No.131【アドラー心理学】傷ついた心を回復させる
こんにちは。
オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。
今日は昨日と違い二度寝することなく、むしろ予定よりも早く目覚めました。
もっと寝てたかったと一瞬だけ損した気持ちになりましたが、昨日のように二度寝してしまって焦って家を出る方が良くないと思いながら、温かいコーヒーを飲んで朝を少しゆっくりと過ごしました。
やはり時間にゆとりをもつことは精神的な健康のためには必要ですよね。
さて、僕はアドラー心理学を学んでいるので、今日もそこで得られた気付きをお伝えします
先日、著書「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」などでアドラー心理学を世間に広く認知させられた岸見一郎さんの講演会に参加してきました。
講演会の最後にはグループカウンセリングのような形で、参加者が岸見さんへ質問する時間が設けられていて、その中でこんな質問がありました。
「自分の話していることが、周りの人からどのように思われているのか気になってしまって、怖くて上手く話せません」と。
グループカウンセリングの内容は口外してはいけないということになっているので、ここから先は岸見さんがお話しされた内容ではなく、僕の考えなどをお話します。
心がすごく傷ついている。
その方は、きっとこれまで自分の話しを聞いてもらえなかったり、否定されたりし続けて僕には想像ができないくらい、たくさん傷ついてきたのだと思います。
周囲の人達にどのような対応をされたかは分かりませんが「あなたの話は聞いていない。」「そうじゃない。」「それは違う。」「生意気だな。」「で、オチは?」「何を言いたいのかよく分からない。」「はいはい、そうね(適当にあしらう感じ)」などというような感じでしょうか。
言葉や表現は違ってもニュアンスがそのような対応を人から受け続けた結果、心はたくさん傷ついてしまい、もうこれ以上傷つきたくないと心の奥底で思うようになってしまった結果、怖くて上手く話せない状態なのではないでしょうか。
完全にポッキリと勇気が挫かれてしまっている状態ですね。
本来の姿は…
この方のように、話すのが苦手という方は多くいますよね。
でも考えてもらいたいのが、今は話すのが苦手でも2歳や3歳くらいの言葉を話し始めた頃はそんなことはなかったはずです。
僕には2人の子供がいますし、子供が通っていた保育園の送り迎えは毎日していて、行事にはほとんど全て参加していたので、他の子供達ともそれなりに接してきました。
その歳の子供達って、一生懸命に自分を表現しようと言葉を探しながら話そうとしますよね。
自分が話すことに精一杯で一生懸命で、微塵も話すのが苦手だなんて思っていないですよ。
話し始めの子供に話かけられたら「へぇ~そうなんだね」「スゴイね。」「もっと教えてよ。」「それって面白いね。」などと笑顔でこちらが返すと、嬉しそうに頑張ってもっと話そうとしてくれますからね。
人間の本来の姿って、そのように楽しく自分を自由に表現するものだと僕は思います。
そのように自分を表現することが楽しくて嬉しくて一生懸命だったはずなのに、成長するとともにいつの間にか、できなくなっていってしまうんですよね。
話すのが苦手になった背景は…
それが出来なくなってしまうのは、関わる人や環境が大きな原因だと思います。
人から無視されたり、怒鳴られたり、小バカにされたりと、無関心、批判や否定などを受けてこれ以上傷つきたくない、もう傷つくのは嫌だと無意識のレベルまで深く傷ついてしまったのだと思います。
それで少しずつ自分を自由に表現できなくなってしまってしまうのではないでしょうか。
多かれ少なかれ誰でもそのような心は持っていて、大丈夫な人は大丈夫ですが、ダメな人はダメなんですよね。
ダメな人はそのように話せなくなってしまうんですよね。
ここでいうダメというのは、その人がダメなのではなく、心の耐久性や心の対処が苦手というだけですから誤解のないようにお願いします。
それで大丈夫な人とダメ(心の対処が苦手)の人の差は、幼少期の愛着かもしれませんし、生まれ持った器質なのかもしれませんが、重要なのはそこではなく今やこれからをどうするかです。
話すのが怖くなってしまった原因とその対処を考えるのではなく、これから先どのようにしていきたいのかという目的とその達成方法を考えることではないでしょうか。
子供の頃のようにとはいかないでも、自分を自由に表現できるようになるためにするべき事は、自分のことを批判や否定することなく対等な立場で、自分の話を聞いてくれる人を探すことだと思います。
ポッキリと折れてしまった勇気を回復させること、回復させてくれる人を探すことです。
挫かれた勇気を回復させよう!!
それは親や友人知人、職場などと近い人ではなくてインターネットのみでの関係でもいいと思います。
声が聞けて顔が見える状態で、否定や批判されることなく、話していることに対して興味や関心を向けて頷いて、完全に受け入れられなくても全てを聞き入れてもらうことだと思います。
しかし、そのように批判や否定をしないで聞き入れてくれる人がいることの方が少ないのが現実だと思います。
ですから一つの方法として、心療内科や精神科に行ってみるのもいいかもしれません。
とはいえ、それら医療機関へ行けば何かしらの精神障害の診断をされてしまって社会的に精神障害のレッテルを貼られてしまうので、できれば行かない方がいいとも思います。
ですから、良い人が見つかるように行動することだと思います。
僕はその方の心が回復するのを祈るのと共に、僕は人の勇気を挫くようなことは絶対にしたくないですし、むしろ勇気を回復させることができるような人でありたいと思いますね。
と長々と偉そうに書いてしまいましたが、まだまだ未熟なので学びながら、日々の生活の中で実践を繰り返していきたいと思いました。
ということで今日は以上です。
これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。
同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆
また明日(^O^)/
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