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No.180【ダイエットQ&A】「脂質制限VS糖質制限」どっちが正しい?

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

さて、今日もダイエットのお話をしますね。

Question:

「脂質制限と糖質制限はどっちがいいですか?」

サラダ油やドレッシング、肉などに含まれている油(脂)を制限する脂質制限ダイエット。

ご飯やパン、麺などの炭水化物に含まれる糖質を制限する糖質制限ダイエット。

どちらもダイエット効果があることは、多くの方が感覚的にも理解されていると思います。

どちらがいいかというのは、矛と盾のようですね。

今日はどちらが効果的かというお話をしますね。

Anser:

「両方やるのが良いと思います。」

一昔前は油(脂)は悪だとしてダイエッターから敬遠されていましたね。
※油(脂)→「油」で統一します。

油はカロリーが高いので、少量をとるだけですぐにカロリーオーバーになってしまいますからね。

ダイエットの大原則は、エネルギーの収支です。

カロリーの高い油を控えることで、カロリーオーバーになることを抑えられて、摂取エネルギーのマイナスを作るのが簡単になります。

そのような単純な考えで、脂質制限ダイエットは効果的だと思われています。

一方の糖質制限ですが、糖質は一番のエネルギーになりやすく、油の半分以下のカロリーです。

しかし、主食の炭水化物に多く含まれているため、過剰になりやすいという側面があります。

また糖質をとると血糖値が上がり、インスリンというホルモンが分泌されるのですが、そのインスリンの役割の一つに脂肪の合成作用があります。

糖質の摂り過ぎを抑えたり、強い脂肪合成作用のインスリンの分泌を抑えようとして、糖質制限ダイエットが効果的だと思われています。

ちなみに、脂質制限というか低脂肪食は、脂質からのエネルギー摂取量が1日の総エネルギー摂取量の30%以下を言います。

糖質制限というか低糖質食は、アメリカの糖尿病学会では一日130g以下、アトキンスが提唱したケトジェニックは一日50g以下としています。

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カラダは反応しにくくなる

カラダには恒常性(ホメオタシス)という機能があります。

ホメオタシスとは、カラダを一定の状態を維持しようとする働きで、血圧や体重、傷の治癒や免疫などカラダの生体機能全般に及びます。

そのため脂質制限であろうと、糖質制限であろうと、カラダはそれに適応しようとして反応して、いずれ順応します。

するといくらエネルギーをマイナスにしていても、最初のうちは体重や体脂肪が減っていても、徐々に減りにくくなってくるという現象が起きます。

それは食事に限らず運動でも同じことが言えますね。

ジョギングなどの有酸素運動を始めると、最初は順調にエネルギーを消費しますが、徐々に体がそれに適応するとエネルギー消費が少なくなります。

筋トレでは、筋肉が増えるために良い刺激(種目)でも、同じ刺激を入れ続ける(同じ種目をやり続ける)とその効果が小さくなり、思ったように筋肉が増えなくなるということが起きます。

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継続さえできれば、何だって良い

ホメオタシスがあるので、脂質制限も糖質制限もダイエット効果は同じです。

これは脂質制限や糖質制限に限ったことではなく、どのダイエット方法にも言えることです。

12カ月継続できれば、どんなダイエット方法でも同じような体重、体脂肪の減少効果があると言われています。

ここから分かる事は、ダイエットの成功の秘訣は継続です。

継続さえできれば、何だって良いということですね。

ただし、カラダは栄養素から作られているので、必須栄養素の糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル。

プラスして食物繊維、水、フィトケミカルを不足することなくとって、健康を害することなくおこなうことです。

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目標の体型に合った生活をする

ダイエットというと特別なことのように聞こえます。

しかしそうではなく、体型は食習慣や運動習慣など生活習慣の現れです。

目標や目的に合った生活習慣をおくれば、おのずと体重や体脂肪はそれに適した量になるということです。

これは筋肉量も同じです。

ですから、僕がボディビルをやっていた頃(県など地方大会優勝レベで全国に通じるレベルはまた違うと思う)に考えていたことは、各筋肉や全体の筋肉に対して、どれだけ習慣的に負荷を与えたり、筋肉を使うかというように考えていました。

方法論や種目に固執しないで、ホメオタシスを考えて筋トレをしていました。

そうすると当たり前のように筋肉はつきましたね。

大会に向けての減量でも、停滞に苦しむことなく当たり前のように体脂肪を落とすことが出来ましたね。

話が逸れましたが、脂質制限と糖質制限のどちらが正しくて、どちらが間違いではなく、カラダが変化するための刺激が違うだけで、最終的な効果は同じなんですよね。

短期や目先だけで考えるから、何が良くて何が間違いなどという考えになるんです。

ダイエットは生活習慣、大きく捉えると生き方ですので、方法論などにこだわらずに、ただただ目的や目標の体重、体脂肪量に見合った生活をおくればいいんです。

難しく考えずに、シンプルに考えていきましょう。

小手先の方法論の惑わされず、自分の生活環境や嗜好にはどんな方法ややり方が合うのかと試行錯誤繰り返していれば、間違いなく結果はついてきます。

ということで、今日は以上です。

この記事で、何か一つでもお役に立つことがあれば幸いです。

僕も体づくりを頑張りますので、あなたも頑張ってください!!

もし、ダイエットでお悩みがありましたら、気軽に質問していただきたいと思います。

今回のように記事にして答えさせていただきます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆

それでは、また明日(^O^)/

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