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米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年4月10日(日)時点 ※試験運用※

昨日急用のため、更新が一日遅れました。
申し訳ございませんでした。

サラリーマン兼業投資家のコータローです。
この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。
「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。

《サマリ》

■米国 ⇒ 金利高・金融引締めを嫌気。中小株・テック株に不利な展開。
■コモディティ ⇒ 横ばい・保ち合い継続。全体的には上有利?

■欧州 ⇒ イギリス以外は弱い。

■中国 ⇒ 底打ちからの戻しチャレンジ中。

■日本 ⇒ トレンドラインでレジスト受けて反落。弱い形。


日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。

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《米国マーケット》

■S&P500

昨晩は大きな動きなしです。
4/5以降の下げを取り戻せていません。
少々分が悪いですね。
現在は200日MAにからむ動きですが、フィボナッチ 50.00%あたりまでの調整も覚悟した方がいいかもしれません。
逆に、そのあたりまで下げてくれたら、少しずつ買い増しを再開しようかとも思ってます。


■米10年債利回り

一時調整しましたが、フィボナッチ 23.60%程度の水準で調整終了し、短期間で大陽線を出しました。
非常に強い動きです。
インフレと金融引締めを織り込む動きであり、今しばらくこの傾向は続きそうです。


■DOW30

ダウは、昨晩は陽線を出しました。
S&P500とややずれた動きというのは興味深いです。
直近高値からの調整幅も、S&P500よりは浅くなっています。
ちなみに、直近高値からの調整幅は、
Russell > NASDAQ > S&P500 > Dow
の順に大きいです。
インフレ、金利高相場としては教科書通りの動きかと。



■NASDAQ

直近高値から-6.5%の下落です。
DowやS&P500より弱い動きとなっており、マーケット全体で金利高、金融引締めが嫌気されている傾向にあるのが分かります。
当面は引き続き弱い動きになりそうです。
一方で、この先景気減速・リセッションのリスクが意識されるようになれば、テック株に有利な展開になり得ると考えます。


■Russell

中小株が一番弱い動きですね。
金利高が強い逆風になっていますね。
当面は弱い傾向が続くと予想します。



■ドルインデックス

ドルは強い動きです。
金融引締め、金利高を織り込む動きです。
戦争に伴う経済下押し懸念にあたり、相対的に米国マーケットが安全資産たり得るとみなされている、という要素もありそうです。
歴史的には160超の時期もあったので、今しばらくは強い動きが続くものと思われます。



■VIX

20前後で推移しています。
このまま大人しくしていてくれれば、願わくばジリ下げとなってくれれば、投資家たちの自己実現的に株価の調整も穏やかなものになってくれるのですが。。
しばらくはVIXの動向に注目です。


《コモディティ》

■ゴールドETF(GLD)

レンジの動きが続いています。
当面は大きな動きは期待できないと考えています。



■石油ETF(USO)

ふたたび日足トレンドラインまで降りてきています。
この水準を守れるかがポイントになります。
現状は、やや下有利に見えます。


■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)

トライアングル形成中です。
ゴールドやオイルよりは強い形に見えます。
上下どちらかにブレイクした方向に動きやすいですが、ダマシで下にブレイクしてから切り返して上昇トレンド回帰するパターンもあり得るかと考えています。


《欧州マーケット》

■ドイツ(DAX)

フィボナッチ 78.60%水準から反落しています。
日足トレンドライン(黄色破線)に沿った形となっており、下降トレンドが継続中です。
引き続き、下目線です。


■イギリス(UK100)

相変わらず、1人だけ強いイギリスさんですw
ただ、そろそろ最高値水準ですね。
いったん調整が入る可能性が高まっているので、身構え始めるべき状況です。
ロングしているなら分割で利食い初めて良いタイミングです。
ただし、あっさり高値更新する可能性もあるので、全降りははしなくてよいです。
僕はイギリスのインデックスファンドロングしてますが、まだ様子見しておきます。


■ユーロドル

またダラダラ下げてきちゃいましたね。。
あまり芳しく無いですよこれは。
1.08を守れるかがポイントになりますが、戦争が長引きそうなので、安値更新する可能性は比較的高いのではと考えています。


《アジアマーケット》

■香港ハンセン指数

大きく反発して底打ち⇨ジリ上げという流れとなっており、好感できる形です。
週足トレンドライン(白色破線)を超えられるかがポイントです。


■CSI300(※)

大きく反発⇨ヨコヨコとなっており、香港ほどではないですが良い形です。
日足トレンドライン(黄色破線)を強くブレイクできるかがポイントになります。
※上海証券取引所と深圳証券取引所で取引されている上位300銘柄の加重平均


《日本マーケット》

■日経平均

日足下降トレンドラインできれいに跳ね返されています。
フィボナッチ 50.00%〜61.80%水準までの調整はあり得そうな形です。


■ドル円

日米金利差期待に加え、ドル高も手伝って直近高値にチャレンジしにいっています。
高値ブレイクできるかは何とも言えないですが、少なくとも急速な円安は続かないのではと考えています。
ただ、そこまではっきりとした根拠は無いです。。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。

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