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自宅で旅行気分。お酒と共に。

今回の記事はお酒が好きな方にはもちろん読んでいただきたいのですが、
まだあまりお酒に親しみが無い方にもお酒の魅力を感じていただくきっかけになったら嬉しく思います。

コロナの影響で旅行に行く機会が減ってしまいました。現地へ行けないのはとても残念でなりませんが、自宅で少しでも旅行気分に浸れるお酒の楽しみ方を書いてみました。

お酒はその土地の産物

北海道・余市町にて

日本全国いろんなところで造られているお酒ですが、どれも味を似せることはできても同じ味のものは出来ません。それがまたお酒のおもしろい所。現在では原料を地元のものを使用し、その土地でしかできないお酒を造る生産者さんが増えています。別の言い方をすると「その土地を醸す」とも言えます。その土地・風土・環境を表現したお酒が素敵な飲み物だなと感じます。「この土地・風土・環境がこのお酒を造り出すんだ」とまるで自分がその場にいるかのように想像して楽しんでもらえたらもっとお酒が楽しく、そしておもしろくなると思います。

造られている風景・環境を想像しながらお酒を楽しむ

長野県佐久市の収穫間近の畑

今回写真を載せているのは浅間山や蔘科山を望む長野県佐久市の浅科五郎兵衛新田の風景。このような景色を想像しながらお酒を楽しむとお酒に対しても親近感が湧き、面白くなります。

今回のテーマに沿って酒屋ができること

例えばこの地で採れたお米で造られた日本酒を今飲んで頂いているあなたがいるとしましょう。
※ただし飲んでいるあなたはどこのお酒なのかもどこで採れたお米で造られているお酒なのかも知らない前提とします。

下記がこの畑・土地・土壌の特徴です。
1、この畑は農薬を一切使用しないお米を生産している
2、ブランド米の産地として有名
3、この地で造られるお米に関しては数量が少ないため、市場には殆ど出回らない
4、粘土質の土が水をしっかりと保持し、ミネラルを土壌内に蓄積させるため、最高のお米が生産される

これらのことを知っている状態でそのお酒を飲むか飲まないかは大きな違いになると思います。生産者は美味しいお酒を造ることはもちろんですね。酒屋はそのお酒に対してどんな価値を付け足してあげれるかが一つ役割だと思っております。お酒の楽しさ・おもしろさを提供するためにもっと色んなことに取り組んでいきたいです。

最後に

別にお酒って難しいものではなんでもなくて普段の食卓に平然とあっていいもの、それくらい気軽なものだと思っています。ご飯はもちろん毎日食べますよね?お酒も毎日とは言いませんがそれくらい気軽に楽しんで頂きたい飲みものです。むしろ食に興味がある方なら美味しい料理やおつまみを作ることはもちろん、さらにその料理やおつまみをお酒で2倍に魅力的なものにしてみるのも良いかもしれませんね。美味しいお料理と美味しいお酒、間違いなく楽しい食の時間になるでしょう。

お酒って無限に楽しめる飲み物。
その世界に足を踏み入れたら、、、おもしろいですよ。
知らないのはもったいないです。


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