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米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年7月23日(土)時点 ※試験運用※

仮想通貨を追加しました!
目次より《仮想通貨》を選択してご覧ください。


サラリーマン兼業投資家のコータローです。
この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。
「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。

《サマリ》


■米国 ⇒ 大きく上昇しレジスタンスを突破。ただ、来週は重要イベントを控えておるので過信は禁物。
■コモディティ ⇒ 底入れにも見えるが、まだ不安は払拭されない。
■債券 ⇒ ジリ高を継続、または明確な底入れパターンが出るかがポイントに。
■欧州 ⇒ 大きく上昇も、レジスタンスで止められている。
■中国 ⇒ 崩れてきた。踏みとどまれるか。
■日本 ⇒ 200日MAより上に出てきた。ここからブーストかけられるか?


日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。


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《米国》

■S&P500

昨晩は反落しました。さすがに一旦利食いが出ている模様。
今後、50日MAがサポートとして機能してくれるかどうかがポイントになりそうです。
短期的には、引き続き上目線で見ていきます。
ただし、来週はFOMCが控えており、急に相場の流れが変わる可能性も十分あるので、引き続き梯子外しには警戒です。
ここで一気に大きなポジションを仕込むのは危険かと思います。


■NASDAQ

ナスダックも利食い出ていますね。
ただ、そこまで大きな下げでは無さそうなので、短期的には引き続き上目線で見ていけそうです。
ただし、FOMC前のリスクオフが週明け早めに出ることも考えられるので、急落には要注意です。



《コモディティ》

■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)

200日MAで反発してから、大きく下げずに踏みとどまっています。
ダブルボトムかと思った時期もありましたが、それにしては直近は下げすぎなので、短期的にはレンジかトライアングル形成の可能性を疑っていきます。


■石油ETF(USO)

反転上昇に時間がかかっているので、上昇圧力は弱そうです。
前回記事でブルトラップの可能性が高そうとしましたが、この見方は堅持します。


■ゴールドETF(GLD)

ゴールドは小反発です。
上ヒゲが大きいのでちょっと微妙ですが、やや下落の勢いが落ちてきている印象です。
週足チャートで見ると、200周MA(白色曲線)が一旦の下落目処に思えます。

GLD週足チャート



《仮想通貨》

■ビットコイン

ビットコインは、昨年末頃のピークから70%弱も調整しました。
現在は、長期足と中期足共に下降トレンドとなっています。
ただ、6月頃から、200週MA(白色太曲線)上で何度かバウンドし、直近ではレンジを上抜けて上昇する動きです。
現在は、50日MAにサポートされそうな形ですね。
このまましばらく横ばいの動きを続けてくれれば、底打ち示唆のパターンが完成しそうです。
アク抜け感は出てきた印象です。
ただ、FRBによる利上げがまだまだ続く環境において、「最もチャラい商品」である仮想通貨がこの後すぐにサステナブルな上昇に戻ってくれるかというと、ちょっと自信が持てないですね。
長期投資のロングポジションをちょっとずつ仕込み始める分には、そこまで危険はないかと思いますが。。
大きなポジションを一気に立てるのはリスクが大きいと考えます。



《債券》

■TLT(20年債ETF)

TLT週足チャート

長期債は、週足で見ると底入れを示唆する形に見えますね。
いや、まだ過信は禁物ですが。。
週足トレンドライン(白色破線)上でもう少し揉み合い、大きく跳ね上がるのが理想的な底入れパターンです。


《欧州》

■ドイツ(DAX)

上位足トレンドラインで下げ止まり→ダブルボトム形成→大きく反発→横ばい という、トレンド転換のプロセスがうまいこと進捗しています。
ここからしばらく、大きく下げずに横ばいの動きを続けてくれたら、そこからの一段高を期待できる展開になりそうです。
現状では、中立的な見方になります。
失速して、直近の上昇分をキャンセルしてしまったら下目線に戻します。


■イギリス(UK100)

イギリスも反発→ヨコヨコという形になってきています。
ただ、50日 MAか200日MAにレジストされているようにも見えます。
このMAに頭を押さえられながら下落トレンドになる、というシナリオもありえるかと思いますので過信は禁物です。


■ストックス600

ユーロ全体も上げてきていますが、下降トレンドラインで頭を抑えられているような形です。
また前回記事でも解説した通り、下降トレンドラインを上抜いたとしても、100日MAやもう一つの下降トレンドラインが、レジスタンス候補として控えています。
引き続き、過信は禁物ですね。


《アジア》

■香港ハンセン指数

昨日アップしたところから、市場が動いていないので同じ解説を載っけてきます。

香港は、トライアングルの上ブレイクがダマシとなり、逆に下ブレイクした形です。
素直に捉えれば、一段安を期待して良い展開です。
ただ、ちょっとしたブレイクしてから下落するまでに時間がかかっているのが気がかりです。
この下ブレイクもダマシとなれば、横ばいまたはフラッグの動きを想定することとなります。


■CSI300(※)

同じく昨日アップしたところから、市場が動いていないので同じ解説を載っけてきます。

上海は、日足上昇トレンドラインを下抜きました。
現在は下有利の展開です。
ただし、下から上がってきている50日MAにサポートされる可能性もあります。
まずは、50日MAをしっかりした抜くことができるかを見ていくことになります。
※上海証券取引所と深圳証券取引所で取引されている上位300銘柄の加重平均


《日本》

■TOPIX

日本も、同じく昨日アップしたところから、市場が動いていないので同じ解説を載っけてきます。

TOPIXは、久しぶりに200日MA(白色曲線)より上に出てきました。
小さくブレイクワンタッチしており、目先は一段高を期待できます。
まずは、すぐに失速せずちゃんと離陸できるかがポイントになります。
週明けFOMC前に調整がきそうなので、それまでに直近の高値圏(2000円付近)はしっかり突破しておきたいですね。
それができなければ、レンジの動きが続くという展開も想定することになります。



最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。

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