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米国株&海外マーケットテクニカル分析|2022年4月14日(木)時点 ※試験運用※

サラリーマン兼業投資家のコータローです。

この記事では、米国株をはじめとした海外指標のテクニカル分析の内容について解説します。

「国際マーケットをテクニカル分析の切り口で把握する」というバリュー出しを目指したいと思います。


《サマリ》

■米国 ⇒ 下落節目で反発。信頼性はまだ低いが、上昇回帰が期待できるかも?

■コモディティ ⇒ 上昇再開。強い動きで、引き続き上目線。

■欧州 ⇒ 強いとは言えなくなってきた。ユーロドルも弱い。総合的には下目線。

■中国 ⇒ 反発上昇の勢いが弱くなってきた。

■日本 ⇒ 円安の割には弱い。目先は中立的。


日経225先物の相場分析記事である「【日経225先物】マーケット分析」記事内の、ファンダメンタルズ情報欄と連動しているので、よろしければそちらの記事もご覧ください。

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《米国マーケット》

■S&P500

直近上昇波動の5割押しで、週足上昇トレンドラインでサポートを受け反発した形です。
ただ、明確な反発パターンではなく、また出来高も物足りないので、反発としての信頼性はまだ低いです。
出来高を高めながら、200日MAを超えていけるかがポイントになります。


■米10年債利回り

小さい調整のみで上がり続ける強い形です。
大きな調整とならない限り、引き続き上目線です。


■NASDAQ

NASDAQは、直近上昇波動の6割押しとなっています。
S&P500よりも弱い形です。
やはり金利上昇、金融引き締め見込みが効いていますね。
現状はレンジ形成になるかもしれないと考えています。


■Russell

一応昨晩は反発しましたが、上昇チャネルの範囲内の動きです。
大きな下落⇒上昇チャネル のパターンは、セオリーでは下落トレンド継続で弱気示唆の形です。


■ドルインデックス

非常に強い形で上昇トレンドを継続しています。
引き続き、上目線で見るべき形です。


■VIX

ふたたび下落してきました。
黄色のトレンドラインを下抜いてくれると、株価は一段高してくれそうかな~とみています。(そしてその後天井w)



《コモディティ》

■DBC(コモディティ全般に分散投資する総合コモディティETFの代表格)

トライアングルを上にブレイクし、一気に走っています。
前回記事で上に行きそうと解説していましたが、予想どおりの展開となりました。
目先のターゲットは直近高値の28.41ですが、超えてきそうな動きに見えます。
株価には中期的にはマイナスに働くかと。。


■石油ETF(USO)

こちらもトライアングルを上にブレイクしました。
強い動きで好感できます。
株価にはマイナスですがw


■ゴールドETF(GLD)

ゴールドも上に離れています。
コモディティは全体的に上がっていますね。
戦争の長期化を織り込みにいく動きでしょうか。



《欧州マーケット》

■ドイツ(DAX)

強い反発ののち、ヘロヘロ下げている形です。
決して弱くは見えないのですが、ちょっと下げる日数が多い気がします。
これ以上時間をかけずに、日足下降トレンドライン(黄色破線)を上抜けるかがポイントになります。


■イギリス(UK100)

独歩高でしたが、最高値を前にさすがに休憩です。
あまり大きな調整とならずに高値更新できるかがポイントになります。
個人的には、高値更新の可能性は五分五分とみています。


■ユーロドル

安値割れはしていないものの、弱い形です。
急角度の方の日足下降トレンドライン(黄色破線)を上抜くまでは、引き続き下目線で見るべき形です。



《アジアマーケット》

■香港ハンセン指数

反発後は横ばいの動きです。
期待した程強い形ではなくなってきました。
中立目線に変更です。


■CSI300(※)

こちらは香港より弱いですね。
日足下降トレンドライン(黄色破線)にレジストされています。
どちらかというと下目線になりつつあります。
※上海証券取引所と深圳証券取引所で取引されている上位300銘柄の加重平均




《日本マーケット》

■日経平均

5割押しから反発した形です。
が、大幅円安の支援がある割にはそこまで強くないですね。
円安が急激すぎることでデメリットが意識され始めたのと、そもそも日本のファンダがそこまで強くないことが響いているのでしょうか?
基本はレンジ形成を予想していますが、日足下降トレンドライン(黄色破線)までの上昇というシナリオもあり得ると思います。


■ドル円

強いですね~。
安易に逆張りできない形です。
引き続き、上目線です。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けに、国内外の株価指数等に関するテクニカル分析の手法や事例などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。


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