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読書感想文【読書について】小林秀雄

昨日はSNSの洗礼を受けた。
私は慣れないツイッターにとある番組の
意見を書いていたのだが
知らない誰かの逆鱗に触れ
ポアされました。
チーン。。。

ツイッターに関しては
ほぼよくわからないまま
要するにルールをあまりわからず
さらに匿名だという事もあり
気を使わずにツラツラ呟いていたのが
問題だった。
後から鍵をかける事などを知ったが
時すでに遅しである。

内容がくだらなすぎて
noteのネタにもならない。
タイトル『ツイッターでポアされた話』なんて
愚痴と悪口しか書けない。

それに比べると
いや比べるのも申し訳ないが

やはりnoteの居心地の良さは抜群である
私には向いている。
本名でやっているのもあり
責任感も生まれるので
多少の言葉の選出もある。
突然、文句を言われる事もまだない。

正しい姿なんですよね。
自分の主観を自分の場所に書く。
共感してくれる人がフォローしてくれる。
ツイッターは本当に恐ろしい。
いきなり土足で上がってきて
真剣で後ろから切られる
峰打ちどころではない。
ガクブルである。

noteにDM機能がついたら
最高だな
と思った。
そんな今朝の感想文はコチラ。

小林秀雄 『読書について』

この本はですね
私のプロフィールにもある
「二田会」の会長に勧められた本です。
「二田会」についてはまた別個で記事にしたく。
もちろん会長は私の中の
読書家四天王のうちの1人である。
会長がnoteに降臨してこないので
中々話題にもしずらいのですが。

この本は
『批評の神様』小林秀雄による読書法である。

小説を書き始めた今だから
この本の中身が理解できたようにも思います。

読書にも方法・作法があり
それを踏まえて
書き手である必要がある事を学んだ。

帯に
「僕は、高等学校時代、妙な読書法を実行していた」
とありますが。
読み進めていくと
なんとなんと
私の読書法と一緒だったのです!
私はそれが自分で妙だとも思ってなかったので
びっくりしました。
気づきのないことへの気づき。

ネタバレですが
小林秀雄さんの当時の読書法は
並行読みです。
同時に何冊も読んでいる事です。

私の読書の仕方も
冬のリップクリームの様に
色んな所に置きっ放しで
例えばベッドサイド
あらゆる鞄の中
リビング・ダイニング・お風呂場など。
そこに用事がある時に
そこに置いてある本を濫読するので
小林先生の語る
妙な読書法と偶然にも同じ読み方で嬉しかった。

そしてこうも書いてありました。

「1人の作家の全集を隅々まで読む事」

1人の作家の短編もエッセイもデビュー作も
長編も全てを読んでやっと
その作家がわかるのだ
読書とは物語の先にある
その作家を知ること、というのは
私の好きな読書の仕方でもある。

大変幸せなことに
私は遠藤周作全集を持っている

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読もうとしていたのだが
止まっていた。
これを機にまた
また読み進めたいと思う。

フランツカフカの全集もあるが
読書士気マイナス1800なのは内緒。


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