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米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年4月30日(土)時点 ※試験運用※

サラリーマン兼業投資家のコータローです。
この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。
「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。

《サマリ》

■米国 ⇒ 下げが強い。S&P500が安値更新したら厳しい。
■コモディティ ⇒ 上値重いが、上昇トレンドは崩れていない。
■欧州 ⇒ 反発上昇の形。ただ上値は重そう。
■中国 ⇒ 反発チャレンジの形。
■日本 ⇒ 逆三尊形成プロセスが進捗。ただ、米国株の下げが。。

日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。

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《米国マーケット》

■S&P500

米国株は続落です。
もはや逆三尊形成プロセスとは言えない状況になってきました。
安値ブレイクにチャレンジしにいっている形です。
出来高が日に日に増えているので、安値ブレイクする可能性が高いのではないかとみています。


■DOW30

ダウも、S&P500ほどではありませんが弱いです。
直近上昇波動の8割押しまできてしまいました。
目先は下有利の形です。
ただ安値まではまだ遠く、底を確かめてから反転上昇する可能性はまだあります。


■NASDAQ

NASDAQは安値更新です。
日足下降トレンドライン(黄色破線)に沿って推移しています。
一段安となる可能性が高いですね。
ただ、どこかのタイミングでは反転してトレンドラインに戻ってきます。


■Russell

Russellも弱いです。
ナスダックと同様、安値更新してしまいました。
金利高や、FRBによる今後の引き締めを大いに警戒している動きです。



《コモディティ》

■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)

引き続き上値は重そうです。
上昇トレンドラインは守っているため、上昇トレンドは継続中という判断になります。
ただし、あまり時間をかけずに高値更新する必要があります。
高値更新に手間取っているようだと、大きな利食いが出て値を下げる可能性があります。


■石油ETF(USO)

オイルはトライアングルの動き継続です。
セオリーでは、上下どちらかにブレイクアウトした方向に大きく動く可能性が高いです。
ファンダも踏まえると、現状は上目線です。


■ゴールドETF(GLD)

ゴールドは下に切ってしまいました。
下有利の形に見えますが、下に切るまでの動きも踏まえると、三波調整の形にも見えます。
一旦は下有利としておきますが、三波調整からの上昇再開というシナリオも排除せず、といったところでしょうか。


《欧州マーケット》

■ドイツ(DAX)

直近上昇波動の5割押し水準から反発しかけている形です。
三波調整からの反発、としてみていくべきなんですが、、、
なんか、なんとも言えない違和感を感じる形です。
特に根拠はないのですが、なんか気持ち悪い感じがするんですよね。。
まぁ出来高はそこそこ大きいので、一旦は日足下降トレンドライン(黄色破線)の上抜けを期待します。


■イギリス(UK100)

大きく反発しました。
ただし、最高値チャレンジに失敗しており、ファンダ的にも高値更新できる状況にはないと思われます。
目先はレンジ形成をメインシナリオとしておきます。


■ユーロストック

日足下降トレンドラインに沿って下落してきています。
直近の形は、三波下落調整からの反発中に見えます。
ドイツと同様、短期で日足トレンドライン(黄色破線)の上抜けを期待していきます。



《アジアマーケット》

■香港ハンセン指数

大陽線が出ました。
ダブルボトムのような形になっていますが、底打ちを期待してもいいのでしょうか?
ただ中国のファンダはかなり悪いので、あまり期待しすぎない方が無難かもしれません。


■CSI300(※)

本土の方も三連騰しています。
出来高も大きく、悪くない形です。
まずは、あまり時間をかけずに日足下降トレンドライン(黄色破線)を上抜けるかがポイントになります。
※上海証券取引所と深圳証券取引所で取引されている上位300銘柄の加重平均


《日本マーケット》

■日経平均

逆三尊形成プロセスが進捗しています。
ダウに近い動きに見えますね。
しかも、ダウよりも印象が良いです。
時間をかけずに、日足下降トレンドライン(黄色破線)を上抜けるかがポイントになります。
ただ、日本や中国のファンダは良くない上、米国株が下げているので、あまり大きなポジションを立てたくないというのが正直なところではあります。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。

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