「身内」ってなんだろう?

僕は、私以外は私じゃないと思うのです。ちょっと難しい言い方をしてしまいましたが、つまりは、親ですら一番近い他人だと思ってしまうのです。

私以外私じゃないの 当たり前だけどね (ゲスの極み乙女。)


余談「結婚したい?したくない?」

22476933_mのコピー

ある日、僕は友達と結婚観についてお話ししていました。こう言うと結構驚かれるのですが、僕は「婚姻届と同時に離婚届も書いておく」とよく言います。

結婚したいかどうかと問われれば僕は結婚したい派なのですが、そう言うと「なぜそんな冷たいことを?」なんて二度驚かれます。結婚したい理由として、僕のロマンチストな部分はこう考えるのです。
「好きな人と、特別な記念日でしょ?なんでも無い日がひとつ特別な日に変わるんだ!大事な人を、ずっと大事にできるように。この記念日はその想いを大事にする日なんだ!」なんてね。

もう一方で、僕のリアリストな面はこう考えるのです。
「自分以外は所詮他人さ。親にだって反抗期はあっただろう?血の繋がりもなく、一緒にいる時間も親と過ごした時間より短いのに、どうしてずっと一緒にいられようか?」

相反する僕の脳内分身たちが妥協点を見つけた結果が、この「結婚届けと離婚届を同時に書く」でした。まぁまだ20歳なので意見は変わるかもしれませんが・・・


本題「身内ってなんだろう?」

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結婚観について、僕は「自分以外は他人」という、聞く人によってはちょっと冷たい意見を持っているのですが、そんな僕に素敵な概念を教えてくれた友達がいました。その人は言いました。

「他人、はちょっと冷たいけど、言ってることはわかる。なんだか暖かい表現として『身内』ってのがあるんじゃない?」

当たり前の話なのですが、その話を聞いた時の僕は目から鱗が落ちた思いでした。

そんなわけで、僕の頭には「身内ってなんだろう?」という疑問が常につきまとうようになったわけです。他人なんだけど、すこし自分側に寄っている人。ある友達は「家族のみ」結婚したらその人は「特別枠で身内」と言っていました。
またある人は「ショッピングモールなんかで服を見た時、『これはあの人に似合うなぁ』と思ったら身内」だと言っていました。

もちろん答えは無いし、どんな答えでも良いと思います。身内の線引きはどこからなのか。何をしたら身内になるのか。4/13(水)のonecafe哲学対話では、僕のこうした思いから「身内ってなんだろう?」という問いについて扱います。この記事を読んでくれた方も、よければ考えてみてくださいね。

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