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コンドウノリカズ
2021年5月18日 11:48
人は間。ただの間。すき間だ。 そこには日々、色々なものが溜まっていく。 人はそれを自分のもの(時には自分自身)のように思っているけれど、風が吹けばどこかへ散ってしまうものに過ぎない。 きれいなすき間は、風が吹き抜けるときに美しい音を奏でる。
2021年5月1日 03:43
「ありがとう、世界」空に向かってこぼれたことば。風が吹いた。風が世かいをふきとばす。わたしはただかぜのなかにたっていた。
2021年3月12日 03:44
もっと自分の手が長ければ、落ちてくるあの月を支えられるのにと、子供のころ思っていた。 誰もあの月が落ちてくるなんて信じなかったケド。 でももし月が本当に落ちて来て、見上げるその姿が日に日に大きくなっていくとしたら、人はいつまであの月を美しいと眺めていられるだろうか。 爪の先ほどだった月が手のひらぐらいの大きさになったら? バスケットボールぐらいでは? 落ちてきた月はやがて大気圏に触れ、
2021年3月8日 13:32
ワンネス。漢字で書けば「一」。一は線。つまり世界は線である。この線とは波だ。~~~~~~~~~~~~~~~~~~