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米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年4月23日(土)時点 ※試験運用※

サラリーマン兼業投資家のコータローです。
この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。
「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。

《サマリ》

■米国 ⇒ ナイアガラ顕現。下目線に転落。
■コモディティ ⇒ 全体的に上値重い。下落転換も疑い始める。
■欧州 ⇒ 全体的に上値重い。
■中国 ⇒ 安値更新にチャレンジしそう。
■日本 ⇒ 逆三尊形成中だが、上値重い。

日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。

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《米国マーケット》

■S&P500

四連続落です。
直近高値から-8%、前回上昇波動の6割水準を超えて下落してしまいました。
かなり弱い形ですね。
しばらく反応していた週足トレンドライン(白色破線)も割り込みました。
実質、上昇転換の形は崩れたと判断した方がよさそうです。
現在は節目の水平線(白色横線)で下げ止まっていますが、翌営業日以降にここを下抜くようだと、目先の下落ターゲットは直近安値の4114.65となります。


■米10年債利回り

引き続き強いですね。
ここ数営業日は、ヨコヨコの動きで時間調整です。
ファンダ的には、FRBが金融引き締めにコミットしていることから、一段高してもおかしくありません。
少なくとも短期間で下げるイメージはありません。


■DOW30

ダウも大きく下落です。
どこで下げ止まるかなんとも言えないですね。
最悪、直近安値までの下げも覚悟です。


■NASDAQ

NASDAQはさらに弱いですね。
到底買い向かえない形です。


■Russell

Russellはチャネルを下抜けてしまいました。
短期間でチャネルのレンジ内に復帰できなければ厳しいですね。
米国株は全体的に、短期では下目線で見るべき状況です。


■ドルインデックス


ドルは引き続き強いです。
テクニカル的な手がかりは特にないですね。
ファンダ的も追い風です。
引き続き、上目線です。


■VIX

VIXは急上昇です。
直近でも中々ない上昇幅じゃないでしょうか。
上値目処は38あたりなので、まだまだ上昇幅ありますね。



《コモディティ》

■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)

コモディティも下げてきました。
ちょっと上昇の勢いが衰えてきましたね。
急角度の方の上昇トレンドラインを割り込んだら、中立目線に修正となります。


■石油ETF(USO)

石油も弱いですね。
こちらはすでにレンジの動きになってきています。
中立目線で見ていくべき形です。


■ゴールドETF(GLD)

ゴールドも弱いですね。
50日MAも割り込んでしまいました。
短期は下目線です。


■農業系コモディティETF(DBA)

DBAも大きな陰線を出してしまいました。
これは厳しいですね。
コモディティ相場もいったん休憩ですね。


《欧州マーケット》

■ドイツ(DAX)

またしても、日足下降トレンドライン(黄色破線)にレジストされました。
フィボナッチ 38.20%で踏みとどまれるかがポイントになります。


■イギリス(UK100)

イギリスは高値更新ならずです。
ちょっと分が悪くなってきましたね。
弱気に転換です。


■ユーロストック

ドイツと同じような動きですね。
日足下降トレンドラインにレジストされました。
横ばい、または下目線で見ていくことになります。


■ユーロドル

上昇転換はならずです。
安値更新にチャレンジしていますね。
引き続き、下目線で見ていくことになります。


《アジアマーケット》

■香港ハンセン指数

アイランドリバーサルっぽい形が出てきました。
ただ、上昇転換を期待するには時期尚早です。


■CSI300(※)

再び上位足のトレンドラインまで下げてきました。
ちょっと分が悪そうです。
引き続き、下目線で見ていきます。
※上海証券取引所と深圳証券取引所で取引されている上位300銘柄の加重平均


《日本マーケット》

■日経平均

逆三尊形成が進捗していますが、、、
ちょっと上値が重そうですね。
短期間で日足の下降トレンドライン(黄色破線)を抜けることができなければ、横ばいや下落転換を疑うことになります。


■ドル円

ドル円は強いですね。
ドルインデックスの強さも追い風です。
引き続き、上目線です。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。

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