見出し画像

人手不足になりたくないなら、絶対にやってはいけないこと。

人手不足になりたくないなら、絶対にやってはいけないこと。

それは…

退職者への聞き取りです。
辞めていく人に
「なぜ辞めたの?」と聞いていってそれらをファイリングし、
それらを採用戦略の要諦にしよう…
と考えている会社は、採用はいつまでたってもうまくいきません。

レンアイに喩えると
フラれた相手に、振った理由を聞きまくり
それらを真に受けて、自分が至らなかったところを直せばモテモテになる。と思い込んでいる人の如しです。

まずね。そもそも振った理由を正直に言ってくれる人がどれだけいるのでしょう。
そして至らなかった箇所を改善したからといって、その人が戻ってきてくれるわけではないし、ましてモテモテになる保証なんかどこにもありません。

逆です、逆。
今、付き合っている人。今、働いてくれている人に
「なんでこんな僕と付き合ってくれているか?」を聞き取りをするんです。

そりゃ、照れたり、「?」に思ったり、
普通には話してくれませんが、
採用のヒントはこっちにあります。

退職者はそもそも合わなかった人。
今、働いているくれている人が相性が良い人です。

どっちの意見を参考にするかは一目瞭然。

「ええ!でもフラれた理由も把握して改善しないと、ダメじゃない!?」
と、思っているそこのあなた。

それは、人材育成とか定着支援の際のヒントにはなるかもしれませんが、採用と人材育成は全く別物です。

新しい恋をするが採用。
今のパートナーとよりよい関係を築くのが人材育成や定着支援です。

人間も会社も、欠点を直せすことばかりに目が行きがちで、
そもそもあなたが持っている良い点の伸ばす。ということをおざなりにしすぎ。

10人の社員がいたら、10人分のレンアイポイントがあるんですからね。

これ、採用じゃなくても
個人のキャリアでも同じですよー。
できないことを数えるのは10代20代まで。
30代以降は自分にできることを数えて、弱みを伸ばすより、強みをより伸ばす方が、身体的にも精神的にも経済的にもリラックスして生きていける…。

と思います。
お互い、敬われる老人になれるよう今から励みましょうー

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?