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こたの缶詰紀行【伊豆編】

【1日目】

 電車に揺られること3時間、車窓には海が見えてきた。僕は今、静岡の伊豆半島へ向かっている。
 これから合計8日間の缶詰をすることになるからだ。最初の4日間は伊豆、残りの4日間は鬼怒川で缶詰をする。

JR伊東線の窓から見える海辺の街

 最近は締切の迫る制作に取り組む毎日を送っていたが、ずっと家に籠っているのも気分が上がらず、集中力が切れかけていた。もっとも僕はひとり暮らしなので、普段から缶詰状態といえばそうなのだが、制作で手一杯になると食事や風呂を疎かにしてしまう。
 制作に力を入れるためにはまずはしっかりと栄養、そして休養をとらなければならない。自分で料理をするのが面倒なら自動で飯が出てくるところで制作をすれば良い。つまり宿に籠れば食事が勝手に用意され、風呂も既に沸いた状態という寸法だ。
 それに作家のたまごとして一度は缶詰を経験してみたかった。僕は大の旅行好きなので、4日間も旅先で部屋に籠っていられるのかという心配はあったが、絶対に終わらせなければならない制作を抱えているので意を決して缶詰をすることにした。

 缶詰をするならどこだろう。普通のビジネスホテルじゃあ雰囲気が出ない。旅館にしよう。和室のところが良い。
 場所はどこだろう。海があるところへ行きたい。なら、伊豆だろう。それに文豪が缶詰になる場所といえば伊豆、というイメージが僕の中にある。夏目漱石や川端康成といった名だたる文豪のゆかりの地である伊豆だ。
 じゃあ決まりだ。そして僕は急遽伊豆(正確には伊東だが)の旅館を3泊4日で予約した。

 伊東駅に到着。伊東へは過去に一度来たことがある。そのときは友人と2人で観光目的で来た。伊東駅はザ・観光地の拠点駅といったつくりで、駅舎は、さながら南国リゾートを思わせるような面持ちである。そして駅前には土産物屋が立ち並ぶ。こういった所へ来るといつもワクワクする。

南国リゾートを思わせる伊東駅舎
「花と海といで湯のまち伊東温泉へようこそ」

 駅から右手方向へ進むと通りに入る。梅雨の季節だからだろうか、平日の昼間だからだろうか、ガラガラである。
 通りへ入ってすぐのお寿司屋さんでお昼とする。缶詰の前の景気付けにしっかりと好きな物を食べる。僕はこの世の食べ物の中で寿司が一番好きだ。それと旅先での食事はなるべく地元の料理を食べたいものだ。チェーン店へは立ち寄らないようにしている。
 にぎりのランチ、1100円。美味い!というかこういうお店で美味くない訳がない。のれんをくぐった時からおおよそ味の予想は出来ている。しかしその予想を上回る美味しさである。ネタはみな僕が好きなものばかり。ホタテがあるのが何より嬉しい。プリプリで甘くて最高!わさびはたっぷり入っていたが良いわさびなのだろう、そんなに辛くなくネタを引き立てている。酢の物、漬物、そしてしいたけの入った荒汁もどれも美味しく、大満足のランチで良いスタートを切れた。

駅前仲丸通り
雰囲気の良いお寿司屋さん
ランチメニューのにぎり。1100円。

 次に寿司屋からまた少し歩いたところにある喫茶店へ入った。旅館のチェックインは午後3時、あと1時間ある。こういう昔ながらのレトロな喫茶店にずっと入ってみたかった。プリンアラモードを注文する。少々値段はするが、この値段は喫茶店の雰囲気を味わうための料金も含まれてると考えると妥当な気がする。一度サクランボが乗ったプリンを食べてみたかった。
 注文をして、喫茶店の雰囲気に浸っているとお待ちかねのプリンアラモードが届いた。まずはこのプリンアラモードを被写体に写真をパシャパシャと撮る。そしてサクランボから贅沢に頂く。プリンは甘さがほどよくて上品な味である。フルーツも色々な種類が乗っていて嬉しい。
 メロンを食べるといつもおばあちゃんを思い出す。僕のおばあちゃんは今年で86歳。僕より数倍元気で毎日図書館に通って本を読み、俳句教室に通い、体操教室にも通い、ひとり暮らしで料理も洗濯もなんでもしている。尊敬している。おばあちゃんの大好物はメロン。小さい頃、おばあちゃん家へ行くといつもおやつにメロンを出してくれた。メロンは高いフルーツだが、おばあちゃんは惜しまずに買う。おばあちゃんの誕生日にはいつも決まってメロンをプレゼントしている。実のところ僕はメロンがそんなに得意でない。小さい頃はそれでも嫌いと言わずに食べていた気がする。おばあちゃんを悲しませたくはないのだ。そんなことを思い出した。

レトロな喫茶店
ショーケースを見ているだけでワクワクする。
プリンアラモード。800円。

 喫茶店を出て伊東の街を歩き、旅館へ向かう。なかなか趣のある街である。坂、温泉、海、レトロ。熱海や尾道もこういう街だが、僕はこういう街がツボである。少し歩くと昔ながらのアーケードに入った。シャッターのしまった店が目立つが、開いている店は皆ぬくもりを感じる手描きの告知看板やらを並べている。こういうアーケードに入ると過去に来たことがなくてもどこか懐かしく感じるものである。

キネマ通り
昔ながらの商店が並ぶ。

 「伊豆の踊子」と描かれた映画の看板が掲げてある。伊豆といえば踊り子、のイメージがあるがちゃんと読んだことはない。国語の授業で読む分にはいいのだが、僕は一冊の本を読むのが苦手である。このアーケードにはレトロなお店や看板がたくさんある。こういうレトロなお店のロゴを見るのが大好きだ。写真にたくさん収める。

伊豆の踊子の看板
レトロな看板たち
ステキな3店

 20分ほど歩いて旅館に到着。ここからがやっと本題。前置きが長いのは僕の癖なので申し訳ない。毎回文章を書いたり話したりしていると脱線しがちである。どうかお付き合い頂けると幸いである。

 無事にチェックインを済ませ、自分の部屋へ向かう。ここが今日から3泊する缶詰部屋である。
 遠くに山を望む8畳の、ひとりでは充分すぎる部屋だ。今回泊まる旅館は3泊で毎日朝食と夕食にバイキングが付き、しかも温泉もついて22000円、1泊あたり約7000円の宿である。旅館、旅館と言っているが正式に言うとホテルの類いなのかもしれないが、和室のホテル=旅館ということで許してほしい。
 熱海に泊まることも一度考えたが、どこも埋まっていたので結局最初に思い浮かんだ伊東を選んだ。でもこれで良かったと思う。熱海に泊まっていたもんなら、街へ出て遊びほうけていた気がする。伊東を悪く言う訳ではないが、これくらい落ち着いた街の方が変な欲が出ず制作に集中出来そうだ。
 夕食の時間までさっそく制作に取り掛かることにする。今の僕は文豪だ。制作物はイラストだが、自分は文豪だと言い聞かせる。今回の缶詰はどれだけ自分に酔うことが出来るかが重要だ。僕は単純な人間なので形から入ることが多い。文豪気取りで旅館に缶詰なんて自分に酔っている痛い奴だと思われるかもしれないが、むしろ自分に酔うことが今回制作を捗らせるための狙いであり、そうすることで僕はモチベーションが上がったりする。思った通り、文豪気取りの僕は短期集中で一気に制作を進め、あっという間に夕食の時間になった。この時点で、あぁ今回の缶詰は成功だなと確信した。家にいたら気が散ってダラけていたはずだ。

和室8畳の缶詰部屋

 夕食はバイキング。僕は貧乏性なのでいつもバイキングで食べ切れない量の料理を取ってしまう。今回も栄養を充分に摂るために出来るだけ沢山食べる。こんなにしっかりした夕飯はいつぶりだろうか。最近は制作が忙しくて自炊をする暇がなく、ご飯だけ炊いて後はスーパーの半額になった惣菜を2、3つ買ってきて済ましていた。  
 今回のバイキングはアルコール飲み放題。しかし、アルコールを飲むと眠くなってしまうので飲まないことにする。本当の意味で酔ってしまったら元も子もないのだ。ここでまた貧乏性が災いして少し勿体ない気持ちに駆られるが今回の目的はあくまで制作を捗らせることだと自分に言い聞かせ、食事を済ませた。

夕飯のバイキング。里芋が美味しかった。

 夕食のあとは部屋に戻り再び制作を再開させる。少し腹を休ませてから温泉へ向かうことにした。時間をズラし、夜10時に温泉につかる。この時間なので誰もいない。貸し切り風呂だ!
 誰もいない温泉でやりたいことはいくつかある。まずは湯船でのワニさん歩きだ。誰に迷惑をかける訳ではない。小さい頃よくやっていたおふざけをやってストレスを発散する。
 次に軽く歌ってみる。僕は昔から音痴と言われ続け、歌に自信がない。それでも最近はひとりでカラオケに行くことが多く、前よりは上手くなった気がする。もっとも、人に聞かせるほどではないので、ひとりの時しか歌わない。今の温泉は誰もいないのだ。
 「君は1000%〜♪」と歌ってみる。最近はオメガトライブにハマっていて、制作中は専ら曲を聴き続けているので頭の中に歌詞が入っている。最初は杉山清貴&オメガトライブにハマり、そしてカルロストシキ&オメガトライブにハマってしまった。
 カラオケではいつも80年代〜90年代の歌ばかり歌っている。これでは友人とカラオケへ行ったところでポカンとされてしまうだろう。
 あとはただ湯船につかって疲れを癒す。露天風呂があるじゃないか!僕は夜の露天風呂が大好きだ。静かで澄んだ夜の空気と湯船の温かさが心地よい。普段、家ではお風呂に入るときに電気を少し消して薄暗くしている。少々あぶないのであまりオススメしないが、こうすることで露天風呂気分を味わえる。これは父親から教わったことである。僕の父親は教師をしているが、家では僕よりふざけたことばかりしている愉快な父親である。先日友人にこの露天風呂スタイルの入浴をすすめたら引かれてしまった。父親には言えない。

 さっぱりとして風呂を上がった。風呂上がりといえば牛乳である。ここの旅館にはちゃんと牛乳を瓶で売る自販機があった。牛乳は瓶でなくっちゃ。それにフルーツ牛乳があるじゃないか!これがたまらなく好きで、僕はフルーツ牛乳の売っている旅館をリスト化しているくらいだ。以前友人と温泉へ行ったときにすすめられ、初めて飲んだときに衝撃を受けた。こんなに美味しい飲み物があるものか。それまでは牛乳は牛乳、フルーツ牛乳やコーヒー牛乳など邪道だと、頑固な自分がいたが騙されたと思って飲んで世界が広がった気がする。それからはフルーツ牛乳の虜になってしまった。友人には感謝している。
 そしてそれから僕は何ごとも経験だなと思い、怖がって今までの成功体験に沿って生きていくのでなく、新しい経験にもお金を払って生きていきたいなと思った。(あまりに真っ当なことを書くとちょっとムズムズして恥ずかしいが、この時は本当にそう思った。)
 そんな訳で思い切って缶詰をしているのである。部屋に戻ると夜11時。そこからまた制作を再開させ、3時半に眠りについた。

キンキンに冷えたフルーツ牛乳

【2日目】

 7時に起床。普段はベッドで寝ているが、たまにこういった畳に敷布団も良いなと思った。また、おばあちゃん家を思い出す。
 3時間半ほどしか寝ていないが、どういうわけか疲れが取れている。たくさん食べて温泉にも入ったからだろうか。
 朝食もバイキングである。僕はどちらかと言うと朝食メニューの方が好きだ。やっぱり朝は和食に限る。納豆に冷奴、温泉たまごにひじき煮、それに大好物の切り干し大根を取って席へ向かう。
 ひとり暮らしをしていると朝飯と昼飯を一緒にしてしまうことが多いので、朝からガッツリと食べるのは久しぶりだ。デザートはヨーグルトにフルーツポンチをかけて出来上がりである。小学生のとき、給食に出てくるフルーツポンチが大好きだった。

大好きな和食メニューの朝バイキング

 朝食を終え、部屋に戻る。今日は一日旅館で缶詰だ。気がつけば昼飯を取らず作業を続け、あっという間に日が暮れてしまった。あり得ない捗りようである。10時間ほど絵を描いていた。嘘みたいに手が動く、それに疲れない。環境を変えたおかげで気分が上がっているのもあるが、何より部屋が広く、机も大きいからのびのびと作業ができるのだ。普段、家では少々散らかった部屋に縦横1mほどの小さなテーブルで描いている。作業スペースが広がるだけでこんなにも制作が捗るのかと思った。
 無音で淡々と作業をしているのかというと、そんなことはない。先に述べたように最近ハマっている音楽を聴いたり、ラジオを聴きながら作業している。
 アイデアを考えたり、ラフを描いたり、内容を調べながら制作するときは頭をフルに使わなければならないので、Lofi Hip Hop(ローファイ・ヒップポップ)を聴いている。歌詞のない、リラックスできるような音楽である。
 線画を描くときは歌詞のある音楽を聴いている。ある程度の集中力が必要なので、聴き流せるような曲が良い。
 そして塗りのときはラジオを聴いている。ここではあらかじめラフの時点で色を決めているので、いわゆる"作業"である。塗り絵といえば良いだろうか、あまり頭を使う必要がない。なのでラジオのように会話を聞きながら制作が出来るのだ。

 昨日の夜と同じメニューのバイキングを済ませ、僕はまた作業、そして風呂、再び作業という流れで合計15時間ほど制作をし、3時半にまた布団へ入った。

【3日目】

 9時起床。さすがに疲れも少し溜まっていたらしく、ぐっすりと眠ってしまった。朝食のバイキングは8時半までなので、逃してしまった。
 チョーショック!と思ったが睡眠を選んで良かった気もする。(勿論これを言いたいがために朝食を逃した訳ではないので信じて欲しい。)
 昨日は昼飯を抜かしたので、今日の昼飯は気分転換も兼ねて外へ行ってみようと思う。午後1時まで作業を進めて、2日ぶりに旅館の外へ出た。

 海沿いへ行けば何か美味しいものがあるだろう、という勘を頼りに歩き始める。本当にこの街は味わいがあってなかなかにステキである。無理に景観を作り上げようとして昔"風"の建物が並ぶのでなく、本当に昔からそこにある商店が立ち並ぶこの感じが好きだ。
 何分か歩いていると潮の香りがしてきた。目の前には海が見える。鉛色の海だ。僕の中で太平洋は強い日差しと鮮やかなブルーのイメージがあるので、こういった曇りの日の太平洋は新鮮である。僕の故郷、新潟の冬の日本海を思わせるような鉛色の海である。

角にあるラーメン屋さん
商店の面影
海が見えて来た。

 海岸沿いの道に出ると何軒か定食屋が並んでいた。そのなかの一軒、雰囲気の良さそうな店を選んで入る。
 ランチの定食を頼んだ。鯵のお刺身、アジフライ、そして小鉢とお味噌汁がついた。
 どの料理も美味しかったが、特に衝撃を受けたのはアジフライ。こんなにフワッとした肉厚な鯵を使ったアジフライを食べたのは初めてだ。スーパーの半額になったアジフライしか食べたことがなかったので、なかなかの衝撃である。涙が出そうなくらい美味しかったと言っても、過言ではない。またまた大満足のランチを終えて、旅館へ戻る。

雰囲気の良い海沿いの定食屋さん
ランチの定食。1700円。
鯵のお刺身。みかんを絞って食べる。
食後にコーヒーがつくのは珍しい。

 帰る途中に凄まじいオーラを放つ日本建築の横を通った。その建築美に魅了される。東海館というらしく、老舗の旅館で今は館内を見学出来るようにした観光施設になっているようだ。写真を外からパシャパシャと撮り、次に伊東へ来る時は中を見学したいなと思いつつ、旅館へ帰る。

東海館

 旅館に着いたら午後の制作のスタートである。そういえば、制作制作と言ってばかりで、何を制作しているんだ!缶詰までして!と思っている方も多いと思う。前からTwitterでも今年は大きなお知らせあります〜とかなんとか言っておいてなかなか発表していない。
 実はまだ内容をお伝えすることが出来ないから制作と言っているのだが、この制作を終わらせたとき、僕の夢が叶う、というのがひとつ今お伝え出来ることである。
 Twitterに絵を投稿し続けて5年が経った。いつも作品を見てくださっている皆さんには本当に感謝が尽きない。僕みたいな個人で活動しているクリエイターにとって、作品を見てくれる人がひとりもいなくてはどうにも生きていけないのである。僕の作品を好んで見てくださっている皆さんには、絶対に喜んで頂けるものが出来上がっているので期待をしてどうか楽しみに待っていて欲しい。僕自身、早く公開したいという気持ちでウズウズである(笑)。

 夕飯まで制作を進め、最後のバイキングを終えて、最後の風呂につかった。ここでゆったりと最後の日くらいくつろいで眠りにつけば健康的で良いかも知れないが、正直に話すとこの後僕は翌日の朝まで徹夜をした。
 旅館で徹夜、なかなか体験出来ないことである。若いうちの徹夜は歳をとったときに影響がないとも言えないが、やりかけた制作を置いて眠ることがどうしても出来なかった。深夜テンションとでも言おうか、僕は音楽を聴きながら、それなりにノリノリに制作を進め、気がつくと外はすっかり明るくなり、朝のバイキングの時間となった。

【4日目】

 徹夜をしているので、そんなに食欲は湧かない。しかし食べなければ体力がつかないので、パンとヨーグルト、それとコーヒーを飲んで最後の朝食を終えた。
 7時30分にチェックアウト。なんでこんな早い時間!と思われるかもしれないが、今日は大学の2限、10時半からの授業へ出なくてはならない。伊豆から3時間かけての通学である。3泊4日お世話になった旅館を背に伊東駅へ向かう。

街中には至るところにヤシの木が生えている。
遠くに「ハトヤ」の文字。
帰り道、野良猫に威嚇される。

 熱海からは流石に新幹線を使わなければ間に合わない。初めての新幹線通学である。僕は新潟の生まれなので、基本的に上越新幹線しか乗らない。東海道新幹線に乗ることは滅多になく、乗るときはいつも修学旅行気分でワクワクする。電車でウトウトしつつ大学へ向かい、無事に2限に間に合うことが出来た。

真ん中に通過線を挟まない熱海駅のホーム。

 そんなこんなで少し慌ただしい最後になったが、3泊4日の缶詰紀行、伊豆編の終わりである。締切まで残り1週間、実はまだ制作物が残っているのである。これを終わらせるために僕はもう3泊4日、今度は栃木県の鬼怒川温泉で缶詰をすることにし、旅館を予約した。

次回、こたの缶詰紀行、鬼怒川温泉編をお楽しみに!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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