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今日の言の葉

931
その日、降りてきた言の葉を綴っています。あなたの良き日々に繋がれば幸いです。
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#言葉の力

すべてよし

すべてよし

思いがけないことがあって
それが望ましいものではなくても
そっとつぶやいてみてください。
すべてよし。
呼吸をととのえて
少しの間 目をとじて
もう一度
すべてよし。
わずかでも力が取り戻されるのを
感じるでしょう。
振り返ってみれば
これまでも何度もあったはず。
その時はわからなくても
むしろそのことがあってよかったと
よりよい展開へ続くきっかけだったと
長らく生きてくれば
わかってくるのです。

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あなたは見守られている

あなたは見守られている

何も言わずに見守ることの大切さを思います。
つい口出ししそうになり
つい手出しをしそうになる
だけどそれは必ずしも
本人のためにならないのです。
それがわかったとき
見守ること
待つことは
強さが必要なのだとわかってきます。
実は私たちはそんなふうに
見えない存在から見守られています。
その存在は
口出ししたいし
手出しもしたいと
思っているかも知れません。
そこをぐっとこらえて
私たちの成長をた

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大嵐に飛び込む覚悟を

大嵐に飛び込む覚悟を

トランプ氏が大統領に再選しました。
これは時代の変容に大手がかかった
メッセージと受け取れます。
私たちはもう、あとにはひけない
大嵐のなかへと向かっていきます。
2025年は未来の歴史教科書に
間違いなく「大革命の年」として
刻まれることでしょう。
私たちにできることは
勇気を持って大嵐の中心へと
突き進んでいくことです。
台風の目にみずから成ることです。
それには周りに合わせている時間は
あり

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人生のクライマックス

人生のクライマックス

春に目覚めた木々は
花を咲かせ
夏には勢いよく葉を茂らせました。
その緑が
わずかに色を失ったかに見えたのは
秋の足音が近づいたころ。
やがて静かに色づき始め
燃えさかるような錦に染まる。
黄金色に紅色
光に透けて輝きながら
風が吹けば
色紙のように舞ってゆく。
有終の美とは
まるでこのこと
人もまた
このようにあれたら
どんなにいいでしょう。
ひっそりと静かな冬を迎える前の
ほんとうのクライマッ

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現実化までのタイムラグ

現実化までのタイムラグ

幸福は外から来るものではありません。
あなたの内から湧き上がり
現実世界に創造されるのです。
まず想いがあり
願いとなり
言葉にされたのち
現実となってもたらされるのです。
ただそこに至るまでには
タイムラグがあるのです。
しかも時に
かなり長い時間になることもあります。
だから願いは叶わないものだと
苦笑や落胆と共に諦めてしまいます。
それは最初の想いから成る言葉を
取り下げ打ち消すことになりま

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コンフォートゾーンを抜け出す

コンフォートゾーンを抜け出す

これまで私たちは
繰り返し問われてきました。
その問いかけとは
みずから築いた制限を
壊していけるかどうかについてです。
それはさまざまなかたちで
届けられてきました。
今までどおり
当たり前の反応をした人もいるでしょう。
制限の中に居続けることに
息苦しさを感じていたとしても
一方では慣れきってしまい
もはやコンフォートゾーンになっているからです。
不要な物でいっぱいになった家に
うんざりしなが

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古い殻を脱ぎ捨てる。11月1日蠍座新月のアファメーション

古い殻を脱ぎ捨てる。11月1日蠍座新月のアファメーション

これまで抱え込んでいたものを
私はいよいよ手放します。
縛られていたものから自由になります。
それが幻想であったことを
今の私はもうわかっています。
深く深く、どこまでも深く
みずからの内側へと入っていったことで
私は、私を救い出す必要があると
知ることができました。
これまで私を守ってきた殻は
もう古くなっているのがわかります。
かつては必要だったとしても
もはや今の私には合わないのです。
私は

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もしも人生に本がなかったら

もしも人生に本がなかったら

ページをひらけば
そこに懐かしい自分がいる。
そんな経験はありませんか?
何度も繰り返し読んでいる本は
自分との再会をもたらしてくれます。
以前は気づかなかったこと
なぜか今度は響いてきた言葉
そうしたものを発見するたびに
もう、前の自分ではないことがわかる。
今よりも未熟だった自分を想い出し
あのころより成長した自分に出逢う
良書とは
そうしたものでもあるのです。
もしも本がなかったら
人生はど

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豊かさの価値は自分で決める

豊かさの価値は自分で決める

あなたにとっての豊かさとは何ですか?
真剣に考えてみて欲しいのです。
いえ、考えると言うよりは
自分と対話するということです。
豊かさとは
人生に彩りと深みをもたらすものです。
時めきと安らぎを与えるものです。
手に入れた後、しばらくしたら
なんとなく白けてしまうとしたら
それは真の豊かさではありません。
たとえ人が羨んだとしても
その価値は知れているのです。
いつの間にか外の目線で
豊かさを決め

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美しい時間

美しい時間

一日のうちにできるかぎりの
美しい時間をもうけてください。
それは何も特別なことではなく
ごく身近な日常でいいのです。
むしろ「ふだんのこと」だからこそ
美しくしたいのです。
美しいものは人の心を豊かにします。
豊かさは安らぎをもたらし
穏やかな日々が続いていけば
ささやかでも希望を抱く強さをもたらします。
そう、希望は強くなければ
追い続けること、抱き続けることは
難しいのです。
それを思えば美

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あなたに吹く秋風

あなたに吹く秋風

日に日に秋の気配が濃くなって
木々の葉は色づき
実りはますます豊かになります。
あなたに吹く秋風は
やさしいですか、きびしいですか?
もしもやさしい秋風なら
そのやさしさを分かち合ってください。
何倍にもなって
あなたのもとへまた巡ってきます。
もしもきびしい秋風なら
その厳しさを打ち明けてください。
何分の一にもなって
宇宙へと還り、星屑となります。
すべてのことは
こんなふうに対応可能です。

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心の目をひらく

心の目をひらく

何事も褒められるために
やっているものではないのですよ。
そう私を諭したのは祖母でした。
親切は呼吸するように行いなさい、とも。
そこに見えているのは
ほぼ完全と言っていいほどの
「求めない」あり方
「期待しない」ありようです。
承認どころか見つてもらえなくても
自分の足で立っていられた祖母は
どこを見て、何を信じていたのか。
わかっていることは
幼い頃に左目を失い
代わりに心の目をもつようになっ

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役立たずなもの

役立たずなもの

そういえばかつて
自分を役立たずだと感じ
嘆いてみたり落ち込んだことがありました。
自分はたいしたことができないと
無力感におそわれて
存在そのものを否定していた。
「世のため人のため」という言葉が
目の前を素通りしていくようで
あれはいったい
どういう感覚だったのでしょうか。
そして今、ふと思うことは
役に立たなければ
存在価値がないのだろうか、ということ。
思えば私の愛するものは
必ずしも役に

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10月牡羊座満月に寄せて

10月牡羊座満月に寄せて

怖がる自分を抱きしめてください。
こわいんだね、よくわかるよ。
そう言ってあげてください。
あなたが同意してあげなくて
いったい誰がわかってくれるのでしょう。
自分と対話をしながら
これまで蓋をしてきた感情を
ひとつ、またひとつと
目の前に並べてみてください。
眠れない夜も無力だった朝も
しまい込むのはもうやめて
箱の中から取り出すのです。
並べて、眺めてみた時点で
もはやスクリーンに映し出された

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