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米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年7月29日(金)時点 ※試験運用※

昨日バタバタで、記事作る時間取れませんでした。。
申し訳ございませんでした。。


サラリーマン兼業投資家のコータローです。
この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。
「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。

《サマリ》

■米国 ⇒ 大きく上昇。中長期の下落トレンドはまだ崩れていない。
■コモディティ ⇒ 底入れにも見えるが、まだ不安は払拭されない。
■債券 ⇒ ジリ高継続。上昇トレンドへの転換目前。
■仮想通貨 ⇒ 下降トレンド継続。
■欧州 ⇒ 大きい戻りの動き。上昇転換の可能性あり。
■中国 ⇒ 崩れている。弱い。
■日本 ⇒ 上昇してからヨコヨコ。重要な踊り場。

日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。

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《米国》

■S&P500

FOMCとGDP発表というビッグイベントを乗り越え、連続大陽線で上昇しています。
今回の上昇はブルトラップと考える立場だったので、連続陽線での続伸は意外な展開です。
まだダウ理論的な下降トレンドは崩れていませんが、直近底値を出してから、下げていない期間が長いです。
100日MA(赤色曲線)や、直近高値の$4177を上抜いてきたら下降トレンドからの転換を本格的に疑うこととなります。


■NASDAQ

ナスダックも続伸です。
200週MA(白色太曲線)でサポートされ、上昇転換しそうになっている形にも見えます。
事前に設定した下値目処(緑丸エリア)にはギリギリ引っかかっているため、調整が不足しているとまでは考えていません。
テクニカル的には、直近ピークの$12320、100日MA(赤色曲線)を上抜いてきたら、日足下降トレンドラインをブレイクアウトする可能性も疑っていきます。


■Russell

Russellは日足下降トレンドライン(黄色破線)を上抜いてきました。
中長期的なトレンド転換を疑うべき動きです。


《コモディティ》

■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)

200日MAで反発してから、ジリジリ上げてきています。
少し前まではまだまだ悲観的に見ていたのですが、株価と同じような動きで底入れパターンを出してきました。
ファンダ的には、リセッション懸念を織り込んだとは自信を持って言えない状況変わらずですが、、、
テクニカル的には、底入れの可能性を示唆する形になっていると言えます。


■石油ETF(USO)

オイルも、底入れに見えるようなパターンを出してきました。
100日MA(赤色曲線)を短期間で上抜けるかがポイントになりそうです。


■ゴールドETF(GLD)

ゴールドは大きく反発してきました。
出来高はまだ物足りないですが、貴金属への需要が戻ってきているようです。
株価的には、あまりよろしくない材料です。


《債券》

■TLT(20年債ETF)

長期債価格はジリジリ上げてきています。
レジスタンスの下降トレンドライン(黄色破線)や100日MA(赤色曲線)を上抜けるかがポイントになりそうです。


《仮想通貨》

■ビットコイン

ビットコインは、日足下降トレンドラインを微妙に上回りました。
200週MAでサポートされた後、ジリ上げというパターンです。
このまま、200週MAまで戻ることなく、ジリ上げを続けられるかがポイントになりそうです。



《欧州》

■ドイツ(DAX)

ドイツは直近で反発しました。
200週MAの上に再び出てきました。
ただ、上昇の勢いは物足りません。
目先は、200週MAまで戻ることなく推移することができるかを見ていきたいと思います。


■イギリス(UK100)

イギリスも大きく反発し、200日MA水準を回復しました。
当面は、最高値を上限とするレンジ形成という見方は、まだ堅持します。


■ストックス600

ユーロ全体は非常に強い動きで上昇しています。
日足下降トレンドライン(黄色破線)を2つとも上抜いてしまいました。
100日MA(赤色曲線)も上抜いており、中長期的なトレンド転換を疑っていくことになります。


《アジア》

■香港ハンセン指数

トライアングルの上ブレイクがダマシとなり、逆に下ブレイクした後、続落の展開です。
下にブレイクしてから下落するまでに時間がかかりましたが、大きな陰線が出ました。
基本は、一段安を期待してよい形です。


■CSI300(※)

上海は、日足上昇トレンドラインを下抜き、ジリ下げを続けていましたが、直近で大きな陰線が出ました。
これまで反応していた100日MAを下回り、益々弱い形になりました。
引き続き、一段安を期待してみていきます。
※上海証券取引所と深圳証券取引所で取引されている上位300銘柄の加重平均



《日本》

■TOPIX

200日MA(白色曲線)より上に出てきてから、小さなレンジでヨコヨコの動きです。
日足でトライアングルを形成しているようにも見えます。(ちょっと形汚いですが。。)
現在は上辺のトレンドライン(黄色横線)に反応している動き。
トレンドラインを上抜くことができれば一段高が期待できます。
ただし、200日MAを割り込んでしまった場合はトライアングル下辺を目指す動きを警戒することになります。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。

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