木花薫(時代小説「梅すだれ」連載中)

小説「結婚したい女たち」、絵本「しましまぞう」「きゃりーぱん」他多数、俳句ノート・短歌…

木花薫(時代小説「梅すだれ」連載中)

小説「結婚したい女たち」、絵本「しましまぞう」「きゃりーぱん」他多数、俳句ノート・短歌ノートを発刊。

マガジン

  • 幸年レシピ

    • 98本

    更年期に不足しやすい栄養を補いつつ美味しくて幸せになるレシピをご紹介します。手に入り安い旬の食材で簡単に作れるレシピ集です。ぜひお家で作ってみてね♪

  • ハッピーハンドメイド💛幸年手芸(ハンドメイドを楽しむ会)

    • 57本

    手芸好きな皆様へ♡作った作品を見せ合いませんか?ハンドメイドをシェアして楽しみましょう。お好きなものを作って「#幸年手芸」を付けて投稿してね💕

  • ハンドメイド(手芸・裁縫などなど)

    趣味のハンドメイド(着物リメイク、パッチワークなどなど)の作品を紹介した記事をまとめました。

  • 幸年期情報満載マガジン

    • 188本

    更年期を幸年期にするためのお役立ち情報を集めています。記事を入れさせてくださった皆様ありがとうございます✨

  • 幸年吉日∞活動報告書

    • 15本

    更年期世代を応援する幸年吉日∞の活動のレポート記事を集めました。楽しいことをたくさんしてるから、みんなもぜひ参加してね♪

最近の記事

差し込みタオルマフラー、炎暑編。アイスノンを入れて冷え冷えに

暑さがやむ気配がありません。 タオルを首に掛けている人が多いです。 更年期じゃなくても噴き出す汗。 人類史上最も暑い夏と言ってよいでしょうか? 幸年手芸で好評だった「百均タオルで差し込みマフラー」が大活躍しております。(↓記事を整理した時に読めなくなってしまっていました。シュン) しかしこの暑さには対応しきれません。すぐに汗でべちゃべちゃになってしまいます。そこで改良いたしました。名付けて、 差し込みタオルマフラーwithアイスノン!では作り方をhere we go!

    • 長編時代小説「梅すだれ」で創作大賞2024!其ノ参

      外部からの来訪者などめったにない山の中の小さな村、大泉。そこへふらりとやって来た坊さん、転法輪和尚は、感染病で亡くなった人たちの供養をしたいからしばらく滞在させてほしいと申し出た。 この村では「誰かが来たらその者の望むモノを与えよ」という教えがある。年寄りたちは西の隅にある空き家を使わせた。そこは麻疹で一家が全滅した家であった。 村の者たちは冬への備えで慌ただしく働いていたから一時滞在の新参者、転法輪を気にかける人はいなかった。 転法輪は朝どこかの家の前に立ち経を読む。

      • 長編時代小説「梅すだれ」で創作大賞2024!其ノ弐

        一向に立ち直る気配のない駄目幹助とは裏腹に、お千代は精神的に急成長を遂げていった。お守りにとどまらず、クリの着物の刺し子も買って出たのだ。すくすく育つ麻に子どもの成長をかけて、どの家でも赤ん坊には麻の葉模様の産着を着せる。まだまだ針を刺すことに慣れないお千代だったが、赤ん坊の刺し子の定番模様である麻の葉の模様に挑戦した。 直線とジグザグの合わせて十二本の線が一点で重なってできあがる麻の葉模様。きれいに交差させるのは至難の業。一針一針、生まれて来たばかりのクリのことを想いなが

        • 長編時代小説「梅すだれ」de 創作大賞2024 其ノ壱

          徳川三代将軍家光公御時のこと。 甲斐の国の山間にある小さな村にお千代は生まれた。 お千代の両親、紗代と幹助は幼馴染で、紗代が千代を妊娠したことを機に男手のない紗代の家に幹助が住むようになった。 紗代の母である喜代は、これまた幼馴染の豊吉と結婚し、五人の子を産んだがどれも娘で二人は幼くして死に、残った三人のうち二人は村の男に嫁いだ。残った末娘の紗代と三人、畑を耕しながら細々と生きていたのだけれど、豊吉は二年前に山で怪我をした。そしてそれが元となりあっけなく死んでしまった。突

        差し込みタオルマフラー、炎暑編。アイスノンを入れて冷え冷えに

        マガジン

        • 幸年レシピ
          98本
        • ハッピーハンドメイド💛幸年手芸(ハンドメイドを楽しむ会)
          57本
        • ハンドメイド(手芸・裁縫などなど)
          3本
        • 幸年期情報満載マガジン
          188本
        • 幸年吉日∞活動報告書
          15本
        • 梅すだれ
          102本

        記事

          結婚したい女たち/木花薫

          結婚したい女たち《ストーリー》 婚活で出会ったアラサー女三人(かわいいけど無職の香・バツイチヨガインストラクターの一花・小学校の先生のお琴)は急速に親しくなりベストフレンドとなるが、生まれ育ちも現在の環境もバラバラなことから次第に不協和音が奏でだす。一人の結婚が決まったことから、残り二人は自分の過去と向き合い人生を切り開こうともがき始めるが…。 1 プロローグ 2 出会い 3 一花の憂鬱 4 香の苦悩 5-1 不都合な現実:お琴 5-2 不都合な現実:一花 5-

          連載小説移転のお知らせ

          おばんです。 いつも小説をご愛読くださりありがとうございます。 このたび小説をアルファポリスで連載することにしました。 まずはnoteで連載した「結婚したい女たち」から移転してまいります。 noteでは有料記事で頑張っていく所存です。 今後も変わらずご愛読いただけると嬉しいです。 木花薫

          31-3 梅すだれ 御船/木花薫

          矢形川は岸にいた舟で渡った。毎日誰かしらタケの豆腐を買いに来る。そのために舟がいるとも言える。船頭には豆腐を買いに来たことは明らかで、甘木側の岸へ着くと訊かれもしないのに、矢形側から枝分かれした支流の川に沿って八町歩いたところだと教えた。二人は礼を言い船賃を払って降りた。

          ¥100

          31-2 梅すだれ 御船/木花薫

          この頃の家に天井はなく家の上部は柱がむき出しで屋根の裏が見えた状態であった。床に垂直に立てられた通し柱の上部を水平につなぐ横木、差鴨居に板を張り床にして寝泊まりや物置に有効活用したものが厨子二階である。低くて狭いが小さな窓を開けることで換気がなされ、寝るのはもちろん座っている分には十分な空間である。

          ¥100

          悪魔の日6.6.6.は新しい私になるって話

          新しい趣味ができました。 これを楽しんでいる人が沢山いるのは知ってましたし、そういう人を見かけることもありました。そんな時に思ったことは「それの何がおもしろいの?」でした。 何が楽しいのか全くわからなかったんです。しかし何気なくやってみたらこれが楽しい。おもしろい。精神的に成長できそう。ブームと言われるほどはまる人がいることに納得しました。 そのどはまっている趣味がこちらです。

          ¥100

          悪魔の日6.6.6.は新しい私になるって話

          ¥100

          31 梅すだれ 御船/木花薫

          ここ数日は涙も枯れて窓の外を眺めてぼんやり過ごしていたお滝。昼になると腹が減った。お桐が炊かないなら自分が炊くしかない。久しぶりに一階へ下りると鍋に米と水を入れた。

          ¥100

          30-8 梅すだれ 御船/木花薫

          マサが死にお滝は三日三晩泣き続けた。二階のマサが寝ていた場所に横になってマサのことを思い出している。

          ¥100

          おばはんメイクの完成形-でか目上品ナチュラルメイクのきれいなおばはん。シチュエーションメイクだお。

          シチュエーションメイク今日のシチュエーションはこちらです。 「あ、きれいなおばはんが歩いてる!」 昨年から始めたNoパウダー、No染料。 メイクを楽しみたい。でも肌環境を破壊したくない。 肌を守りながらのフルメイクに挑戦しています。意識高い系メイクのコノハナです。どこまでやれるのか自分でもわからず頑張っておりましたがついに完成いたしました。 究極のメイクにたどり着いたんです。 もうこれ以外のメイクなんて考えられない。 そんな達観した領域に入ったんです。 ではそんな完成

          ¥100

          おばはんメイクの完成形-でか目上品ナチュラルメイクのきれいなおばはん。シチュエーションメイクだお。

          ¥100

          30-7 梅すだれ 御船/木花薫

          マサが旅立ち意気消沈するお滝。追い打ちをかけるように二日後に大嵐が肥後を襲った。強い風がこれでもかと大粒の雨を打ちつけて来る。そのすさまじさは二階が吹き飛ぶのではと思われるほどであった。お滝とお桐は一階の座敷で身を寄せ合い息を潜めて嵐が過ぎ去るのを待った。

          ¥100

          30-6 梅すだれ 御船/木花薫

          身振り手振りの会話でどう転んだか、 「金山寺味噌を琉球の王様へも差し上げろ。取り計らってやる」 と丸い目の船乗りたちは言い始めた。酔っぱらいの戯言で実現可能かどうかなんてわからないけれど、大友のお殿様に献上したのだから不可能ではないかもしれない。どうせやるなら手渡したいし、どんな国か見てみたい。マサは琉球へ行くことにした。

          ¥100

          30-5 梅すだれ 御船/木花薫

          御船に住み始めて二年が経った。笑うように花が咲き、芽吹いた新緑は茂り出すのを今か今かと待ち構えている夏の初め。長崎へ荷を運びに行ったマサが五日たっても帰ってこない。いつもなら三日で戻って来るのに。何かあったのではと心穏やかではいられないお滝は川へ下りて荷運びの先頭を捜した。マサの乗る船の先頭は見つからないが、ほかの船は停まっている。

          ¥100

          買った本 in 文学フリマ東京38

          文学フリマ東京38楽しかったです。たくさんのnoterさんたちと会えました😋 出店をしていたのですが福島太郎さんのぶーすでの共同出店でした。それゆえに福島さんに留守番を頼んで本を買ってきました。ルン♪ 収穫多め。ムフ 念願の #文学フリマで買った本 という記事。ついに書けてうれしいです。 一冊ずつご紹介しますね。 Here we go!

          ¥100

          買った本 in 文学フリマ東京38

          ¥100