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中日ドラゴンズの福敬登選手の心温まるプロジェクト!聾学校の生徒さんたちと野球の楽しさを分かち合う

私は、耳が聞こえない人が通う筑波技術大学の元学生で、現在は放送大学の学生である耳が聞こえない近藤  史一です。

今回は、中日ドラゴンズの福敬登選手が名古屋聾学校の生徒さんたちを名古屋ドームで行われる試合に招待したことについて、私なりの感想を述べたいと思います。

私が言いたいことは、このような社会貢献活動は、健常者と障害者の間にある壁を取り除き、互いの理解と共感を深めることにつながるということです。また、健常者でもいつ自分が重い病気あるいは障害者になるかもしれないということを忘れてはならないということです。

福敬登選手は、中日ドラゴンズのエースとして活躍する一方で、脊髄(神経)の後ろにある黄色靱帯という靭帯が、骨化してだんだん大きくなってしまい神経を圧迫して、おもに足の麻痺を起こす黄色靱帯骨化症という名の国指定の原因不明の難病であるに苦しんでいます。この病気は、神経の伝達を妨げることで、運動能力などに障害を引き起こすもので、現在の医学では手術を受けて克服する方法はありますが完治する方法はありません。福敬登選手は、この病気にかかってからも、治療とリハビリを続けながら、プロ野球選手としての夢を諦めずに試合に出場しています。

そんな福敬登選手が、昨年から始めたのが、名古屋聾学校の生徒さんたちを名古屋ドームでの試合に招待するというプロジェクトです。福敬登選手は、高校時代に手話を学んだ経験があり、名古屋聾学校の先生が球団関係者と知り合いでバットの試し打ちを依頼したことがきっかけで、交流がありました。福敬登選手は、自分もそんな頑張る生徒の皆さんに対して少しでも力になれればと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトの内容は、観戦チケットに加えて、バンテリンドーム内でのお弁当やソフトドリンクをプレゼントし、野球観戦を楽しんでもらうというものです。昨年は、計5試合に数名の生徒さんたちを招待しました。今年も、同じく5試合に数名の生徒さんたちを招待する予定です。福敬登選手は、今年の1月にも、名古屋聾学校を訪問し、生徒さんたちとの交流を深めました。

私は、このプロジェクトに感動しました。福敬登選手は、自分自身が難病と闘いながらも、野球を愛する気持ちを失わずに、プロとしての責任と誇りを持ってプレーしています。そして、同じく耳が聞こえないという障害を持つ生徒さんたちに、野球の楽しさや感動を伝えることで、社会に貢献しようとしています。これは、健常者と障害者の間にある壁を取り除き、互いの理解と共感を深めることにつながると思います。

私も、耳が聞こえないという障害を持っていますが、野球に少し関心があります。野球選手があの速い球を投げてはキャッチし、そして打つということがすごいと感じます。私は、聴覚障害者たちの生活や困ってること、お互いにどうやって生活が向上するのか考えて文章にして伝えることが、私の生きがいです。私は、福敬登選手のように、難病を乗り越えて夢を追い続ける人に尊敬と感謝の気持ちを持っています。私は、福敬登選手の招待プロジェクトが、多くの人に影響を与えることを願っています。

私たちは、たとえ健常者でもいつ自分が病気あるいは障害者になるかもしれないということを忘れてはなりません。つまり、私たちは障害者に対して偏見や差別を持たずに、平等に接することが大切です。私たちは、障害者に対して同情や憐れみを持つのではなく、尊敬そして対等に扱うことが大切です。下の記事にも、聴覚障害者の唯一のプロ野球選手について書きました。

私は、耳が聞こえない一市民として、これからも野球を含めたスポーツの素晴らしさ、ライフハック、障害者でも生きていける希望などを伝えていきたいと思います。そして、福敬登選手のように、病気或いは障害持つ人たちにも夢や希望を持ってもらいたいと思います。私は、色々を通じて、健常者と障害者の間にある壁を取り除き、互いの理解と共感を深めることができると信じています。


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