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バトル。その先のご馳走。小さな生き物と葛藤の末、秋に植えた野菜を食べたよ。ジュル

昨年の秋に12種類の苗を植えました。

記事にしていませんでしたが順調に育ちました。

左)芽キャベツ 右)玉ねぎ

芽キャベツと玉ねぎの間に植えた白菜は芽の段階で食べられてしまって跡形もありません。
カップをかぶせて温室にしたのを覚えておいででしょうか?
こちらの記事に書きました。

引用すると、これがその写真です。奥でひっくり返っている「ハクサイ苗春どり」のカップの中に、春どりの白菜の苗がいます。春どりだから寒い冬を過ごせないと思い、温室状態にしたんです。

手前は冬用の白菜の苗です。

温室は成功したんです。葉が3枚も出て。ところがそれは一日だけでした。芽が出て喜んだ次の日の朝、跡形もなく消えていたんです。
「あれは夢だったの?!」
と自分の記憶を疑うほどに忽然となくなりました。
バッタが食べたんだと思っています。手前の白菜の葉にバッタがいて、これまた葉を食べていたので。

ハクサイだけ失敗しましたが、ほかの野菜は立派に育ちました。

三角錐ネットにしたら色んな野菜の蔓が一点集中になってしまいました。
失敗です。ネットは広く張るべし。

1.ブロッコリー

立派に育ちました。収穫はのこぎりで。

土に残された下半身。
岩に置かれた上半身。
葉をむしりました。

茹でました。

右のマヨネーズ&マスタードをつけて食べました。
ちなみにマスタードは自家製です。
次作る時は記事にしますね。
めちゃんこ簡単に作れるんです。

このブロッコリー、めちゃんこ美味しかったです。お爺さまと取り合いになりました。

春になりまた実がなりました。もうちょっと大きくなったら食べようと思って収穫をためらっていたら、花が咲きました。春よね~

やむなく終了。
引っこ抜きました
ブロッコリー終了。

2.スナップエンドウ

スナップエンドウもナスみたいに水平に茎が伸びて実がぶら下がるんです。

寒い冬から実がなり春になってもまだまだ実をつけて、何回収穫したか覚えていないくらい何度も食べました。まだまだ食べられると思っていたのですが、なんと枯れたんです。黄色くなってしまって。それで引っこ抜いたところ、なんと根っこをダンゴ虫が食い荒らしていたんです。恐ろしや、ダンゴ虫。

と言うことで、ダンゴ虫によりスナップエンドウ終了。

3.レタス

上)レタス 見事結球しました。サラダにして食べました。
左下)芽キャベツ
右下)スナップエンドウ

レタスもまた生えて来るのを楽しみにしていたのですが、ダンゴ虫に食べられてしまいました。

レタス終了。

4.芽キャベツ

収穫したあと。
葉の下の茎に茶色い跡が残っています。
これが芽キャベツを採った跡です。

葉の奥に芽キャベツが出来てきてるの分かりますか?

茎にはりついて実がなるんです。

芽キャベツは確か3回採って食べたと記憶しています。
ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、ベーコンの角切りといっしょにコンソメスープで煮込んで。寒い冬にとても美味しかったです。

春になってもまだまだ食べれそうだったのですが、ぐんぐん伸びてこんなことになってしまいました。

わかりますか?
曲がってまた上へ伸びてます。
倒れないように棒で支えています。

この曲がり具合はまさにボタニカルアート。
毎日眺めて楽しんでいたら、花が咲きました。

花が咲いたので潮時だと思って引っこ抜きました。
芽キャベツ終了。

5.セロリ

左がセロリです。何回か収穫して食べました。

しかしナメクジがわいたので切りました。
そうしたところ、その切り株にダンゴ虫がわいたんです。ナメクジもいます。

それで引っこ抜きました。
セロリ終了。

6.春菊

木花の大好物の春菊。好きなので二株植えたらわんさか茂ってさすがに多すぎました。刈っても刈っても生えて来るんです。この冬は春菊ばかり食べていました。

始まりは元日。
お爺さまがこの春菊でお雑煮をお作りになったんです。

お爺さまのお雑煮は菜っ葉と餅だけ。いたってシンプルです。
母が結婚当初そのシンプルさに驚いたという話は、正月の定番の話題でした。子どもの頃から何度も聞かされていました。

しかし話には聞いていたけど、私は菜っ葉だけのお雑煮を食べていたからそれが普通だと思っていたのですが、母の実家でお雑煮を食べた時にその具沢山に驚いたんです。しかも世間的にはそれが普通の雑煮だと言うではありませんか。

ただし私はシンプルなお雑煮が好きです。お腹への負担が少なくて食べやすいんですもの。

話がそれましたが、今年の正月は三日間春菊と餅だけのお雑煮を食べました。なぜだかお爺さまが張り切ってお作りになったので。

と言っても、春菊を庭で収穫して洗って切るところまでコノハナがしましたけどね。

お爺さまの雑煮の写真を撮らなかったのが悔やまれます。画像は来年のお正月に持ち越しです。

ダンゴ虫は春菊の葉は食べないけれど、根元にわいていたんです。それで春菊も引っこ抜きました。

春菊終了。

7.たまねぎ

立派に育ちました。

苗をひとつ植えただけなのにこんなにたくさんできるんですね。
この三つを引っこ抜いて食べたのですが、まだ小さいのが土の中にいたのです。

それで育つのを待っていたのですが、あろうことか玉ねぎまでもダンゴ虫は食べるんです。

ハクサイも芽キャベツもいなくなって腹ペコだったからでしょうか?
くさい玉ねぎを食べるものですから、花壇が玉ねぎ臭かったです。

それで仕方ありません。まだ小さかったですが引っこ抜いて食べました。
玉ねぎ終了。

8.そら豆

冬は全く伸びなかったそら豆でしたが、
春にぐんぐん伸びて実をたくさんつけました。
花が咲いて、
花のあとに実がなるんですが、
逆さでしかも垂直に。
下)見事な逆立ち。
上)大きくなると重さで垂れてきます。

実が大きくなるのを待っていたら、虫がわいてしまいました。

実はこの前にナメクジもわいていました。

頑張って取り除いていたところに、救世主ケロちゃんが登場。

毎日おなかいっぱいナメクジを食べてくれていたのですが追いつかず、セロリとかいろいろ引っこ抜いてナメクジの餌になると思われるものを減らしました。そうしたところナメクジはほぼ見なくなりました。

それでケロちゃんが腹ペコで殺気立ってしまって。

申し訳なく思っていたところ、葉アリみたいなのがわきだしたんです。

それで防虫剤を撒くことにしました。
防虫剤と言っても自然由来の手作りです。
赤唐辛子を煮詰めた液をスプレーボトルに入れて撒いたんです。

葉の下へ撒く時はスプレーの先を上向きにします。
葉の上に泣く時は下向きに。

この唐辛子液、よく効きました。葉アリみたいな虫は激減したんです。しかしダンゴ虫がわいたわいた。そして食べる食べる。

上の葉も下の葉も穴だらけです。
ダンゴ虫が登って食べるんです。

それでここいらが潮時だと思い、収穫しました。

収穫はハサミで切りました。
これがかなり固くて苦労しましたが、そら豆終了。
こんなに採れた!
茹でて剥いた!

なんとこれ、お爺さまが全部食べた。
と言うことでコノハナは大切に育てたそら豆を味わうことがありませんでした。クヤシ

と言うことで以上です。

3種類足りないことに気づきました?

実は残りの三種類はハーブでして。パセリ、ミント、バジル。
冬の間にパセリは虫に食べられて、ミントとバジルは枯れました。

ところが春になってパセリがまた出てきて、ミントはこれでもかと茂っています。バジルも育ってます。

この夏、料理に使いますね。

写真を撮りながら記事にせず溜めに溜めていたので、長い記事になりました。疲れた。今年はその都度記事をUPしていくように心がけますね。

では次回はこの春に植えた新しい野菜をご紹介します。昨年より一つ多い13種類を植えました。Xでは俳句と共にポストしていますが。


もっと詳しく記事にしますね。

今日は力尽きた。

ではまた~

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