリーは2

      • 国防イノベーション・ユニット2022年度報告書(日本語訳) - DIU Annual Report 2022(Japanese)

        本文書は、i-J Solutionsが米軍国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit)により公開中の「Annual Report 2022」を日本語化したものです。翻訳にあたっては便宜上、番号と目次を附しています。 Ⅰ はじめに今日、米国が直面している脅威のマトリックスは、以前の時代よりも大幅に多様化している。アッシュ・カーター前国防長官は2015年、国防イノベーション・ユニット(以下、「DIU」という)を設立した際、このことを予見していた

        • ”邪推”から始めるインテル・リテラシー

          12/17(日)、NHK大河ドラマ「どうする家康」は最終回を迎え、戦国の世を終わらせた人物を描き切りました。ところが、対照的にその3日前の12/14(木)、内閣改造を余儀なくされた岸田政権・自民党。12/17(日)の日ASEAN首脳会議では日本が議長国として安保を含め様々な取り組みを達成しましたが、水を刺される格好になりました。 時を同じくして12/17(日)・18(月)、タイミングを合わせるように北朝鮮からICBM級を含む弾道ミサイルが発射され、同日18(月)には中国の海

        グローバル化する先端技術の世界で次に来るものは何か?

        マガジン

        • 想定外を克服する「究極の状況判断力」【④行動編】
          19本
        • 想定外を克服する「究極の状況判断力」【③実践編】
          41本
        • 想定外を克服する「究極の状況判断力」【②基礎編】
          15本
        • 想定外を克服する「究極の状況判断力」【①導入編】
          26本
        • 元幹部自衛官から見える世界
          5本
        • 想定外を克服する「究極の状況判断力」【実践講座】
          4本

        記事

          CV-22オスプレイ事故への反応に思う事

          大変残念なことに、2023年11月29日、米空軍CV-22オスプレイが鹿児島県の屋久島沖で墜落。お亡くなりになれたジェイコブ・ガリハー氏のご冥福をお祈りしますと共に、未だ捜索中の7名のご無事を心より祈念致します。また、ご家族の皆様のご心痛、ご察し致します。 日本国内では「やっぱりオスプレイは危険だ」と報道されがちで、それに対して有識者が事故率の低さを弁明しているコンテクストが散見されます。 私は、防衛省でオスプレイの安全性に関する説明を担当していたこともあるし、親しい知人

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          なぜウクライナでの戦争が長引くのか

          ロシアのウクライナ侵略に伴う戦争が長引いている。世界中が、いつまで続けるのか、何とかならないか、という思いに駆られている。 軍事的な観点からは、戦争が長引いている理由は明白だ。最も戒められている「戦力の逐次投入」の状態になっている為だ。このことは、軍関係者なら誰でも分かるし、現状がそうなっている事は分かり切った事だ。 米国や欧州の国々が”〇〇という武器を△個、イスラエル側に供与した”といった内容のニュースが聞こえてくるが、そもそも戦争を早期に終結させるためには絶対的に量が

          なぜウクライナでの戦争が長引くのか

          戦争と日常

          連日連夜、イスラエルとハマス間の戦争について報道されています。双方の民間人の犠牲に心を痛めます。 私の二つ下の後輩くんが、今、在イスラエル日本大使館にて防衛駐在官として頑張ってくれています。 先日、一言「頑張れ!」とだけ連絡したら、「有難う御座います!」とだけ返事をくれました。厳しい任務かと思いますが、どうかご家族とご自身が無事でありますように。 ウクライナ空軍にも大切な知人がいます。たった今も、祖国のために戦っていると思います。 彼我、双方の軍人、戦闘員にも思いを馳

          新マガジン「元幹部自衛官から見える世界」を始めます。

          新マガジン「元幹部自衛官から見える世界」を始めます。 15年勤務した自衛隊を退職した元幹部自衛官である著者が、日常で感じる様々な事を気軽に綴ります。ご退職を検討・予定されている方だけでなく、安全保障や防衛に関心のある方、企業の採用担当者などにも、読んでいただける内容かもしれません。 ちゃんと続くかどうか分かりませんが(笑) 特に脈絡無く、思いのままに大切だと思ったことをメモしていきます。何かのご参考になれば幸いです。 なお、本マガジンでは、自衛隊法、特定秘密の保護に関

          新マガジン「元幹部自衛官から見える世界」を始めます。

          元幹部自衛官が”バレンタイン・デーで勝利する”作戦をガチで練った結論:「○日に○○を渡せ」

          究極の状況判断プロセスを使用して、筆者がバレンタイン・デーで勝利するために立てた作戦は、以下の通りです。詳細は、「想定外を克服する『究極の状況判断力』」の各マガジン【導入編】【基礎編】【実践編】【行動編】をご覧頂く他、以下のトレーニング講座のご受講をご案内しております。 ミッション: 「バレンタインでA子を抑えてケンジ君と付き合うきっかけを得て、受験までの高校生活を安定させる。」 最適行動方針案: 「前日に校外で対面にてケンジ君にお菓子と手紙を渡す。」 以下、最適行動方

          元幹部自衛官が”バレンタイン・デーで勝利する”作戦をガチで練った結論:「○日に○○を渡せ」

          「究極の状況判断プロセス」 トレーニング講座が始動しました。

          この度、i-J Solutionsは個人様向けサービス「『究極の状況判断プロセス』トレーニング講座」を開始いたしました。 これまでの長編連載企画「想定外を克服する『究極の状況判断力』」を、より皆様の日々の生活や人生に役立てて頂けるよう、全12回の動画集にまとめたものです。 このトレーニングを体験することによって、日々のちょっとした困り事、前に進むにもどうして良いか分からない難題、突然襲いかかってくる事象に対しても、タイムリーに、思考停止することなく前進することが可能となり

          「究極の状況判断プロセス」 トレーニング講座が始動しました。

          100 究極の状況判断力で未来を切り開く

          本noteは連載形式です。全部で約100回の予定となります。過去の記事をご覧になるには、想定外を克服する『究極の状況判断力』の以下のマガジンをご参照下さい。 想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25 想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40 想定外を克服する「究極の状況判断力」(実践編)41~81(有料) 想定外を克服する「究極の状況判断力」(行動編)82~(有料) 【 厄介な課題を任された君へ 】 100 究極の状況判断力で未来を切り開

          100 究極の状況判断力で未来を切り開く

          99 分からなくても怯まず、恐れず前進する

          本noteは連載形式です。全部で約100回の予定となります。過去の記事をご覧になるには、想定外を克服する『究極の状況判断力』の以下のマガジンをご参照下さい。 想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25 想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40 想定外を克服する「究極の状況判断力」(実践編)41~81(有料) 想定外を克服する「究極の状況判断力」(行動編)82~(有料) 【 厄介な課題を任された君へ 】 99 分からなくても怯まず、恐れず前進

          99 分からなくても怯まず、恐れず前進する

          98 チームを組み立てろ

          本noteは連載形式です。全部で約100回の予定となります。過去の記事をご覧になるには、想定外を克服する『究極の状況判断力』の以下のマガジンをご参照下さい。 想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25 想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40 想定外を克服する「究極の状況判断力」(実践編)41~81(有料) 想定外を克服する「究極の状況判断力」(行動編)82~(有料) 【 厄介な課題を任された君へ 】 98 チームを組み立てろ 基本6段階

          98 チームを組み立てろ

          97 まずは基本6段階を思い出せ

          本noteは連載形式です。全部で約100回の予定となります。過去の記事をご覧になるには、想定外を克服する『究極の状況判断力』の以下のマガジンをご参照下さい。 想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25 想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40 想定外を克服する「究極の状況判断力」(実践編)41~81(有料) 想定外を克服する「究極の状況判断力」(行動編)82~(有料) 【 厄介な課題を任された君へ 】 97 まずは基本6段階を思い出せ さ

          97 まずは基本6段階を思い出せ

          96 個人としての使い方(その2)

          本noteは連載形式です。全部で約100回の予定となります。過去の記事をご覧になるには、想定外を克服する『究極の状況判断力』の以下のマガジンをご参照下さい。 想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25 想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40 想定外を克服する「究極の状況判断力」(実践編)41~81(有料) 想定外を克服する「究極の状況判断力」(行動編)82~(有料) 【 実際にどう使うのか 】 96 個人としての使い方(その2) 次に「

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          96 個人としての使い方(その2)

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          95 個人としての使い方(その1)

          本noteは連載形式です。全部で約100回の予定となります。過去の記事をご覧になるには、想定外を克服する『究極の状況判断力』の以下のマガジンをご参照下さい。 想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25 想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40 想定外を克服する「究極の状況判断力」(実践編)41~81(有料) 想定外を克服する「究極の状況判断力」(行動編)82~(有料) 【 実際にどう使うのか 】 95 個人としての使い方(その1) 更に、

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