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米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年4月28日(木)時点 ※試験運用※

サラリーマン兼業投資家のコータローです。
この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。
「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。

《サマリ》

■米国 ⇒ 情報技術セクターが足を引っ張っている。どちらかというと弱い。
■コモディティ ⇒ 底堅い。農業セクターが相対的に強い。
■欧州 ⇒ 弱い。ファンダ的にも不利。
■中国 ⇒ 弱い。
■日本 ⇒ 意外と底堅い動き。

日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。


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《米国マーケット》

■S&P500

昨晩は続落です。
弱い形が続いていますね。
目先のターゲットは直近安値の4114.65$ですが、これは下抜けるかもしれませんね。。
もし安値を割り込んだ場合は、一段安を警戒することになります。
まずは、早期に週足トレンドライン②より上に復帰できるかがポイントになります。


■DOW30

引き続き弱いですが、S&P500よりは踏ん張っている印象です。
直近安値からはまだ距離があります。
やはり金利上昇が嫌気されている相場ですね。
S&P500は情報技術セクターの比率がDOWよりより高く、金利上昇局面では相対的に不利といえます。


■NASDAQ

直近安値を割り込みました。乙です。
金利上昇が嫌気されており、引き続き情報技術セクター、グロース株には厳しい相場が続きそうです。
ただし以前から言っているように、今後、景気減速・後退が意識されるようになってくれば、相対的にグロース株が有利となる相場となる可能性があります。
セクターローテーションは常に意識していきましょう。


■Russell

Russellも安値を割り込みましたね。
一段安を警戒すべき局面です。



《コモディティ》

■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)

コモディティ全体は三連騰です。
先週は元気が無かったので、一相場が終わってしまったかと思ったのですが、このままジリ上げの流れも期待できるかもしれません。


■石油ETF(USO)

オイルはトライアングル形成が続いているような形ですね。
上下どちらかにブレイクアウトしたら大きく動きそうです。
インフレが警戒されているうちは上有利ですが、景気減速が意識されるようになると、逆に下有利となります。


■ゴールドETF(GLD)

ゴールドはネックラインを割り込みました。
安全資産のニーズはそれほど高くないということでしょうか。


《欧州マーケット》

■ドイツ(DAX)

フィボナッチ50%水準まで下げてきました。
ここらで踏ん張ってほしいところですが、ファンダは良くないので怪しいですね。
この水準で下げ止まり、早期に日足トレンドライン(黄色破線)を上抜けるかがポイントになります。


■イギリス(UK100)

イギリスも随分下げてしまいました。
やはりこの環境下で最高値更新は難しかったようです。
今後はレンジ相場をメインシナリオとして見ていきます。


■ユーロストック

ユーロ全体はやや弱いです。
下降チャネルでの三波調整からの再上昇、という展開も考えられはしますが、ファンダを踏まえるとそこまで楽観的には見れないかと。



《アジアマーケット》

■香港ハンセン指数

弱いですね。
安値更新まであるかどうか、といった形です。
買いたいとは思えないですね。


■CSI300(※)

安値更新です。乙です。
ゼロコロナ政策が売り材料になっていますね。
これは当面は下目線で見なければならないかもしれません。
※上海証券取引所と深圳証券取引所で取引されている上位300銘柄の加重平均



《日本マーケット》

■日経平均

直近は下げてきてしまっていますが、まだ逆三尊形成プロセスは崩れていないです。
右肩がダブルボトムとなり再上昇、というシナリオに期待です。
短期間で上昇再開できなければ、レンジ相場や下落トレンド入りを疑うことになります。
しかし興味深いのは、日本株がS&P500よりは強い形を維持していることです。
どちらかというと、DOWに近い形で推移するかもしれません。


■ドル円

引き続き強いです。
10日MAに沿う動きが続いています。
当面は上目線で見ていくべき形です。
安易な逆張りはNGです。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。

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