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大学生。いろんなものを考えてしまう癖があります。 アイコンの猫のようになりたい。自由で…

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大学生。いろんなものを考えてしまう癖があります。 アイコンの猫のようになりたい。自由で、ふふんと笑えるような。

最近の記事

どうしたって所詮他人だけど、それでも

あなたのことを知りたいし、できるなら笑顔にしたい。 あなたとわたしは違う人で、いまここにいる背景も違っていて。 少しずつ歩み寄りたいのだけれど、たまにそれが裏目に出ることもあって。 怖くなることもあるけれど、人はあたたかいものだと信じたい。 あなたのためを想って発することが、少しは届いていると思いたい。 愛という、やわらかで曖昧なものを、一緒に感じた気になりたい。 「共感」を考える際に本当に頭の中をぐるぐる回り続けることをできるだけ簡潔に言語化したらこうなりました

    • 夢100CAMPに運営として携わらせていただいた話

      1/7-1/8、年始早々、約24時間の素敵なイベントに運営側として参加した。 「夢100CAMP」、夢リストを100個書き出そうというイベントだった。 運営側にジョインしてからは約1ヶ月弱。準備も当日も、たくさん思い出がある。幸せなことも、すこし大変だったことも。 参加してくださった皆様へ本当に本当に参加してくれてありがとう。僕も最初は参加者側として行くつもりだったけれど、気付けば運営側にまわっていました。当日は参加者の気持ち3割、運営の気持ち7割で楽しませていただきました

      • 新潟マイプロ2023

        自分の人生においてのホームであり、また飛び立つ滑走路。 そんな大きな存在がこのイベント「新潟マイプロ」です。 今年も携われて幸せでした。2023、ギリギリになってしまいましたが、少し咀嚼して整理した気持ちを綴ります。 はじめに 「ほんっっっっとうにこの場が大好きです。」 今年の新潟マイプロも雪に見舞われ、風も強い日でした。毎年こうして交通の便が悪いのはなんでだろうね。でも、そんな寒さをものともしないほど熱いイベントになりました。これも毎年なんだけれど。 僕の関わり方はとい

        • 言葉の重み

          言葉は、音で、重さなんてないはずなのに、どうしてこんな表現が生まれたのだろう。 言の葉を、ひらひら ひらひら 重ねて 重ねて 「大切なことを大切に伝える」 これを意識してできているとき、言葉は重みを持つのではないだろうか。 人に向かって真剣に向き合う時、それは重みを持つのではないだろうか。 どうしたって、抗うことなんてできずに、人の言葉に救われる瞬間がある。 気持ちが沈んでいた時に友人が放った「チーズは鬱に効く」という、身も蓋も無い言葉が僕にとってのそれだ。 時には

        どうしたって所詮他人だけど、それでも

          廃校教育CAMP

          11月11日土曜日、朝7時。 まだ眠い目を冷たい水でこじ開けて、数年ぶりに「学校」に登校した。 校門に佇む二宮金次郎、段差のきつくない階段、止まった時計、足元から体温を奪っていく冷たい体育館の床、エトセトラ。 入るとすぐに「学校」を思い出した。 一泊二日というよりは、とっても長い一日のようで、ほぼ寝ていないのに目を輝かせて、心が跳ねた瞬間の数々がある、濃密な言語化合宿のはじまりだった。 どうして廃校に行ったのか 僕は、教育学について学んで3年目。大学に通っているが、ず

          廃校教育CAMP

          美しさってなんだろう

          何もできない苦しい夜に、ふと心に火が灯されてしまった夜に、美しさとは何かを考えていた。 あの人が放った芯がある優しい怒りが、美しく見えた。 きっとその高潔さにあるんだろう。 彼女が私に向けた誰のためでもない目線を、美しいと思った。 ひとりの存在として、誰にも媚びることのない強さを持った輝きを放っていたからだろう。 シワだらけのシャツを着て、無精髭の生えた彼が、朝早く珈琲を淹れる一連の所作に、美しいと感じた。 温かい心根と丁寧さが所作に現れていたからだろう。 私はきっと

          美しさってなんだろう

          秋の訪れ

          最近、暑かったり、涼しかったり、少しだけ秋を感じる季節になった。 僕はひとりでぼーっとしてる時、自然にいながら何かを考える時間が好きだ。こんな僕には最高の季節が秋。そんな季節にふと思うことを書き残そうと思う。 「ポピー」あるいは「ヒナゲシ」。 フランス語では「コクリコ」それから「虞美人草」という別名もある。 歌の詞にも、アニメスタジオ作品のタイトル名にも付けられている有名な花だ。 たくさんの呼び名は、全て同じあの秋の可愛い花のことを指す。 きっかけはある時に買った漱石の

          秋の訪れ

          ある雨の日のこと

          最近、やたら空が暗い。芒種の季に入り、少し前に日が伸びてきたなと思っていたが、ここ数日はその光も暗い雲に遮られている。 14時半、カーテンを開けて外を見ると雨が降り始めてきているようだった。そろそろ梅雨の時期かと思いながら、一人用のソファに腰掛け、しばし雨を眺める。雨の日は静かで良い。人の雑踏も鳥の声も、雨の日はどこかに消えている。代わりに聞こえるのは、優しく、けれど哀しさも感じる雨の音。こんな日は本を読むか、ピアノを弾くに限る。

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          ある雨の日のこと

          「らしさ」ってなんだろう。

          お昼頃のキャンパスは、授業を終えて、午前中に消費したカロリーを補給しようと食堂やカフェテラスに大量の学生が押しかける。行き交う人々をちょっと観察してみると、男子は大抵、センターパートのキレイめな奴が多い。女子は大抵、茶髪で、白やベージュを基調とした清潔感のある奴が多い。 かくいう僕も、誰にそうしろと言われたわけではないが、前髪長め、6ミリのツーブロックが入ったその辺によくいる二十歳、大学生の一人なわけで、実家に帰ると親からは嘲笑を含む「大学生らしくなったね。」という言葉を投げ

          「らしさ」ってなんだろう。

          「身内」ってなんだろう?

          僕は、私以外は私じゃないと思うのです。ちょっと難しい言い方をしてしまいましたが、つまりは、親ですら一番近い他人だと思ってしまうのです。 私以外私じゃないの 当たり前だけどね (ゲスの極み乙女。) 余談「結婚したい?したくない?」 ある日、僕は友達と結婚観についてお話ししていました。こう言うと結構驚かれるのですが、僕は「婚姻届と同時に離婚届も書いておく」とよく言います。 結婚したいかどうかと問われれば僕は結婚したい派なのですが、そう言うと「なぜそんな冷たいことを?」なん

          「身内」ってなんだろう?