米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年5月26日(木)時点 ※試験運用※
サラリーマン兼業投資家のコータローです。
この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。
「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。
《サマリ》
■米国 ⇒ 昨晩は上昇も、底打ち期待は時期尚早。
■コモディティ ⇒
引き続き底堅い。上にブレイクアウトしたら一段高期待。
■欧州 ⇒ 弱い動き継続。
■中国 ⇒ 弱い動き継続。
■日本 ⇒ 煮え切らない動き継続。
日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。
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《米国マーケット》
■S&P500
昨晩はFOMCを無難にこなしたことで、陽線をつけました。
下降チャネルのレンジ内に戻ってきました。
また、日足下降トレンドライン(黄色破線)を上抜けたので、短期的には上有利の展開となる可能性があります。
ただし、出来高は物足りないので、底打ちサインとしての信頼性はそれほど高くありません。
金利を引き上げ続けることには変わりなく、ファンダの重しは依然として残っているため、上昇トレンドへの回帰を期待するのは時期尚早かと思います。
直近の下落トレンドに対する戻しの動きとして見ていくのが適切かと。
戻りの目安は、ボリンジャーバンド中間線(青色曲線)、または日足下降チャネル中間線あたりとして見ていきます。
■DOW30
DOWも大きく戻してきています。
基本的な考え方はS&P500と同じでよいと思います。
■NASDAQ
NASDAQは戻し方がちょっと弱いですね。
FRBによる金利引き上げへのコミットメントが重しとなっている模様です。
NASDAQの弱さをみると、米国株全体の上昇回帰はまだ先になりそうという感覚になります。
《コモディティ》
■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)
コモディティは引き続き高値圏ですね。
ふらふらと上下動を繰り返していますが、かなり底堅い動きといえます。
上にブレイクアウトしたら、一段高が期待できます。
■石油ETF(USO)
オイルも底堅い動きですね。
引き続き、上目線です。
■ゴールドETF(GLD)
ゴールドは小反発です。
トレンドラインの上のエリアに復帰してきました。
ふたたびトレンドラインを下回らない限りは、上寄りの中立目線で見ていきます。
《欧州マーケット》
■ドイツ(DAX)
ドイツはグズグズした動きですね。
トレンドラインに絡む動きは続いていますが、上抜けに時間がかかっています。
揉み合いの動きのままトレンドラインの上に出てきても、大きく上昇してくれない可能性がありますね。
横ばいの動きへの転換というシナリオも想定しておくことにします。
■イギリス(UK100)
イギリスは引き続き横ばいの動きが続いています。
200日MAでサポートされていますね。
引き続き、横ばいの動き継続というシナリオをメインにします。
■ユーロストック
引き続き弱い動きが続いています。
トレンドラインから離れてきているのが気になりますね。
安値割れも警戒することにします。
《アジアマーケット》
■香港ハンセン指数
ふたたびトレンドラインではじかれてしまいました。
経済対策は、中身が期待外れだったということですかね。
下目線を継続することにします。
■CSI300(※)
上海も同じくです。
下目線継続です。
※上海証券取引所と深圳証券取引所で取引されている上位300銘柄の加重平均
《日本マーケット》
■日経平均
うーん、逆三尊が形成されようとしているように見えるのですが、、、
煮え切らない動きですね。
横ばいへの転換も想定していくことにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。
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