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米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年8月14日(日)時点 ※試験運用※

サラリーマン兼業投資家のコータローです。
この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。
「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。

《サマリ》

■米国 ⇒ 続伸。セオリーでは一段高期待。
■コモディティ ⇒ 意外と底堅い。
■債券 ⇒ 節目でレジストされた。下目線。
■仮想通貨 ⇒ ジリ高継続。
■欧州 ⇒ 大きい反発が続く。
■中国 ⇒ 引き続き弱い。
■日本 ⇒ 上昇モメンタム発生。上目線に転換。

日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。

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《米国》

■S&P500

出来高が盛り上がっていないながらも続伸してきました。
目先の上昇目処は、週足下降トレンドライン(白色破線)または200日MA(白色曲線)となります。
セオリーでは、上記のポイントで跳ね返される可能性の方が高いとして見ていくことになります。
ただし、ファンダが微妙ながらも大きく上げてきているのも事実です。
上記のポイントを強く上抜くことができた場合は、一段高を期待することになります。
総合的には、今後まだ一段高の余地はあるとは思いますが、どこかのタイミングで一旦下落トレンドに回帰し大底を目指す、というシナリオは堅持しています。
短期的な上値目処は週足トレンドライン(白色破線)、中長期的な下値目処は、最高値から-25%〜−30%エリアと見込んでいます。
もちろん、このまま大きく下げずに本格的な上昇が始まる可能性もあるにはあります。
あまり大底を待ちすぎても機会損失のリスクがあるので、僕の場合はドルコスト平均法と、大底狙いの2パターンに分散してリスク管理を行うようにしています。


■NASDAQ

ナスダックも続伸です。
こちらは、目先の上昇目処だった日足下降トレンドライン(黄色破線)を上抜いてきました。
次の上昇目処は200日MA(白色曲線)となります。



《コモディティ》

■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)

再び200日MAにて反発しました。
思いのほか底堅い動きです。
引き続き、200日MA水準を維持できるか、またある程度の日柄をこなして上昇再開できるかを見ていきます。


■石油ETF(USO)

オイルも、意外と底堅い動きです。
コモディティ全体と同様、底固めできるかを見ていきます。


■ゴールドETF(GLD)

引き続き、意外と強い動きです。
日足下降トレンドライン(黄色破線)を上抜いてきました。
短期のヨコヨコをこなしてから一段高、という展開を期待します。


《債券》

■TLT(20年債ETF)

日足下降トレンドライン(黄色破線)または100日MA(赤色曲線)でレジストされた形です。
このレジスタンスを上抜くまでは、下降トレンドが継続する可能性の方が高いとして見ていきます。


《仮想通貨》

■ビットコイン

BTCも意外と底堅い動きが続いています。
100日MA(赤色曲線)を上抜けるかがポイントになります。


《欧州》

■ストックス600

200週MA(白色曲線)のサポート付近でもみ合い → 大きく反発 → 下降トレンドラインブレイク → 短期の横ばい という、悪くない動きで推移しています。
上抜いた100日MAでサポートされ上昇再開した形です。
やはりファンダには不安が大きいのですが、上昇のモメンタムが強いのも事実です。
目先の上昇目処は200日MA(白色曲線)として見ていきます。


《アジア》

■香港ハンセン指数

引き続き、弱い形が続いています。
日足下降トレンドライン(黄色破線)を上抜くまでは、下降トレンドが継続する可能性の方が高いとして見ていきます。


《日本》

■TOPIX

日足トライアングルを大きく上抜きました。
日経平均に遅れた動きではありますが、セオリーではここから一段高を期待できる動きです。
トライアングルのレンジに戻ってくるまでは、上目線で見ていくことになります。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。

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