米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年3月31日(木)時点 ※試験運用※
サラリーマン兼業投資家のコータローです。
この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。
「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。
《サマリ》
■米国 ⇒ 強い上昇が継続。基本は引き続き上目線。
■コモディティ ⇒ 横ばい相場に移行しそうに見える。
■欧州 ⇒ 良い形の上昇が続く。ユーロ高反転も好印象。
■中国 ⇒ 反転上昇が続けられるかがポイント。
■日本 ⇒ 円安の力により強く上昇。さすがに調整入り?
日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。
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《米国マーケット》
■S&P500
ギャップアップで更に一段高しています。
7割戻し達成しており、非常に強いです。
テクニカル的な手掛かりに乏しいですね。
基本的には引き続き上目線で見ることができる形。
ただ、アイランドリバーサルとなる展開には警戒が必要。
■米10年債利回り
2連続落です。
流石に一旦調整が入っていますね。
フィボナッチ 38.20%〜61.80%が調整目処です。
■NASDAQ
6割戻し達成です。
200日MAでレジストされているかたちに見えるのがやや気になります。
200日MAを強く上抜けることができるかがポイントになります。
■Russell
Russellは非常に強い上昇。
中小株も強いのは好印象です。
引き続き、上目線となります。
《コモディティ》
■ゴールドETF(GLD)
6割押し水準で2バウンドしています。
トライアングル形成に移行しているように見えます。
■石油ETF(USO)
ダブルトップ形成しているようにも見えます。
日足トレンドライン(黄色破線)はまだ機能しているようですが、これを割り込むと一段安の警戒が必要になります。
■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)
ゴールドと似た動きです。
三尊ダマシの形にも見えます。
中立的な評価となります。
《欧州マーケット》
■ドイツ(DAX)
予め引いていた日足下降トレンドライン(黄色破線)に反応しています。
ここを上抜くことができるかがポイントになります。
■イギリス(UK100)
8割戻しを超え、さらに上昇。
非常に強いですね。さすがは戦争負け知らずの国です。
最高値付近がターゲットになります。
■ユーロドル
ボトムをつけて上昇しました。
これは欧州株価にも好材料かと。
《アジアマーケット》
■香港ハンセン指数
いったん下落していましたが、どうにか踏みとどまっていますね。
上位足のトレンドライン(白色破線)を上抜けるかがポイントです。
■CSI300(※)
こちらも踏みとどまって上昇しました。
日足下降トレンドライン(黄色破線)が目先のターゲットになります。
※上海証券取引所と深圳証券取引所で取引されている上位300銘柄の加重平均
《日本マーケット》
■日経平均
日足下降トレンドラインや200日MAに綺麗に反応しています。
ここを上抜くことができるかがポイントになります。
ドル円次第な気もします。。
■TOPIX
TOPIXも同じく、日足下降トレンドライン(黄色破線)に反応しています。
こちらは、200日MAとトレンドラインに挟まれた動きにも見えます。
下位足での保ち合い形成の可能性も考慮していくことになります。
■ドル円
ものすごい上昇を見せていましたが、125円達成でさすがに調整していますね。
これが調整なのか、反転なのかを見極めたいところです。
現状ではテクニカル的な手掛かりに乏しいので、様子見です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。
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