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首の手術から2年経過。治療は終了。

痛みは治る。これがテーマのnoteです。最近はテーマが大きくずれています。頚椎、腰椎、痛みの情報がほしくてご訪問していただいている方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。本日のnoteは私の病気の一区切りとして記事にします。


頚椎前方除圧固定術をおこなう。

2021年12月8日9時、とうとう3年間痛みに耐えてきた首にメスを入れました。「頚椎前方除圧固定術」の実施です。
要は首の前を3cm程度切開して神経を圧迫しているヘルニアや骨棘を除去する手術です。

病名としては、「遠位型頚椎症性筋萎縮症」と呼ばれる頚椎疾患でも比較的レアな病気です。

原因としては、加齢、負荷がかかる姿勢の継続、(遺伝)、などが考えられますが、負荷が蓄積して脊椎が耐えられずヘルニアが飛び出したり、骨棘が出来たりして神経を圧迫して生じる頚椎疾患です。

誰もが突然罹患する可能性がある病気でもあります(自分も首の手術だけは絶対したくないと思って生活してきましたがこういう結果となりました。病気なった人はみんなこう言います。「なんで自分が罹患するんだ」)。

手術した病院は、稲波脊椎・関節病院です。全国的にみても低侵襲で有名な首・腰・膝の疾患に特化した専門病院です。素晴らしい病院です。

入院自体は、約2週間程度。施設もきれいで快適な入院生活でした。

あれから2年。手術の目的は完全に達成された。

2024年2月6日、病院から経過観察のお誘いがあったことから、手術後2年経過後検診に行ってきました。CT検査とレントゲン検査をおこない最後に検査結果を踏まえた執刀医・湯澤洋平先生の診断という流れ。

検査データを見て湯澤先生からは、
「当初の手術した目的は達成されているよ(noteトップの写真は2年前のケージの画像)。神経を圧迫していた頚椎C6と頚椎C7の間の人工骨(ケージ)の隙間も2年が経ち完全に骨になり、上下の頚椎と一体化しているから心配はいりません。」とのこと。

手術は成功し術後の経過も問題なしでした。

これから意識してすべきこと

湯澤先生の良いところはいつも「何か聞きたいことありますか?」とおっしゃっていただけること。とことん疑問に答えてくれます。心が落ち着きます。

私からは最初に以下の質問をしました。
「以前のような24時間の慢性痛はありません(本当に快適です。※痛みレベル0/10)。ただ右手の使いにくさ(動かしにくさ)は残っています。気になる点は、これが進行して将来的に動かなくなって最悪のケースとして仕事に影響が出てしまわないかという一点に尽きます。どうでしょうか?」

湯澤先生からは以下の回答がありました。
「手術して神経を圧迫しているところはきれいに除去(除圧)しているからそれはないと思うよ。今後加齢の影響もあるけどそんなに心配しなくてもよいと思うよ。ただ手術した場所の上下の椎間板(隣接椎間板の悪化)に中長期的に負荷がかかり痛みだすことは考えられるけど、現時点で画像を見る限り全く心配はないので5年程度は大丈夫だよ。」

私からは、
「5、5年ですか・・・・。そんな短いんですか?」

湯澤先生からは、
「5年と言っても最悪のことを想定してそう言っただけだからまずは大丈夫と思ってよいよ。当面は様子見で今回の治療はこれで終了でよいと思うよ。」

私からは、
「わかりました。ありがとうございました。あと一点右手の状態をよくするために意識して負担軽減のために動かさないのはよくないですか。」と質問。

湯澤先生からは、
「どんどん気にせずに動かしてください。ジムに行ったりして普段使っていない筋肉を刺激して神経を刺激してください。両足などの太い部分は必然的に日頃の生活で無意識に体を動かすからそこまで筋力は低下しないけど、手などの末梢神経系の場所は、意識して動かさないと人間の体の性質上、筋力は落ちてくるんだよ。
これはあなただけではなく一般的に考えてね。数日動かさないとすぐに筋力が落ちやすい場所なので、重いものを引っ張る、上げるなどの動作を意識してやってほしいね。そうすれば改善する可能性はあると思うよ。大丈夫ですよ。」

「ただ神経を圧迫していたのは事実だからその傷の影響はあるからね。その辺は理解してもらいたいね。」

私は最後に
「よかったです。手術していただきありがとうございました。」

とのことで紆余曲折ありまくりでしたが、痛みに苦しんだ3年、そして手術してからの2年の合計5年間の頚椎疾患とのお付き合いは終わりました。

首痛は最悪心を病みます。それが一番怖い。

頚椎症で悩まれている方は少なくないと思っています。そしてさらに首にメスを入れる人はさらに少ないと思っています。しかしながら、手術に踏み切ることが「クオリティオブライフを上げる」ことも事実だと思います。ただしするしないは個々人の価値観の問題でもあります。

首痛の絶頂期は、こんなnoteも書く気すら起きずただただ一日中寝込んでいました(一番楽な姿勢だからです)。飲み会やら大好きな阪神タイガースの試合すら見たいと思う気も起きませんでした。

頚椎疾患や腰椎疾患で一番怖くてやっかいなのは、「体の痛み」から「心の痛み」へと進化することなんです。

おそらく私も最悪期は「心身ともに病んでいた」と思います。一時期「死にたい」、「海に飛び込みたい」とも思いました。そのくらい慢性痛はつらいのです。経験した人しか痛みはわからない。共感できない病気というのもやっかいです。

手術してからは術後痛は半年程度ありましたが、約1年経過後は特に気になることもなく普通の生活が出来ています。

私は「頚椎前方除圧固定術」をやって心からよかったと思っています。

私としては悩んでいる方がいればお気軽に相談に乗ります!!頚椎と腰椎のダブルオペ経験者としてあっという間の人生を最大限謳歌するためにアドバイスできることはしますのでお気軽にコメントください(笑)
人生はあっという間です。

したいことは悩まず「今でしょ!!」

まずは「保存療法」です!

元気になるPositiveSong 「Westlife  -World Of Our Own -」

このリズムが大好きです。歌詞がまたよくて一途な青春の恋愛を描いています。こんなことを今は言えないよな~(笑)


PS:時間が足りない日々を過ごしています。ディープステートは1日の時間を短くしていませんか。

・目の前には大量の新書が・・・。大丈夫、少しずつ減っていますよ、でもまた増えた・・・。最近読んだ明治維新とは何だったのか‐世界史から考えるは相当面白かったです。

今の日本があるのは、阿部正弘さんや勝海舟さん、大久保利通さんらの尽力があったからなんですよね。それにしても偉人すぎます。これからの日本を変革するのはおそらくこれらに匹敵する人材しか無理ですね。
・投資についてもあれをやりこれもやり・・・。個別株はやりませんよ~。時代は山崎元さんです(笑)素晴らしすぎます。

大好きな大好きなアンコールソング  「向井太一 -Get Loud-」

壮大な景色で謳う向井ソング。元気出ませんか?

それではまたまた~。

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