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(一社) Social Frontier Lab.

一般社団法人 Social Frontier Lab.は、一歩先の生き方を探求することで、社会のワクワクする変化を促す知識創造パートナーシップ です。
ファシリテーションとリサーチを通じて、ソーシャルとビジネスの垣根を越えた連携を促します。

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実現したいこと

私たちを取り巻く社会環境の変化は、激しさを増しています。それに伴い、今日も多様な分野で、従来の常識だけでは捉えきれないない”社会的フロンティア”(未知の領域)が、拡大しています。

フロンティア

例えば、一つの組織にとらわれない複線型のキャリア、複数地域に同時に居住するライフスタイル、地域全体を学びの場とする教育のあり方、婚姻・血縁関係より広い意味を持った新たな家族のあり方・・・

これらは当初は"異端"とみられていましたが、徐々に認められ広がりつつあるもので、社会の変化を捉えた"一歩先の生き方"と言えるのではないでしょうか。今は一部のNPOや社会起業家だけが実践していることも、時とともに影響が広がり、企業や行政を含む社会全体の大きな変化につながっていく可能性があります。

普及プロセス

そのためには、NPO、社会起業家、企業、行政など多様な関係者の連携が欠かせません。Social Frontier Lab. は、様々な社会的フロンティアにおいて、ビジネスやソーシャルなどの垣根を越えた連携を生み出し、社会のポジティブな変化を促すことをめざします。



取組む課題

ソーシャルとビジネスなど、異なる価値観の関係者が連携することは、簡単ではありません。さらに、未知の領域であるフロンティアでは共通言語となる知の蓄積が少ないために、連携はますます困難です。

フロンティアで実践するNPOや社会起業家は、目前の課題解決に集中するため、取組みの価値を社会全体にどう伝えたらよいのかが分かりません。
一方、フロンティアに直面していない多くの企業等は、それが自分たちにとってどんな意味をもつのか?が理解できません。

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ここで重要なのは、フロンティアにおける "issue" を様々な角度から俯瞰し、社会全体の "ISSUE" につながる切り口を見出すことです。そうすることで、NPOや社会起業家にとっては持続的で構造的な課題解決への道筋が開け、企業にとっては大きなISSUEに対する新たなアプローチが示されます。その結果、垣根を越えた連携が促されます。
Social Frontier Lab. は、フロンティアの "issue" と社会全体の "ISSUE"をつなげる知の創出に取組みます。

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フロンティアのissueが社会全体のISSUEにつながった例に、プロボノがあります。プロボノ(社会人がNPO等を無償支援する社会貢献活動)が日本で導入され始めた頃は「支援されるNPOは嬉しいが、支援する社会人にとっては何のメリットがあるのか?」という認識が一般的でした。
しかし5年ほど前、プロボノについての研究が進み「社会人は越境学習(普段とは異なる場での経験から学ぶこと)を通じて成長する」という価値が見いだされたことで、「不確実な時代における人材育成・キャリア開発」という大きなISSUEにつながりました。そして現在、NPOだけでなく多くの企業が”越境系人材育成サービス”を提供するほど市場が大きくなっています。



課題への取り組み方

約6万年前、アフリカで誕生した人類はフロンティアを切り開きながら旅を続け、全大陸を踏破しました。そんな偉業をも可能にした人間の性質は、Homo ludens (遊ぶ人)、Homo loquens (言語を使う人)、Homo sapiens (考える人)、Homo faber (道具を作る人)などの人間観として表現されています。
現在、広がり続ける社会的フロンティアに対しても、人間本来の性質をもって知を探求し、切り開いていくことができると考えています。

■社会的フロンティアにおける知識創造プロセス
①LUDENS
:好奇心をもってフロンティアに越境して実践知を得る。
②LOQUENS:フロンティアにいる人との対話を促して知を言語化する。
③SAPIENS:既存の知との関連付けや実験などを通して知を体系化する。
④FABER:これからの社会で役立つ知として仕組み化して実装する。

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Social Frontire Lab.は、このような知識創造プロセスをベースに、主に2つの事業に取組みます。

・課題発見・解決支援事業:フロンティアの実践者と共に課題を発見し、ファシリテーションを通じて課題解決を支援する(組織開発、事業開発等)
・知識創造・実装支援事業:調査研究を通じてフロンティアの知を体系化し、企業等と共に社会全体に役立つ仕組みに実装する(共同事業、インパクト投資等)

これらの事業は、以下の特徴をもつ私たちだからこそできるものです。

・フットワーク軽くフロンティアに飛び込み、リアルな現場感覚を得る
・デザイン思考とシステム思考を駆使し、issueの新たな切り口を見出す
・ビジネスとソーシャルのバックグラウンドを持ち、双方の価値観を翻訳する



パートナーシップ

Social Frontier Lab.は、多様なプレーヤーとの信頼に基づくパートナーシップを築くことで、社会のワクワクする変化を、共に促していきます。

・NPO・社会起業家:様々なフロンティアで実践し、これからの社会で顕在化しうる課題に共に向き合うパートナー
・企業・行政:フロンティアから生まれた知をもとに、これからの社会で役立つ仕組みを共に構築するパートナー
・ファシリテーター・リサーチャー:フロンティアへの好奇心と専門スキルを持ち、共に知識創造を実践するパートナー

パートナーシップ



代表理事

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磯村幸太 | ファシリテーター&リサーチャー
twitter:https://twitter.com/kota_1106

・一橋大学商学部経営学科卒業、慶應義塾大学大学院SDM研究科修了
・International Association of Facilitators Certified Professional Facilitator
・大手素材メーカー社内コンサル、IGUコンサルティング代表、NPO二枚目の名刺プロジェクトデザイナー、慶應義塾大学大学院SDM研究科研究員、愛媛県八幡浜市コミュニティマネージャー。
・企業,NPO,自治体等にて、人材・組織開発,オープンイノベーション,社会課題解決等の変革をファシリテーターとして支援する傍ら、人材・組織分野の研究を行っている。



マガジン

Social Frontier Lab.によるフロンティアでの実践と探求については、こちらのマガジンでもお伝えしています。フォローいただけると嬉しいです。



お問合せ

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嬉しくて鼻血出ます \(^,,^)/